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2012年10月の記事

2012年10月28日 (日)

おねがい☆ティーチャー (10/8)

 「あの夏」のベースになっているような作品、ということで興味があったので観てみました。

 ヒロインが宇宙人で、地球にやって来たところを主人公に目撃されて、紆余曲折を経て一緒に暮らすようになる、というストーリーはチョット「あの夏」に似ています。 他にも年上の彼女とか、天然系ヒロインなどなど共通項が色々とあります。

 10年前の作品ということで、絵柄やストーリー構成に仕方に違って時代?を感じさせますけど、恋愛表現がストレートだったり、変に萌え媚びてたりしてないキャラとか昨今の作品に無い良さもあります。

 主人公が抱える「停滞」という謎の病がこのストーリーのキーになっていますが、それで3年間の時間を失い、そのことを隠す為に親元を離れ伯父夫妻のところに居候し、そこで宇宙からやって来たヒロインと出会うことになりますが、年上の女性教師と教え子が夫婦になる(最初は偽装のためだけど)、という背徳的な関係(笑)が全面に出て来て、時折「宇宙人設定」が割とどうでも良くなってる感じですけど、途中でヒロインの家族がやって来たりして、二人の関係を煽ったり、クラスメイトとの間で3角関係になったりしてラブコメらしさを醸し出します。
 サブキャラを絡めた恋愛のベクトルが絡み合って、その辺りが「あの夏」との共通項でもありますけど、「停滞」が絡んでいるキャラがもう一人存在し、彼女の存在がチョット話をややこしくしています。

 結果としてはそれぞれ収まるべきところに収まる、という感じですけど、やっぱりあぶれちゃう子が出て来るんですよね、これが。

 恋愛要素がこの作品のメインな訳ですが、最近の作品ではあまり見ないような生真面目な恋がチョット観ていてくすぐったいような気もします(笑)。
 ヒロインが宇宙人ということを隠す為に偽装結婚をして一緒に暮らすうちに本当の恋愛感情が芽生え、お互いが強く惹かれあうようになる、というのはありきたりなパターンではありますけど、王道?でもあります。
 一応忘れちゃいけないSF要素のおかげで半端じゃない距離を引き裂かれそうになるラストの展開も予定調和的ではありますけど、これまた王道ですね

 しかし最近の作品って、少女マンガ系を別としてこういうストレートな恋愛モノって結構すくないような気がします。
 もっとも私がカバーしてる作品の範囲が狭いので引っ掛かって来ないだけなのかも、ですけど。
 1クール物のオリジナル作品としてコンパクトに仕上げられているストーリー展開は心地良く観易くて、変なエグさや嫌味も無くよく出来ていると思います。
 人物描写もかなりのウェイトを割いていて、サブキャラにもキチンと存在意義があり、この辺りの構成はとても良いです。

 絵柄は年代なりの感じで、ちょっとモッサリしてたり、安定感が微妙になったりすることもありますけど、当時なりに頑張った作品じゃないでしょうか?
 今の目で観るとキャラデザインが古臭く見えますが、それもまた味があって良い?!

 音楽も印象的で結構気に入っちゃいました
 レンタルCDを探したら意外にもまだ生き残っていて借りて来ることが出来ました。
 この作品のOP/EDってKOTOKOさん、川田まみさんそれぞれのアルバムには入って無くて、シングルCDか作品のイメージアルバムじゃないと聞けないことを初めて知りました。
 道理で今まで知らなかった訳だ…

 「あの夏」のルーツ的作品として観た時、確かに似通っていて「なるほど」と思うところが多々あります。
 ただ恋愛の進展の描き方がかなり異なっていて、無暗に裸を見せたりしない代わりに描写すべきところ(謎)はストレートでは無いけれど入れていたりする、という当たり前な?演出になっています。
 「あの夏」ではその辺りが逆になっていて、イキナリ裸見せられてあとは当たり障りないように処理されてるような印象を覚えます。
 時代の流れ?なのか最近の流行なのか?好みの問題ではあるでしょうけど、私はこの作品の方がいいな~と感じました。

2012年10月20日 (土)

じょしらく ニコ動配信版 (7/15~10/8)

 またチョット間が開いてしまいましたけど、チマチマ書いて行きます。
 これもニコ動配信で観ていた夏アニメですけど、「絶望先生」の久米田氏原作ということで期待していました。

 女流落語家達の楽屋での会話を中心に展開する小ネタ談義的な作品で、「生徒会の一存」と似たような舞台立てになっています。
 が、結構あちこち外へ出て行くので、密室率?はあそこまで高くはありません。

 小ネタ満載で、パロディあり、政治的ヤバそうなネタあり、海老蔵イジリ(笑)ありと、色々と詰め込まれている、というか突っ込まれているというか…。
 時事ネタも結構多いので、何年か経ったら意味不明になるかもしれませんけど、言って大丈夫なのかぃ?と思えるようなこともあったりして、途中で圧力掛かって打ち切りになったりするんじゃないかと思っていたら、何やら抗議が来てたらしい…

 メインキャラ5人だけでストーリーが続きますが、謎のマスク・ウーマン、ゲストキャラもホントに端役的だけれど、胡散臭い宗教信者とか楽屋落ち的キャラだったりと、微妙にスパイスが効いていたりして侮れません(?)。

 各エピソードとも全体的に「おふざけ」で殆どシリアスになることが無く、ばら撒かれたネタと皮肉を楽しむ、という感じでしょうか?
 EDの歌詞じゃないですけど、嫌なことも含めてみんな笑い飛ばそう、ってのがテーマといえばテーマなのかな。
 各話の季節感が放映時期と関係無く進んでいたり、背景にある窓の外の景色が一定じゃなく、時にはトンデモナイことになっていたり、演出とか構成でも遊んでいます。

 政治色の強いネタもありますけど、序盤のドギツさをずっと引っ張るのは無理だったのか?中盤以降はその辺りはややマイルドになります。
 原作がどんな感じなのかは知りませんけど、相変わらず久米田氏は無茶をなさる(笑)

 画的には、あまりリアル指向じゃないものの、楽屋の外に出た時はそこそこリアルな背景になっていたりして、中の上くらい? 
 メタなネタの為にワザと動きを無意味に良くしたりするお遊びもあったりして、どこまで素で、どこからがネタなのかよく解らない部分もあります(笑)

 OP/EDの曲はどちらも明るくて元気な感じで良いです。 人前で聞くのは恥ずかしいけど…。 EDの歌詞はとても良いですね。 歌ってる「ももクロ」にはモーレツ宇宙海賊でチョット違和感を感じていたけれど、ここでは良い感じです。

 万人に合うかは微妙ですけど、社会風刺や時事ネタがお好きな方には楽しめる作品じゃないかと思います。 一応萌え系でもあるので?そちら方面がお好きな方にもあうかな?!
 

2012年10月12日 (金)

超訳百人一首 うた恋い。 ニコ動配信版 (7/19~10/8)

 この作品が今年の夏アニメ最高のダークホースでした。
 まったくノーチェック、期待もして無かったし、いえそれ以前に存在すら知らなくって、観てみると、1話目の出だしからしてふざけてるとしか思えなかったんですけど…、お話が進むにつれて思ったのは、

 深く、切なく、儚く、そして美しい!

 なんかふざけたアバンや余韻ブチ壊しなEDすら、本編の哀しさを和らげるための緩衝剤なんじゃないか?と思えるような作品です。

 内容は百人一首に取り上げられている和歌を、歌人が詠んだ状況をちょっとだけ?コメディ・タッチで描いたものですが、タイトルの通り「恋歌」がメインなので、男女の織りなす恋愛模様が綴られる訳です。

 時代的に女性の地位は低く、宮中に居る女性も自由な恋愛は儘ならず、家の都合で相手を決められるのが当たり前という社会。
 そんな中で恋を紡ぐ歌人達の儚くも美しい生き様に涙せずに居られません。

 和歌の訳は文字通り「超訳」で今風な現代文の言い回しで意味を披露されるんですけど、これがなかなかストレートで良いです。
 時にはコミカルな訳をされる和歌もありますけど、その辺りは結構空気読んでます(笑)

 語り部として藤原定家が毎回登場しますが、これが必ずおちゃらけていて、かなり無茶な登場の仕方をします。
 ただ1話冒頭と13話の最後は、彼自身が選んだ百人一首自体に絡むシーンなので、そこだけはマジメになっています。 ラストシーンは締めに相応しい場面になっています。

 構成は毎回1~2組の歌人が取り上げられて、彼らがそれぞれ置かれた立場や、どんな恋愛をしていたのか百人一首に選ばれた和歌の背景を紐解きながら、詠まれる和歌とその訳が描かれます。
 1エピソードはホントに短いと思えるようなものなんですけど、心情的描写がとても細やかで、逢瀬の様も嫌らしくなく美しく描かれています。

 13話の中でハッピーエンドに終わったのはホントに少なく、2話の貞明と綏子くらいじゃないんじゃないかな?という位に悲恋の数々を毎回見せられます。
 それでいて、哀しく切ない話なのに仄かに残る美しい余韻はどこから来るのでしょう?
 それは和歌の持つ言葉の美しさが感じさせるんじゃないかな、と思っています。
 詠った人の想いが凝縮された和歌の持つ表現、美学、あるいは只々篤い想いのパッションがほとばしる言葉のなんという力でしょうか。

 学生時代に否応無く古文の授業を受けてきたわけですけど、受験テクニックとか試験の為の暗記学問的な扱いに終始していたような有様では、とてもそんな美しさや力を感じることは出来ませんでした。
 いえもしかしたら先生方はもっと本質的なことを教えようとしていたのかもしれませんけど、私にそれを感じ取る力がその時に無かったのかもしれません。
 そうならばとても残念な時間を過ごしていたことになりますね…。

 今まさに学生で古文を習っている人に是非観て欲しいです。
 もしかすると、それまで思っていた概念が大きく変わってしまうかもしれないですよ?
 (ただ超訳をそのまま回答に書くと多分点を貰えません!

 全13話のうち、1話だけ「うた変。」というお話が入っています。
 公式アンソロジーの様な番外編で、それまでに登場した歌人達が演じるセルフパロディのような作りになっていて笑わせてくれます。
 本編が切なく哀しいので、その埋め合わせのような感じでしょうか。
 それを挟んで後半に入り、前半より少し下がった年代の歌人達が登場するという構成です。

 アニメ作品としての作りそのものは、超絶作画でもないし、リアリティ追求という訳でも無く、どちらかというと「低予算です!」言わんがばかりの仕上がりで、最近のレベルの高い作品群から見ると、正直残念な部類に入るクオリティかもしれません。
 安定感が足りないし、背景やキャラ画も緻密という訳ではありません。
 ただ本編のエピソードそのもののレベルが高いので、もはや作画なんて凌駕してしまっています(笑)。

 そう、観終わった余韻が「デッサン狂ってる」とか些細なこと(?)を完全に忘れさせています。
 ただし!EDの曲がその余韻をブチ壊してくれるので、はたと現実に引き戻されてしまいますが、あの曲はそれを狙って選ばれたんでしょうか??
 敢えて言わせて貰いますけど、「日本語の持つ美しさ」を表そうとしている作品の最後に崩壊した日本語(というか一部既に日本語ですら無いけど…)の曲を流すってどういう感性してるんでしょうか???
 どうしても納得いかない部分ですね。
 もっと余韻に浸れる相応しい曲を選んで欲しかったです。
 それだけがとても残念でなりません。

2012年10月10日 (水)

織田信奈の野望 ニコ動配信版 (7/19~10/1)

 この作品も私的ダークホースのひとつではあるんですけど、ちょっと弱めかな?
 普通は手を出さないカテゴリの作品なんですけど、なんとなく観てたらハマっちゃいました的な?(笑)

 戦国時代を舞台にした作品って、色々なパターンで作られていますけど、この作品は「主だった武将達が少女(幼女)」になってしまっています!(ぉぃ)
 男性の大きなお友達をとても意識した作品だと思いますけど、もうイチイチあざといというか、「こんなの有り得ないだろ!」と思わず突っ込まずにはいられない無茶なキャラ設定がもうなんとも…、トホホな感じです(苦笑)。

 しかしです。 困ったことに作画が異常なほど良くて綺麗でスピーディに動くんですよ。
 なんか色々と使い方間違ってるんじゃないか?と思う程で、勿体なく感じます…。

 主人公相良良晴は戦国ゲームヲタクで、理由は解からないけど戦国時代に飛ばされて木下藤吉郎に拾われていたけど、藤吉郎が死んでしまい、その代わりとして戦国の世を生きる羽目になる、という出だしから~、織田信長が女の子で信奈ちゃんになってしまっていて、主人公と女信長とラブラブしながら天下統一を目指す!というヒドイ凄いストーリーになっています。
 で、周囲を固める明智光秀や柴田勝家がことごとく女子化していて、ハーレム状態になっています。
 対して敵方に回る武将は殆どそのままなんですけど、まあその辺りは大人の事情…ではなく、あざとい設定ですね(笑)

 ゲームの知識で史実を覚えている主人公が、それを利用してアレコレ手を打って織田勢を勝利に導き、織田軍の中核に登り詰め、信奈とイイ関係になって行くのはまあ良いとして?、歴史干渉を立て続けにやるものだから当然パラドックスが発生して妙な方向へ逸れて行くというお約束も盛り込まれています。
 が、かなり甘いです。 その辺りの設定。 タイムパラドックス舐めんな!(笑)

 良晴個人の取り巻きも形成されますが、こともあろうに竹中半兵衛や五右衛門、ねねも幼稚園児くらいの年齢で、ニコ動で付いたあだ名が相良幼稚園とか…。 ないよ…ありえない…。

 そんなキャラ設定的には無茶苦茶な作品なんですけど、一応ストーリーの本筋自体は、信奈に天下を取らせようとする良晴の一途な思いと、そんな良晴に惹かれる信奈の恋愛模様をメインにしたラブコメ?となっています。
 一応各エピソードも史実をベースにしたものですけど、細部はまあ殆ど創作になってしまっています。 まあ無理もないです(笑)

 原作が何かすら知らずに観ていた訳ですけど、元が膨大なお話なので、当然1クールで収まり切る訳はなく、「続きは2期目で!」という終わり方をしてますけど、京を平定したところで綺麗に切ってあります。
 来年になったらあるんでしょうけど、ちょっとだけ楽しみにしておきます。

 見所はあざとさ全開なキャラの存在と、無駄にハイクオリティな作画という困った取り合わせですけど、これが次も続くと良いですね…。

 あとは2期目以降、パラドックスの発動が広範囲になり、果たして本能寺の変は起こるのか?という辺りが目玉になってくると思いますけど、光秀の扱いが微妙な感じなので、黒幕が違う人物、という設定で起こるのかもしれません。
 ただ信奈が死んでしまったら、そこでお話が終わってしまうので…(以下自重)。

 ということで、カワイイ女の子の武将姿が好きなお方(居るのか?)、ロリ●ンな方にはおススメな作品です。

 

2012年10月 9日 (火)

TARITARI ニコ動配信版 (7/8~10/1)

 続々と終わってる今年の夏アニメですけど、一応本命だった作品です。
 最近のお気に入りPAworksのオリジナル作品ですけど、前作がAnotherでチョット苦手なジャンルの作品だったのでパスしている関係で、「いろは」以来の視聴ということになります。

 雰囲気としては「いろは」路線で、明るく前向きな高校生キャラ達の青春モノです。
 最近流行りつつある?女子3人に男子2人というパターンのメインキャラで、これまた最近の作品に多い「恋愛要素無し」に近い(謎)基本設定になっています。
 面白いのは公式設定とか見ないで観ていると、主人公が誰か判らない(むしろ全員か?)ような構成になっています。
 序盤は来夏(こなつ)が、中盤から和奏(わかな)がやっとそれらしい位置に出て来ます。
 それに乗馬女子(笑)の紗羽(さわ)、バド男子大智(だいち)、帰国子女ウィーンが加わり、突っ走る青春を演じています。

 コンクールでの失敗が元で声楽部で歌わせて貰えない来夏が顧問の教頭に反発して新しく合唱部を立ち上げ、その人数合わせの為に集められたのがこのキャラ達な訳ですが、和奏は元々音楽科の生徒で、訳あって普通科に転科してきた、という設定になっています。
 ここが一応最初の伏線で、音楽を諦めたかのような和奏の心情の変遷がこの作品のストーリーの重要なポイントで、それゆえ彼女が主人公ということになっています。
 そして5人それぞれが自分が本当にやりたいことを見付けて進んで行く、という成長がテーマ、というところでしょうか。

 1クール物ということで、あまり深く掘り下げられている訳でも無く、終盤起こる事件も比較的大きなものではあるけれど、そのものが登場人物達の存在を脅かす性質のものでも無い(ラストへ向かっての舞台設定に過ぎない)ので、ストーリー展開が重くなる要素がほぼ無いです。
 すれ違いや葛藤はあるもの、基本的に前向きなので観ていてストレスをあまり感じません。
 その点が深みが無いと思わせるウィークポイントでもあるんですが、あまりに色々と突っ込まれて胃もたれするようなストーリーだと観ている方も疲れて来るので、13話構成ならこの位で丁度いいんじゃないかな?と思います。

 合唱部のお話なので、もちろん音楽関係のエピソードがある訳ですが、合同発表会に合唱部が参加するために見つけ出した楽譜からストーリーが動き出します。
 最初のエピソードになるその発表会、主人公はあまり前面に出ていないんですけど、来夏と紗羽が引っ張るその展開が超スピーディで、ここでもう終わりなの?!と思う程端折っているのでビックリしました(笑)
 二人だけでステージに立つ羽目になる序盤のクライマックスで歌われる曲の美しさはとても印象的で、それで観る者のハートを鷲掴みみたいな?

 私も、これは凄いわ!と思いましたとも…。

 キチンと歌える声優さんを揃えたんだと思いますが、とにかく上手いです。 キッチリ合唱しています。
 主人公役は音大出の中の人なので当然ですが、みんな凄いです。
 その辺りの作り込みもシッカリ手抜かりなく仕上げられているのも流石です。

 画作りは相変わらず超絶シャープで安定感もあり(時々おかしなところも有るにはあるけど…)文句の付けどころが無いです。
 背景がとても写実的で、実際舞台になっている江ノ電沿線の風景とかよく知ってるんですけど、なんかそのまんま映し出されていて驚いてしまいます。
 学生時代鎌倉周辺とか江ノ電沿線、七里ヶ浜高~鎌高辺りの高台をくまなく歩き回ったことがありまして(謎)、紗羽の家のモデルになったお家とかもどこにあるかまで覚えています(笑)
 なんか懐かしい思い出もおまけに付いて来た!ような不思議な感覚です。

 夏アニメの本命としてはダークホースが異彩を放ち過ぎていて、ちょっと軽めな分、影が薄くなっちゃってますけど、誰にでもおススメ出来る良品だと思います。
 

2012年10月 8日 (月)

ゆるゆり♪♪ ニコ動配信版 (~9/24)

 チョイと時間が経ってますけど書き忘れていたので、チョロっと触れておきます。

 前作の印象がちょっと薄れていて、あまり明確にそうだとは言い辛いんですけど、

 百合成分キツくなってない?!

 イメージ的には、女の子同士がキャッキャおふざけしてるだけ、って感じだったんですけど、やや踏み込んだ感が出て来てるような? いえ、気のせいかもしれませんけど。

 2期目ということで、学年が変わらないままエピソード・ネタが2順目に入るという「さざえさん時空化」が起こってしまっていますが、それをまたネタにしているとか、もうナンデモあり的な開き直り?を見せています。

 一つひとつのエピソードは終盤を除いて、これといってどうという中身じゃなく、キャラ同士のやり取りで終始しているような感じです。
 相変わらずあかりの存在感の無さを弄っていたりですけど、ちなつや櫻子&向日葵のウェイトが大きくなっている様です。

 終盤のエピソードでは丸々1話分を費やしてあかりが主役?になっているタイムスリップ物があったりして、珍しくやや気合いが入っています。

 どうもこの手の作品って書き様が無い、というか書くことを見出せないんですけど、何も考えずにボ~~~ッと観るには(いや眺めるか?)丁度いいんですよね。
 ストーリーの中身が無いので、伏線がどうの、言わんとしていることが何なのと、あれこれ読み取る必要も無く、受け手が構えなくてよいのが嬉しい?です。

 疲れている時にいいんですよ、こういうの…。
 あまりにおバカ過ぎると逆に脳が煮えそうになってかえって逆効果なんですけど(私的には)、この作品は丁度良い具合になっています。
 ほど良いとろけ具合にしてくれる、というところでしょうか。
 ただ思考が死んでるので、観終わった後に殆ど内容を覚えていなかったりしますが…
 

2012年10月 3日 (水)

人類は衰退しました (~9/23)

 今年の夏アニメの中でのダークホースその1です。
 全く予備知識無しで1話目を観た時からハマってしまいました(笑)

 タイトルが怪しげなんですが、世界観的には「ヨコハマ買い出し紀行」に近いものがあります。
 但し雰囲気はまったく異なり、ほとんど悲壮感が無いのは人間に代わって地球の新しい人類になっている「妖精さん」の存在が大きいと思います。
 またパステル調の柔らかい色使いでほんわかした描画のキャラや背景が優しい感じですが、主人公を始めとした登場するキャラの腹黒さ(笑)、キツさが対照的で面白いです。

 今あるような人の社会システムが維持出来なくなり、教育機関すら無くなってしまった世界、食べる物の供給も滞り、自給自足生活のような状態で、人々は諦観しているようでいて、何故か同人誌文化(しかもBLの!)が登場したりと、何やら支離滅裂な状況も現れますが、奇妙な明るさを持った不思議な雰囲気を醸し出す作品世界が良い味出してます。

 妖精さんは楽しいことが好きで、楽しませると勝手に増殖して溢れ返ってしまうという謎な設定なのですけど、「楽しませる」という行為は人の側から与えられ、時に見返り?として妖精さんからお返しがあったりするんですが、これが微妙にズレていて、結局もとの木阿弥になったり、崩壊したりと必ず上手く行かないのがお約束のようになっています(笑)
 主人公のお菓子作りの才能がエピソードのカギになっていることもあります。

 この作品、時系列が崩されていて、ランダムにエピソードが放り込まれているのですが、それ程面倒なことにはなっていません。
 微妙に前後しながら時系列の流れを遡っていくような形になっているので、後半になるにしたがって、より過去のお話になっています。
 原作もこうなっているのかは不明ですけど、主人公の人間関係の醸成や人社会の衰退具合の有様が見れて興味深いです。

 1クール分の作品では原作の一部しか消化していないと思われますが、続きが気になります。
 人類が衰退した理由とか、行く先がどうなるのか? 妖精さんの正体(簡単には触れられていたけど)や、人類の前に現れたのはなぜか? なんてことを掘り下げてる作品には見えないけれど(ぉぃ)、世界観の深いところとか描いてくれたら面白いと思うんですけど、どうでしょうね?

 一見スローペースのように思えるストーリー展開ですが、内容が結構詰まっていて、あっという間に一話が終わってしまいます。
 一部を除き、1エピソード2話構成という時々見かける作りになっていますけど、まとめ方が上手く、適度な期待感を持たせる中締めからラストに掛けての展開が時に意外性があって面白いです。
 最終話を除き、変に感動させようとか考えてない、というかどちらかと言うと皮肉っていたり、シレっとした素っ気なさでいてチョットいい話風だったりと、気持ち少しだけドライな仕上がり具合って感じ?
 あざとい泣けなけ攻撃や、小ネタに走ったりするでもなく(皆無でもないけど)、堂々と?作品本来の持ち味だけで勝負してるのが好感触です。
 どうもラノベ原作の作品って、これはチョットねぇ~…って、言うのが目に付いたりするので、その中ではこの作品は光っていると思います。

 絵柄だけ見ていると、やや騙された(笑)ようなお話ですけど、そのギャップも売りになるのでしょうか。
 時々安定感を失う時もありますけど、概ね良好な作画で(動きに期待はしないでね)ストレスは感じません。
 OP/EDの曲がとても印象的で私的にはかなりキテマス

 ホント面白い作品を拾いました!

2012年10月 2日 (火)

ヨルムンガンド (9/23)

 ニコ動配信でフォローしていた作品ですけど、記事にするタイミングを逃してしまっているうちに、「一挙配信」があったので、再度観直してみました。

 この作品、漫画原作で既に連載が終了しているそうなのですが、それを待ってキチンと終わりまでやる、というスタンスで分割2クール作品として作られています(たぶん…)。
 いつものように原作は読んだこと無いので、アニメのみでの評価になります。

 主人公は若い女性武器商人ココ・ヘクマティアル、そして彼女に雇われた私兵集団の面々が繰り広げるガン・アクション作品という雰囲気ですけど、ココに雇われた少年兵ヨナの登場から始まるストーリーは、時にヨナの語る過去形のモノローグにチョット引っ掛かるものを感じます。 
 「僕は武器商人と旅をした~」云々というフレーズなんですけど、ヨナの回想という形で閉められるのかな?と思ってみたり…。
 もっとも1期目が終わったところでは、全くそんな素振りは無く、終わりの予想がつきません。

 少々コメディっぽいところもありますけど、全体的にはややシリアス成分が強いと思います。
 ヨナ君を始め、個々の私兵メンバー達の過去話も順番にあり、それで半分くらいは消化していますけど、まだ経緯のハッキリしないメンバーが残っています。
 また序盤のやや大きなエピソード「ノーパン女子高生(ぉぃ)」の回でココが彼女に語った(聞こえなかったけど…)、「武器商人をしている意味」がこの作品の大きなカギなんだと思います。
 本業はあくまで武器を売ることで、戦闘をすることは本意ではない筈なんですが、設定上?殆ど毎回のように銃撃戦になってしまうのは困ったものです(笑)

 主人公を始めメインとして登場する私兵達他のレギュラー、毎回登場するゲストキャラ達も個性的で良くキャラが立っています。
 ゲストを含めると女性キャラが結構多いですが、チョット百合濃度が高い…。 というか異性間恋愛要素が無い?! 
 戦争モノでは無いけれど、殆ど似たようなことしてる中身の作品にしては男臭さというか、女性を絡めたドロドロの人間模様とか、そういう部分が綺麗サッパリ欠落しているのが何となく奇妙な気がしないでもないです。
 この作品に限らず、そういった要素を完全に排除しているのが昨今のアニメ作品の風潮のようになってしまっていますね。
 そういうのって、ある意味観易いんですけど、サッパリし過ぎて何か物足りないとか、残って来るものが無いというか、恋愛要素が皆無だと人の存在理由が希薄になってしまうような気がするんですが…。
 変に潔癖症になってる大きなお友達への配慮にしても度を越してないかぁ?と思う今日この頃です(笑)

 この作品のテーマってなんだろう?って考える、というは大袈裟ですけど、今のところハッキリしたものが見えて来ません。
 ただ世間一般?では背徳的な武器商人という立場に身を置く主人公の葛藤とか、武器によって家族を殺され、その存在に憎しみを覚えつつも、武器を取って戦うことを生業としているヨナの思いとか、その辺りの経緯とかグルグルかき混ぜて導き出される答えはあるのでしょうか?
 投げっぱなしとか、みんな居なくなって「やはり争いは虚しい」とだけ言いたげな全滅エンドなんかは勘弁して欲しいです…。

 キャラデザインがチョット劇画的?で、女性キャラが特に特徴的な絵柄なんですけど、チョット好き嫌いが出るかも?
 絵柄は背景やメカ類がシャープな感じでCGバリバリな飛行機や車も上手く処理されていて、あまり浮き上がった感じがしません。
 安定感は十分あると思います。

 今月から2期目がスタートして、そろそろニコ動での配信が始まりますけど、かなり楽しみです。

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