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2012年4月15日 (日)

花咲くいろは (4/6~15)

 昨年幾つかあったオリジナル・ストーリーの良作アニメの一つですね。
 ニコ動配信を観終わった後で一度記事を書こうかと思ったんですけど、その時は忙しさについつい書きそびれてしまいました。
 改めて観直すと新しい発見もあったりして?興味深く観ることが出来ました。

 一応萌えアニメ的なキャラ設定や絵柄ではありますけど、この作品では恋愛要素を排除せず、主人公の東京時代の彼氏?との双方一方通行の片思い、そこに喜翆荘面々が絡んでの三角関係があったり?と設定的には昼ドラのようなドロドロとした愛憎劇になりそうな不吉なものもありましたけど、まあそんなことにはなりませんでした。

 構成と脚本が岡田磨里さんということで、ちょっと不安なところもあったんですけど、この作品ではポジティブで明るい?方向に終始していたのでホッとしました(笑)
 私の好みとこの方の脚本って、相性が良いのか悪いのかよく解らないですねぇ…。
 凄く好きな時もあれば、どうしようもなく嫌いな時もあります。
 色々書き分け出来る人、というのは良く解るんですけど、波長が合うかどうかは人それぞれというところでしょうか?
 でも実力のある方だとは思います。

 メインのテーマは主人公の緒花を始めとした登場人物達の成長を描くものだと思います。
 緒花の恋模様と、祖母であり女将のスイ、そして母親である皐月との母子3代それぞれの喜翆荘への想いから紡ぎ出されるドラマの数々が後半怒涛のように押し寄せ、物語をクライマックスへ進めて行きます。
 序盤はありがちなキャラを愛でるだけのような軽いノリだったのが、数々の問題を経て次第に熱くなってゆく展開、民子と緒花、そして徹の奇妙な三角関係、女将スイの喜翆荘への、そして子供達へ、従業員への想いから旅館を畳む決心をするくだりは当初の予想を遥かに超えて胸を熱くする展開でした。

 メインが女子高生3人組みということで、萌え要素満点、サービスの入浴シーンも度々登場して、男性ファンのハート鷲掴みな?(笑)演出もありですけど、私的には母子3代の想いの丈がそれぞれ違うにも関わらず、ベクトルが同じ方向に向いていた、というのが良かったですねぇ

 やっぱり、誰がみても貴方達は母娘ですよ!

 と思いましたよ、うん。 まあ架空のキャラではあるんですけどね…(笑)
 周辺のキャラも良い味出していて無駄が無く、無用なキャラは居ないんじゃないかな?と思えるくらいまとまりが良かったです。
 旅館組合の他の旦那さんや女将さんの影はやや薄いですけど、まあこの辺りからはモブ扱いかしら?
 ピント外れで、小生意気な(笑)崇子も結婚と前後して妙にマトモになって来たし、結名ちゃんもただの天然おバカキャラじゃないというところも見せていたし、なんか良い感じでした。

 反面男性キャラのパンチがやや弱く、男性メイン挌の徹にしてもイマイチ押しが弱いというか、空気読めているのか居ないのか、って感じでした。 最後の最後で少し見せてはいましたけど。

 それにしても女性キャラの強さと来たら、脚本が女性ということもあるかと思うんですけど、強いつよい!(笑)
 特にスイさんの魅力と言ったら正にラスボス!に相応しい存在感でストーリーを引っ張っていました。
 対する緒花の迷いながらもストレートな爆走ぶりも見事で、周囲をも巻き込んで突っ走らせるエネルギーは観ている側にも元気を振りまいているようでした。

 個々のキャラクターの描かれ方が鮮烈で瑞々しく、とても好感が持てるのがこの作品の売りの一つだと思います。
 割とキャラの味付けに無頓着な私ではありますけど、この作品ではとても気になるポイントになっていました。

 あと特筆するべきなのは作画の綺麗さと安定感でしょう!
 P.A.WORKSの設立10周年記念作品とのことで、当然気合いが入っていたと思いますけど、背景のリアルかつシャープなことは見事としか言いようがありません。
 時々?と思うことがありましたけど、キャラの安定感も十分じゃないでしょうか? というかこの水準で2クール分維持出来ている作品って稀有な存在だと思います。
 CGを上手に使いながら自然に動きまわるキャラ達の躍動感も素晴らしいです。

 実在の温泉街や周囲の情景を取り込んで描かれる背景は美しく、実際に訪れた方の訪問記を見たりすると本当にリアルに再現されているんだ!と実感出来ます。
 喜翆荘のモデルが実在した、というのが驚きでしたけど、残念ながら既に取り壊されてもう見ることが出来ない、ということが惜しいです。
 古い建物を維持管理することの難しさは理解出来ますけど、なんか寂しいですね。
 喜翆荘は無くても、いつか必ず行ってみたい!と思います。
 その時は結名ちゃんの旅館にでも泊めて貰いましょうか(笑)
 ぼんぼり祭りが定着すると良いですね。

 昨年はホントに色々と有った一年でしたけど、この作品に出会えて嬉しかったです。
 間違いなく2011年を代表する作品だと思います。
 続編の制作も始まっているようですけど、この心地よい作品世界を続けて欲しいと思います。

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