2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

最近のトラックバック

Amazon ウィジェット

無料ブログはココログ

« Working'!! ニコ動配信版 (~1/2) | トップページ | BLOOD-C ニコ動配信版 (~10/7) »

2012年1月 4日 (水)

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 (1/3~4)

タイトル長っ!

 この作品、観たら絶対泣くっ!と思っていたので全巻で揃って一気に観れるタイミングを探していました。
 やっぱり、こういう時期じゃないと観れないよね。
 作品世界と違って、今は真冬真っ盛りですけど(笑)
 結果は…

 大号泣です

 もうダメですね、こういうストーリー。
 ある意味、設定からしてあざとい「泣け泣けアニメ」というのが見え見えなんですけど、それが判っていながら入り込んでしまって涙を流さずにはいられない、という脚本や構成の妙が効いています。
 ここ最近、岡田磨里脚本の作品を多く目にしますけど、波長が合うんだか合わないんだかよく解らないです(苦笑)
 凄く良い時もあれば、なんか嫌な感じの時もあるし、色々書き分けられる引き出し持った人って、ことなんでしょうけど、今回はかなり良い方ですね~。
 ただ、色系表現が時々ドぎついので、そこが嫌いです。

 幼馴染6人組みの「超平和バスターズ」。
 その中の「めんま」があることが切っ掛けで死んでしまい、彼らが高校1年の夏休み、突如主人公「じんたん」のところに幽霊となって現れるところから物語が始まります。
 幽霊と言っても彼女はじんたんだけに見え、触れ合ったり、食事をしたり出来るというかなり風変わりな存在です。
 じんたんは受験の失敗から不本意な高校に入学することになり、僅かの期間登校しただけで家に引き籠ってしまっています。
 めんま出現から、かつてのバスターズの面々と次々に再会することになり、やがて彼らは幽霊めんまの存在を知り、彼女を成仏させようと動き出すことになりますが、それは「あの時」へ戻る後悔と独白への旅でもありました。
 そしてめんまは、バスターズはどうなるのでしょう?

 という感じのお話ですが、筋立てからしてヤバそうな雰囲気がしてるし、幽霊だけど殆ど人間と変わらないめんまが主人公だけにしか見えず、しかも彼にだけ触れ合うことが出来るという特権(笑)があざとかったりしますが、その辺りも後々ストーリーの鍵であることが解ります。

 めんまの死という、当時小学4年生くらい?の彼らにとっては大き過ぎる事件はその後の人生に影となって付き纏い、苦悩から自らを誤魔化し、偽りの感情や行動で平静を装っていた訳ですが、幽霊めんまの登場(ある意味降臨か?)によって、それが暴き出され、そこから彼らが開放されて行く様を描いて行くことがこの作品のテーマとなっています。

 終盤の怒涛の葛藤劇が観ていて凄まじいものを感じますが、各キャラの本心の吐露がラストへ向かっての加速装置になり、いやが上にも琴線をかき乱されずには居られません。
 めんまが成仏出来ない理由を探し、それを叶えてあげよう、という目的の裏には彼らそれぞれの思惑が働いていて、それ故か見当違いなことをしてみたり、散々苦労して為し得たにも関わらず、それが違っていたり、そもそもめんま本人が忘れていることなので、元から難題だったわけはあるんですけど…。
 結局、めんまの望みは意外なところから、意外な結果になっていたのでした。

 じんたん、あなる(このあだ名はダメだろw)、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽ、そしてめんま、それぞれが過去の蟠り、自らのエゴを解放した時、彼らの目的が達成されることになります。
 その後、やっと自分たちの人生に戻って行くことでめんまの願いが成就するんですよね(涙)。

 ここであまりストーリー云々を書き綴りたくはないので、この辺りで止めときますけど、オリジナル作品として、ホントよく出来てますよ、コレ。
 2011年はオリジナル原作の当たり年だったんじゃないかな?、といっても数えるほどしかないけど…。

 幽霊ファンタジーというありがちな題材ですけど、キャラの心情描写が途方も無く濃厚で、メイン6人だけでなく、じんたんとめんまの両親はじめ、周辺の人々もキッチリ書き込まれていて疎かにされていないのが凄いです。
 皆それぞれ思惑があり、それが意図せず周囲に伝播して、彼らの人間関係が歪になってしまったのを、姿は成長しているけど中身は小学生のまんまなめんまが現れてそれを真っ直ぐにして行く、という筋立てがとても良いです。
 やや過剰な演出とも取れるところが無きにしも非ずですけど、もう終盤は引きずられて涙腺がエライことになってしまいました(苦笑)。

 キャラの絵柄はやや緩めな感じですけど、比較的安定感もあり、観ていてあまり気に障るところはありませんでした。
 背景の描き込みは凄くて、「あぁ秩父だね!」って感じでリアルに再現されています。

 音楽も良質で、よく画と合っていました。
 OP/EDも良くて、時間節約の為にいつもは飛ばしてることが多い私ですけど、ついつい見てしまいます。
 EDの曲は他のアニメでもEDとして使われてましたけど、これはこれで良かったです。
 モノクロームな背景が、ぱぁ~っと花模様に変わるところなんか印象的ですね。
 曲の歌詞が合いすぎている(笑)ような気もします。

 ともあれ、2011年のアニメではこれまた超おススメで、間違いなくトップレベルの作品です。
 ストーリー自体はアニメでなくても、という気もしますけれど、アニメだから実像を使ったやらしさが出ないとも思え、そういうところも上手く抑えた演出がされています。
 ちょっとだけキワドイとこもありますけどネ。

 アニメ好きなら観といて損はしないです、うん。

« Working'!! ニコ動配信版 (~1/2) | トップページ | BLOOD-C ニコ動配信版 (~10/7) »

アニメ雑感2012」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 (1/3~4):

« Working'!! ニコ動配信版 (~1/2) | トップページ | BLOOD-C ニコ動配信版 (~10/7) »