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2011年5月の記事

2011年5月28日 (土)

私的おすすめ萌アニメTOP30+? 選考理由

 今回は「私的萌え?アニメTOP15+1」のリメイク、という感じで選考基準を大幅に変えてチョイスしてみました。
 選考基準は、

1.作品の中に占める萌え要素の比率が高いこと
2.萌え要素の多彩さ

 というところです。
 作品の質自体は評価の対象にしていないので、「私的アニメTOP30シリーズ」(笑)で行っている採点方式の評価はしていません。
 ただ感覚的に「こんな感じ」程度の理由で並べていますので、それ程厳密なものじゃありません。
 また抽出した萌え要素もネタ的な感じで仕上げています(一部萌にすらなってないものがありますw)。
 今回の動画での順位と合わせて、私の採点方法による順位も合わせて掲載しますので、ご参考になれば、と思います。
 2011.5.28時点で374タイトルが視聴済みになっていますので、その中で何位に位置するか?ということになります。
 なお採点方法の導入が始まる前に視聴済みの作品については「再評価待ち」としておきます。
 上位に来ると思われる作品が多数あり、順位変動の可能性が非常に高いのであくまで暫定的なものとお考えください。

30位 あそびにいくヨ! (159/374位)

 キャーティア星人のエリスをはじめ、彼女たちのネコ耳しっぽ付という姿がポイント高いんじゃないかなぁ。 お約束な幼馴染+クラスメイト、そして大富豪の孫娘とか基本的なハーレム要員は揃っています。
 地球側のメイン女子二人の設定に違和感を感じますけど、まあいいかぁ(笑)
 アシストロイドの可愛らしさもポイント高いです。 個性的で喋れない彼らですけど、中盤のエピソードで、どうしてその容姿で喋れないのか?という謎解きエピソードがあり、これが結構泣かせます。

29位 乃木坂春香の秘密 シリーズ (1:再評価待ち、2:223/374位)

 主人公と同じクラスの大財閥令嬢が実はヲタクだった、という秘密が切っ掛けにラブラブになる二人をめぐるラブコメです。 ヒロインの妹やメイド隊、その他のキャラが絡むハーレム展開や生温いシリアスパートなんかもありますけど基本的には予定調和なストーリーです。
 ヒロインの中の人能登さんと、狙いまくったキャラ設定に萌える?
 メイド隊のちびっ子キャラの中の人が釘宮嬢で、まともなセリフが無いのにそうだと判るというのがある意味凄いです。

28位 これはゾンビですか? (ニコ動視聴済み、DVD視聴途中完結評価待ち)

 レギュラーのTOP30では対象外になるんですけど、ここではOKということで(笑)
 ゾンビの主人公を中心にしたハーレム展開はお約束のアクション・ラブコメというところでしょうか?
 かなり無茶苦茶なストーリー展開で、何がやりたいのかよく解らない作品ですけど、その滅茶苦茶ぶりが可笑しいです(笑) 無口甲冑少女に、魔女っ子、巨乳吸血忍者などなど、ヒロイン達もかなり立ちまくった子ばかりでキャラ萌えな人を鷲掴みにするんじゃないかと思います。

27位 かみちゅ! (再評価待ち)

 可愛らしい中学生の神様の奮闘を描きます。
 朝起きたら神様になっていた!というプロットが面白いですが、意外と真面目な作りで、良い話系のエピソードが多いです。
 萌え要素的には弱めかもしれませんけど、女子中学生が好きな人には…、って危険ですね(笑)

26位 美鳥の日々 (116/374位)

 ストーリー的には結構好きだったりします。
 ある朝起きたら右手が女の子になっていた!というチョット危ないプロットです(笑)
 主人公はこの女の子の正体を知らず、なぜ自分のもとに来たのかすら知らない状態でストーリーが始まりますが、この奇妙な共棲生活を通して二人の成長を描きます。
 これもキワモノっぽいプロットに騙されがちですけど、良い話系です。
 彼女と手の繋ぎ目がどうなっているのか、とっても不思議ですがグロそうですよね?(謎)
 あとトイレとお風呂のことも…、ってエピソードにあったかな?

25位 SHUFFLE! (再評価待ち)

 主人公の元に毎朝通ってくる幼馴染、隣に引っ越してきた神と悪魔の娘などなど、異世界の住人が普通に共存している世界のファンタジックな設定ですけど、ハーレム展開はお約束です。
 後半になるとデレデレ展開がチョット怖いヤンデレ展開になるという…。
 甘々な展開に飽きた頃に激辛なエピソードを叩き込まれます。

24位 乙女はお姉さまに恋してる (再評価待ち)

 私的に結構ツボにハマってしまった作品です。
 祖父の遺言で名門女子高に転入する羽目になった主人公は当然?!男の子(笑)。
 幼馴染の手引きで寮に入り、そこの後輩達にも囲まれながらの女子高ライフをおくることになりますが、主人公の可愛らしさといったら(笑)
 エルダー制度の設定が秀逸で、エルダーに推されたことからツンデレ生徒会長や、曰くありげな紫苑さんなども絡み色々と事件が起きます(大した事件じゃないけど)。
 上流っぽいキャッキャウフフがお好きな方におススメです?

23位 ゼロの使い魔シリーズ (再評価待ち)

 アニメ復帰後の初期に観始めたんですけど、意外と結構面白かったような印象が強いです。
 ツンデレ全開な釘宮ルイーズが看板ですけど、モテ過ぎる主人公にはオカマさんも惹きつけられてしまうという有様(笑)
 2期目のラスト近くの感動的なエピソードから大ラスのぶち壊し(笑)、さらに煮え切らない3期目のストーリーには?ですけど、3期は能登萌えという要素もあります。

22位 ちょびっツ (106/374位)

 総合評価でもかなり善戦しています。
 恋愛対象が人外というのは時々見かけます。
 人型ロボットとかアンドロイドとか、姿かたちが似ている、というかほぼ同一という相手は、見た目では「まあアリかな」とも思いますけど、冷静に見ると倫理的にはアウトなんじゃ?
 この作品では拾って来て、無の状態から主人公が育成して行く、というところがポイントで、作中に多数出てくる人型ロボットと比べてもやや異質な「彼女」の素性が終盤のカギになっています。
 ストーリー的にもキッチリ観れる作品だと思います。

21位 ぱにぽにだっしゅ! (112/374位)

 新房Xシャフト作品の今のスタイルが強く打ち出された最初の作品?らしいです。
かなりシュールな日常系で、小ネタ的アイテムが無数に散りばめられた演出に癖があり、どうやらかなり好き嫌いが出る作品のようです。
 私的には新房監督研究の一環で観たんですけど、序盤はなんか凄く取っつき難かったんですけど、次第に馴染んでくるのがわかりました(笑)
 OPやEDの凝り様やしつこい板書のネタとか濃ゆいキャラ設定を是と取るか拒絶するか、難しいところです。
 キャラの数が多く、主人公を含めほぼ女子キャラで固められているので恋愛要素は無く、やや乾いたシュールな萌えエッセンスを感じるかも?

20位 ネギま!? (157/374位)

 シリーズと言って良いのかわかりませんけど、前作がなんか色々問題ありで、仕切り直し?かと思ったらそうでも無かったという…。
 こちらも新房Xシャフト作品なので普通の訳が無いんですけど(笑)、↑と似た演出を取り入れて、その上原作から徹底的に離れていってしまうストーリー展開なので、人物設定を生かした別物と思った方が良いかもしれません。
 とにかく1クラス分の生徒が居るハーレムなのでもう大変です。
 主要なキャラはその内の1/3位?なので、よく知る機会が無いうちに終わってしまうかもしれません。
 私的には能登萌えが強いので(笑)、本屋ちゃんが好きです。
 明日菜が只の頭のネジが緩い子になってしまっているのが残念です(苦笑)。
 色々パターンのあるOP/EDですけど、OP曲を使っている最終話のEDバージョンを使いました(生徒全員ボーカル版)。

19位 月詠-MOON PHASE- (143/374位)

 OPからすっ飛ばしている作品ですが、これも新房Xシャフト作品です。
 もう好きだから仕方ない(笑)
 ネコ耳アニメでは有名作品ですけど、ネコ耳には殆ど意味が無いというのがナントモ…。
 ストーリーはややシリアス展開もありで、ヴァンパイアものとしてのポイントも押さえてあり、妖怪ファンタジーとしても一応観れるかと思います。
 やはり演出に癖があるので、好き嫌いはあるかもです。
 私的には終盤の動くEDが好きですけど、やはり萌え具合はOPの方が解り易すそうだったのでそちらにしました。

18位 D.C. ダ・カーポ 無印 (197/374位)

 結局いま現在続編は観ていないんです(ぉぃ)
 ファンタジックなハーレムものでロボットとか動物とかいろいろと人外の子も交じっています。
 前半の終わりに何故か中の人のプロモーション映像のような実写があり本編が削られていますが、それが無くなると途端にシリアス感が増し、これまでの砂糖菓子のような展開が嘘のようにシビアになってきます。
 もうハンカチが必須のように次々と涙を誘う展開が襲ってくるのである意味SHUFFLE!以上に危険です。
 やや総合順位が低めに来てますけど、実写分が-ポイントですね(苦笑)

17位 咲-Saki- (135/374位)

 内容の割に総合順位が高めですけど(ぉぃ)、これは多分に演出効果が効いています。
 私は麻雀のことが全然わからないんですけど、なんか無駄にド派手な演出でついつい引き込まれてしまいます。
 高校の麻雀部という設定自体ありえないんですけど、その全国大会予選とか!(笑)
 百合ハッピー的主人公とヒロイン?ですけど、サブキャラのタコス釘宮が少々ウザいことを除けば(笑)、まあOKかな?
 対戦相手の描写もそれぞれきちんと入れてあって構成は良かったと思います。
 ステルスちゃん結構好きかも。

16位 ちょこッとSister (234/374位)

 こちらは総合順位がやや低めですけど、あまりストーリーなどに目立った特徴が無いからでしょうね。
 一人暮らしの大学生の元にイキナリ小学生高学年(くらい)の妹が放り込まれたら?という設定ですけど、その唐突さを除くとあまり印象に残らない程度のストーリーです。
 主人公の妹相手に恋愛感情云々は無く、それは普通に大人の女性に向けられるので、まあ普通に観れます。
 最近はヤバめな展開の作品もあったりするので、そういう意味では無難な作品です。
 ヒロインちょこの可愛さに萌えるかどうかでしょうか?
 EDの方がそれっぽいので、そちらを使いました。

15位 シスタープリンセス (再評価待ち)

 再評価する気力が起きるかな?(ぉぃ)
 とにかく妹だらけで、妹萌えの人必見だと思いますけど、少々前の作品ということでキャラデザインや作画の安定感にハンデがあるでしょう。
 結構謎を含んだ設定だったりしますが、あまりストーリー云々が言うような作品ではないと思うので基本は萌え萌えでOK?
 狂言回しの山田君が少々ウザったいんですが、箸休めには丁度良いんでしょうか。
 前作でもランクインさせてますけど、萌要素という点では高いと思います。

14位 生徒会の一存 (175/374位)

 結構最近の作品ですけど、意外な演出が新鮮で面白かったです。
 中身は無いに等しく、アキバ系のネタとかをこねくり回しているだけなんですけど、舞台設定が閉鎖された空間に終始するという特異な演出で興味深いです。
 主人公を中心としたハーレムパターンですけど、明確に主人公に対する恋愛感情云々は出て来ません。
 その辺りの煮え切らない関係というのも最近の萌えだけ作品のポイントかもしれません。
 新人声優が殆どという感じですけど、みんな結構上手でしたね。
 基本的にはキャラ萌えのみに依存してるような雰囲気です。
 OPの意外な良さと裏腹なEDの壊れっぷりが奇妙に印象的です(笑)

13位 魔法少女リリカルなのは シリーズ (TVシリーズ:再評価待ち、劇場版1st. 127/374位)

 実は3期目はまだ見ていません…。
 魔法少女と名乗っていても、なんか治癒系を除くとレーザーをバンバン撃ち合っているだけのようなシリーズです。
 主役のなのはと対戦することになる相手の設定が良くて、単なる悪役になっていないところが良いですね。
 TV最初の2本は小学生がヒロインということで、やや危険な香り?もしますけど、ストーリー自体はかなりマトモです。
 相手役の子がなかなか苦労人だったして、そちらに感情移入してしまう人も多いはず。
 その一方最終破壊兵器のようの威力の魔砲はどうなんだ?という突っ込みも(笑)
 奇妙なバランス感覚を持ったシリーズかもしれません。
 そろそろ3期目を観ようかな…。

12位 ひだまりスケッチ シリーズ (1:87/374位、2:再評価待ち、3:85/374位)

 これも新房Xシャフト作品ということで、私的にはポイント高いです。
 総合評価では今回の顔ぶれの中でもかなりの上位作品かも?
 まったり日常系の中でも無類の作品ですけど、演出の特異さでやや異彩を放っています。
 キャラデザインの癖があるので、好き嫌いは出そうです。
 あったらいいな、という夢のような人間関係が素敵です(照笑)。

11位 花右京メイド隊 シリーズ (再評価待ち)

 以前メイド物ばかり集中的に観てた時期があって、その時観たものです。
 同じ原作でリメイクされているという珍しい作品ですけど、エピソードの被りを最小にしている、という配慮?がされています。
 ありえないメイド系的な設定ですけど、「メイド隊」という設定を初めて見たのがこの作品です。
 このシリーズも初編が10年前ということで、やや年代掛かって来ていますけど、設定やストーリーは悪く無いです。
 動画で挙げているのはリメイク版のOPですけど、こちらは作画も良くなっていたような?
 メイド長がヒロインですけど、メイド隊のメンバーがハーレム構成要員のようになっています。
 ここに無口な幼女?メイドが登場しているんですけど、同系統の作品に似たような設定があるのはこれの影響なんでしょうか?

10位 藍より青し シリーズ (1:105/374位、2:138/374位)

 主人公が大学生ということで登場人物の年齢設定が高めです。
 ということで恋愛モノのこの作品では逢瀬の描写なんかが出て来ますので、そういうのがダメな人には不向きですが、直接的な表現は出て来ないのでエロ云々とは無縁です。
 但しヒロインの裸は結構出てくるかも?(苦笑)
 訳ありな主人公とそれを追いかけて来た許婚のお話で、彼らに紆余曲折あって集まって来た疑似ハーレム要員が絡んでのドタバタありのラブコメという感じです。
 ただメイン二人のお家事情が絡んでのシリアス展開もありです。
 2期目ではサブキャラにスポットが当たり、メインの二人はやや脇役に回るような展開もあります。
 ストーリーがしっとりと良い感じなので、ただ萌えだけの作品という訳ではありません。

9位 CLANNAD シリーズ (1:49/374位、2:32/374位、劇場版:218/374位)

 ゲーム原作の散漫な並列構成がチョット引っ掛かるんですけど、主軸のストーリーは良いと思います。
 主人公のハーレム展開ではありますが、最初からヒロインしか見ていないので、一方通行なハーレム展開ですね。
 個々の女子キャラにエピソードが用意されていたりするので、2期を通して観ると番外編を入れて4クール弱の長さがあるのがちょと辛いです。
 原作ファンへのサービス的番外編があることを考えると、少々気遣いが過ぎるように思います。
 渚メインの流れだけなら1クールでも纏まるんじゃないかと思うんですけど…。
 あ、そういえば春原君のエピソードもありましたけど、あれは一応妹ちゃんのエピソードと取った方が良いんでしょうね?
 作品自体は京アニ制作だけあって、映像としての質は非常に高いです。
 ストーリーも泣け泣け攻撃が凄まじく、ハンカチ必須ですけど、ちょっとやり過ぎ感もあるかも?
 キャラの萌え要素は強いと思いますけど、ちょっとこのランキングの趣旨からすると上位に上げ過ぎたかも?(笑)
 劇場版はストーリーの構築自体がTVシリーズと異なり、全くのアナザーストーリーになっています。
 構成はコンパクトにまとめ上げられていて良いのですけど、多分原作ファンには微妙ではないかと、また萌え要素的にも全体にシリアス展開なので、ちょっとキャラ萌えにも厳しいかもしれません。

8位 涼宮ハルヒの憂鬱 シリーズ (1:67/374位、2:129/374位、劇場版:11/374位)

 なんかどっかで見た順列になっています(苦笑)
 アニメ復帰初期に観て、かなりツボにハマってしまった作品で、巧みな構成と意表を突く展開が高品質な作画と相まってポイント高いです。
 キャラの設定も一つのパターンを創り出すほどの奇抜さ(この時点では)で、良い感じです。
 何がやりたいのか?という点では??ですけど(笑)、キャラ設定とストーリー展開、演出で十分ですみたいな?
 ハルヒを始め、みくるちゃん、長門と個性的で色づけがハッキリしているメインキャラに加え朝倉や鶴屋さんもインパクトがあって登場シーンは少ないけど印象的です。
 2期目のエンドレスエイトが恐怖ですが(笑)、DVDで2話ずつ観てるのにはそれ程苦痛では無かったです。 一気観したら死ねそうですが…(汗)
 劇場版が異様に高得点ですけど、演出の妙が結構ポイント高かったです。
 登場人物の仕草や手元の細かな動きとか丹念に描かれていて、とても良かったです。

7位 みなみけ シリーズ (1:185/374位、2:再評価待ち、3:179/374位)

 実は最初に無印を観た時は何が面白いのかサッパリ理解出来なかったんですけど、なんかの折りにふと閃いて「間」の存在に気が付きました。
 一見テンポ悪そうに見えるけれど、間の存在を意識して観ると、そこに妙味を見つけ出せるというか、理解出来るような気がします。
 最初は千秋の言葉使いと夏奈の傍若無人ぶりについて行けなかったんですが、まあ慣れました(笑)
 3作で微妙に雰囲気が違ったりしますけど、私的にはまあどれでもOKです。
 登場人物の中で保坂先輩だけが異様な空気を放っていてどうにも好きになれませんけど、他のサブキャラ達は愛らしくていいんじゃないかな?
 マコちゃん可愛いけど、あの年頃だけだよね、そういうの出来るの…。

6位 苺ましまろ シリーズ (1:241/374位、2&3:再評価待ち)

 このシリーズ実は私的にはどうも馴染めないんですけど、かなり客観的な視点でみるとこんな感じな順位になります。
 前回突き抜けて0位になっていたのは必ずしても+評価をしていた訳じゃないんですよね(謎笑) 要するに付いて行けない…。
 最大の要因は美羽の傍若無人ぶりで、私的には常軌を逸しているんですよ、あれは…。
 親の影が微塵も出て来ない不思議な世界観の作品ですけど、ホント親の顔が見たいですね。
 周りの子がよく付いて行ってるなと思うんですけど、まあ創作物だからでしょう…。
 ストーリーというかエピソードの展開は結構面白く、こちらも多少間合いを感じさせるものがあります。
 キャラ萌え(思いっきりロリっぽいですけど)と、ちょっとシュールなエピソードとかその辺りで観る作品でしょうか?

5位 ストライク・ウィッチーズ シリーズ (1:再評価待ち、2:160/374位)

 この作品、結構評価に困ってしまうんですけど、ストーリー的には1期の方が良かったように思うので、総合ではもチョット上に行くかも?
 ただ基本的にはもうキャラ萌えしかない!という感じで、奇妙な恰好からしてマトモにストーリーを追える雰囲気じゃないです(笑)
 1期は割と謎を含んだ展開とかネウロイとの共存を探ってみたりと、見どころがあったんですけど、2期目では殆どどうでもよくなっているのがナントモ(笑)
 その割に総合評価が高い目なのはなんでだろう?と思ったら演出や作画で点数を稼いでいます。
 1期目は「咲」と同じ制作会社ということで、なんか雰囲気も似ている部分があったりして興味深いです。
 ストーリーに絡む男性キャラがほぼ皆無なので、恋愛要素でヤキモキするのが嫌な人には向いていると思います。

4位 侵略!イカ娘 (ニコ動配信視聴済み、BD視聴途中評価待ち)

 これは結構意表を突かれた拾い物でした。
 あまり目立つ形で宣伝されていなかった?ので、危うく見落とすところでしたけど、ニコ動で1話を観てハマりました(笑)
 悟郎ちゃんを含めキャラの色づけが良くて面白いです。
 イカちゃんの可愛らしさが群を抜いていますけど、相沢家の面々も良い立ち具合で好感が持てます。
 早苗の鬼気迫る執着ぶりが気色悪い程ですけど、これが無かったら夕方や朝に放送出来るレベルですよね。
 ミニイカ娘は卑怯なレベル可愛くてで好きですけど、これだけシリーズ化しても売れるんじゃなイカ?

3位 らき☆すた (再評価待ち)

 正直に言って、全く何が面白いのか解らないんですけど(ぉぃ)、ただひたすらに萌を追及するその姿勢に脱帽致します(苦笑)。
 絵柄が独特でデフォルメされているキャラ自体にも結構癖があると思うんですけど、私的にはあまり苦にはならないです。
 ただエピソードがブツ切り気味に放り込まれている構成や、基本的に中身が無く引っ掛かって来ないので、観終わった後の印象がひどく希薄で評価し辛いです。
 アキバ系のネタってゲーム関連には全く接点の無い私には殆ど理解出来ない部分もあるので、なおさら「こなた」の言ってることがワカリマセン(笑)
 なので小ネタやパロディも理解出来ないので(この作品に限りませんが)、ちょっと辛いです。
 もうただキャラ達に萌えて下さい、という感じでしょうか? いえ、むしろそれを取るとこの作品には残渣すら残らないと思います。
 そうそう、この作品も恋愛要素が皆無な作品で、思い出として語られるこなたの両親の話しがもしかして唯一それっぽいものかも。

2位 けいおん! シリーズ (1:207/374位、2:181/374位)

 これも総合評価は低いですけど、やはりストーリーの中身がどうこう言えるタイプの作品では無いので、仕方ないですね。
 作画的クオリティの高さと音楽要素でポイントは高いですけど、私的には唯に我慢ならない時がありまして…。 苦手なんです、ああいうキャラ付けの子。
 2期目のレビューでも触れましたけど、後輩に対しての配慮の無さとかも目について、どうしても総合評価は微妙になりますけど、萌要素としてはキャラの立ち具合で十分でしょう(笑)。
 もうそれを取り去ったら、僅かな音楽成分しか残らないです。
 それすらセールスアイテム臭が強く、本編中での音楽活動に対する姿勢のユルさと相まって、それほど高いファクターじゃないのでは?と思えてしまいます…。

1位 ・・・・・・・・・

 何を入れるかは皆さんで考えて下さい(ぉぃ)
 ちょっとしたお遊びです。

0位 ARIA シリーズ (1:15/374位、2&3再評価待ち)

 そこで私なりのTOPオブ萌えアニメはこれなんですけど、初回のランキングで2位の割にはもう一つ登り切れていないですね。
 2&3期を観直して評価をし直したいんですけど、時間の制約が…。
 一連の佐藤順一監督の作品で困ったところは、作画品質の不安定さで、どうしても同時期の他作品と比べても粗が目立ってしまって仕方ありません。
 採点表を見ても作画だけドスンと落っこちているのが残念です。
 ストーリーはあまりメリハリが無く、毎回ちょこっと良い話的な展開の連続ですけど、むしろそれが緩やかに流れる作品世界の時間感覚と相まって癒し効果を与えてくれるという美点があります。
 むしろそれを生かすために敢えて作画に緩さを与えているのかも?と勘ぐってみたりして(笑)
 3期の終盤は怒涛?の展開でメインの3人娘の成長を謳っていますが、この辺りはエピローグに向かっての作品そのものの感動的ピークとなっています。
 灯里の恥ずかしいセリフを借りれば(笑)、小さな奇跡の積み上げが人を成長させて行くかの如く一人前になっていく彼女たちを見守る役に視聴者も加わっているような錯覚を感じさせてくれます。
 萌の定義が人それぞれだとすれば、キャラに萌えるだけじゃなく、作品に流れる優しい目線自体に萌えるような不思議な感覚を覚えます。

オマケ

 欄外に入れた作品に付いて

締切までに全話観切れなかった作品

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

 ストーリー自体はどうか?と思うこともありますけど(笑)、構成の巧みさ、妙に力の入った部分があちこちに見え隠れし面白いと思います。
 キャラも個性的で萌えるんじゃないかと思います。
 配信ではあと1話で完走だったんですけどね…。

Aチャンネル

 バット娘が最初に出て来たときにはどうしようかと思ったけど、意外とツボにハマりつつあります。
 まだ配信で折り返したばかりなので結末が気掛かりですけど、まあ日常系で中身を気にしないで観るのには最高な作品かもしれません。
 OP/EDが好きで、作画も癖があるけど安定しているので良いです。

花咲くいろは

 これも凄く面白いです。
 P.A.WORKS作品なので超絶作画の上、テンポもよくオリジナル作品なのに、今のところ良い感じにストーリーが展開しています。
 2クールものということで、これからどう進展して行くのか楽しみです。
 キャラ萌え要素も十分でしょう。

アスタロッテのおもちゃ

 新房氏絡みで注目はしていたけど、正直ダークホースでした。
 人物設定とか随分なんですけど(笑)、毎回妙に良い話に仕上がっているのがある意味すごいです。
 久しぶり?に釘宮譲がメインを張っているんですけど、キャラに良く合ってるんだわこれが(笑)
 ややロリっぽくて危険ではありますけど、まあ萌え萌えちょい泣きコメディというところでしょうか?

枠の都合で入れられなかったおススメ作品

 最終のチョイスで振るい落とした作品です。

かんなぎ (158/374位)

 原作が未完なんでストーリーの行きつく先が不明ですけど、アニメでは途中で締めているので無問題です。
 ただ核心部分がボヤけているのでストーリー的にはどうなの?って感じです。
 ヤマカン氏の構成には少々疑問を持つ部分もあり、キャラの萌え要素は多いと思うんですけど、入れませんでした。

ローゼンメイデン シリーズ (再評価待ち)

 人外萌えの中では対象が人形というのが異色です。
 ただストーリーなどちょっと弱い部分があって作品的にはもうひと押し欲しいところです。

おまもりひまり (173/374位)

 結構微妙だったりしますけど(笑)、割と楽しめたので。
 なんかキャラのバランス感覚でポイントを稼いでるっぽいんですけど、ストーリーにそれ程大きなポイントはありません。

ラブひな シリーズ (再評価待ち)

 この作品もアニメ復帰初期に観たものです。
 ハーレム展開とツンデレヒロインというセットもの?ですけど、キャラのバックボーンがそれぞれ訳ありだったりします。
 ある種の赤松ワールドですけど、ノリのテンポがもう一つ私には合わなかったです。

さよなら絶望先生 シリーズ (1:142/374位、2:126/374位、3:98/374位)

 期を重ねるごとに上位に上がって来るのは何故でしょう?(笑)
 絶望先生を取り巻く完全ハーレム状態で、しかもキャラの立ち具合が可笑し過ぎるという設定の妙がポイント高いです。
 また新房Xシャフトコンビの過激な演出が作品の魅力を上げています。
 コミック付属のOADは更に過激さが増していたりします。
 私的には千里ちゃんに共鳴するところがあるんですけど(ぉぃ)、なんか面白いキャラが多いです。
 あ、やっぱりこれ入れるべきだったかも…。

 という感じで選んでみました。
 異論は多々あるかと思いますけど、あくまで私の主観ですので、ご了承ください

2011年5月23日 (月)

coming soon !

 この間の週末は配信モノのフォローで終わってしまいました。
 「日常」の無料期間が3日だけとか…。
 あと今さら思い出したように配信開始する作品とか、なんか混乱してますね?

 さて、では週末何をしていたのか?と申しますと、凝りもせずランキング動画を作っていました(笑)
 以前「私的萌え?アニメTOP15+1」というのをうpしたんですけど、これがもう2年近く前になります。

 そろそろ何とかした方がいいかな~と思っていたんですけど、土曜の夜からリメイク版をチマチマ作り始めました。
 今回は前作と違う切り口でまとめていまして、萌え要素の濃さをポイントにして並べてみる、という手法を使っています。
 とはいっても具体的に数値化している訳では無く、なんとなく選んでいるんですけどね…
 基本的には萌え要素を取り去ったら何が残るんだろう?と考え、何も残らない作品を上の方に持って来ています。

 つまり、萌しかない作品が上位に…

 ですが、実際に並べてみるとそうでも無かったりします(笑)
 作品の出来不出来は不問にしていますけど、やはりついついその辺にも目が行ってしまって、かなり揺らぎのある感じですけど、まあ私らしくていいじゃないですか(ぉぃ)

 すでに本編部分は出来上がっていて、あとは手直しと締めをどういう風に持って行こうか考え中です。
 出来るだけシンプルにしたいんですけど、今は20分の攻防をどうするかで暗礁に乗り上げています。

 出来れば今週末までにうpしたいところですけど、毎度細かいミスが入り込んでいるので、今回はじっくり熟成させてバグ取りに万全を期したいな、ということで…。

 なんて書いてると堅苦しくなりますけど、かなりのネタ動画かもしれません。
 さて、どうなりますことやら?!

2011年5月21日 (土)

劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~ (5/21)

 今週は色々あって配信作品だけしか観れずに終わるところでした(汗)
 駆け込みで劇場版なら観れるかな?ということで選んだのがコレです。

 限られた時間の中に作品世界を押し込めるため、あれこれ設定が変わっていて、シェリルがバジュラ襲撃の誘因になっていると疑われるとか、周囲の登場人物共々立ち位置が変わっています。
 また全体にエピソードや登場人物がTVシリーズに比べてコンパクトに整理されていて、劇場版だけ観ても理解出来るように再構成されています。
 その分TVシリーズとはかなり異なったモノになっているので、双方で辻褄が合わなくなっている部分があります。

 フロンティア船団がバジュラの襲撃を受けて、ランカ&シェリルの歌を交えつつアルトを始めとしたSMSがバジュラを迎え撃って撃退する、という流れは変わりません。

 TVシリーズから使い回しの部分もありますけど、かなりの部分が新たに作り直されていて殆ど別物になっているのは良いのですけど、キャラの作画が不安定で劇場版にしてはもうひとつです。
 反面背景やメカのアクションシーンは大画面用に凄く作り込まれていて、キャラとの対比が…(汗)

 音楽アニメらしく(笑)、新曲がいくつも用意されていて、そこもウリのひとつかと思います。
 シェリルのライブシーンが凄まじく、デジタル作画とはいえトンデモナイ演出になっていて唖然とするほどの舞台セットというか演出になっています。
 実際にこんなの無理だよね~今の技術レベルじゃ
 この辺りのシーンはかなりおススメです。

 劇場版には続編がありますけど、TVシリーズと異なる展開になっていて、同じエンドに持っていくことは不可能と思われますので、果たしてどういう結末になるのかとても興味深いです。
 まだロードショーが続いているのでBDとかリリースされるのは暫く先になりそうですね。
 ちょっと映画館に足を運ぶのは億劫なので…。

2011年5月17日 (火)

ストラトスフォー (5/14~15)

 相変わらず順序が前後しますけど、この前の週末に観た作品です。
 これを観たのは2回目ですけど、前回観たのはやはりアニメ復帰初期の頃でした。
 この作品はシリーズ化されていて、TV版が13話、その続きがOVAで3回リリースされて都合10話で通すと26話2クール分のボリュームになります。

 さてこの作品、一応SFのカテゴリーで良いかと思います。
 近未来?の地球は、太陽系ごと小惑星帯に突っ込んでしまっているようで、頻繁に大量の隕石群に襲われるという危機的状況になっています。
 それを破壊して地上への被害を防ぐ目的の為にコメットブラスター(地球軌道上)、メテオスイーパー(大気圏内)という迎撃部隊が組織され、それらを統括する天体危機管理機構という組織が存在しています。
 で、主人公達はそこの下地島基地で訓練を受けつつ、時にはメテオスイーパー要員として隕石迎撃に出るという日々を過ごしています。
 主人公は一応「美風(みかぜ)」なのかな? 訓練生からメテオスイーパー正式要員を経てコメットブラスターへの昇格を目指して、という筋立てですが同じ中華料理店の下宿に住む3人と合わせた4人で一括りのような設定になっているので、彼女たちを中心に物語は廻って行きます。
 そう4人娘パターンの萌え要素満載の作品なんですが、基本的には割とシリアス風なストーリーです。
 ただ困ったことに萌えというか微エロ的シーンが多く、なして?と思うことがたびたびあります。

 巨大隕石に襲われる地球、という設定は映画などでも色々ありますけど、持続的にバンバンやって来る、という点が独自性になっています。
 ただ隕石落下の被害云々だけでなく、もう一つ「スペース・シード」という植物の種状のウィルスのようなものの存在が重要な鍵になっています。

 基本SFなので、この作品の売りは隕石を迎撃する飛行機や宇宙船とかのメカや、戦闘?シーンなんでしょうけど、困ったことに前述の萌えというか微エロが絡んで妙なことになっています。
 主人公達がメテオスイーパーで使っている飛行機は実在のものらしいんですけど、これが結構リアルに描かれていて、OVAになってからはデジタル化が更に冴えて来たのかシャープな描写になっています。
 が、操縦者の姿勢が変でシートに馬乗りになるような恰好で乗っているんですよね~。
 これじゃあGに耐えられないと思うし、外もマトモに見れないんじゃ?
 で、アングルが妙にエロい!
 なんかリアルな部分をぶち壊しているような感じで、一体何をしたいんだろう?と思うことしきりです…(汗)
 キャラ萌えとミリタリーネタを一緒くたにしてヲタクを取り込もうということなんでしょうけど、どうも中途半端です。
 設定やストーリーの流れそのものは結構良かったりするので、変な萌え要素を取り去れば、そこそこハードな良作になりそうなのに残念です。

 メカ類の作画はデジタルならではのシャープなものですけど、キャラや背景は程ほどな感じです。
 安定感も普通でしょうか?

 キャラ萌え属性の人やメカ好きの人には良いかもしれませんが、リアル&ハードSFを求める人には物足りないかもしれません。

2011年5月16日 (月)

四畳半神話大系 (5/1)

 観てから少々時間が経っていますけど、何も感想を書いていないことに気が付きました(汗)

 原作は小説で、アニメでは構成を変えているそうですけど、これはちょっと他では見れないような面白い作品です。
 一言で言ってしまうと「パラレルワールド」系なお話なんですが、SFかというとチョット違います。
 量子力学やタイムパラドックスも無関係で、どちらかというと哲学的な感じでしょうか?

 大学三回生の主人公「私」が、これまでの学生生活を振り返り、「薔薇色のキャンパスライフ」を欲していたのに、思い描いていたものと全く異るものになってしまったことを嘆き、時間を戻せたら、と思うところから不思議なストーリーが始まります。

 本編の殆どを「私」が語る一人称劇の体裁をとるので、少々癖のある独特な雰囲気になっていますが、小説の流れそのままという感じでしょうか。
 序盤から中盤に掛けては、「私」が繰り返す少しずつ違う大学生活を見て行くことになりますが、各話ごとにそれが行われ、毎回異なるサークルに入るものの、登場する先輩や友人達は同じ顔ぶれで、各々の立ち位置が異なるという具合で、結局は納得が行かず、時間を巻き戻すことになります。
 しかし終盤になると、次第に状況がずれ始め最後は思わぬパターンに嵌まってしまいますが、ここがこのストーリーの核心になります。
 なので、その辺りを書くと激しくネタバレになるので控えさせていただきます。

 あ~~、でもそうすると訳ワカンナイですよね?(笑)
 何度も繰り返す、といっても某エンドレスエイトのように全く同じことを繰り返す訳ではありません。
 毎回サークルが違うだけでなく、「私」の周辺の登場人物に対する「私」の立ち位置が異なっていたり、彼らからのアプローチが違ったりします、ただ毎回「小津」という凶悪な友人(笑)が現れ、「私」を妙な方向へ導いてしまいます。
 この小津が終盤に重要なカギとなります。
 もう一つの鍵は「明石さん」という「私」にとってのマドンナ的存在で、彼女と彼女が持つ「もちぐま」という小さなぬいぐるみのマスコットが、各エピソードで引っ掛かって来ます。
 これらがラストで繋がるところは結構感動的?だったりします。
 またこの作品のタイトル「四畳半」も大きな意味を持ち、何気にOPにヒントが隠されています。

 ラスト2話の怒涛?の展開は凄い!の一言ですが、かなり哲学的なメッセージを含んでいます。
 そしてこれまで繰り返して来た2年間の大学生活それぞれが繋がり、意味を持ってくるんですけど、この辺りの巧みな構成が凄まじいとしか言えないです。
 最後に果たして「私」は最良の大学生活を手にすることが出来たのか?というのがラストに導き出されますが、もうこれは観るしかないです!!

 ノイタミナならではの、かなり攻めた作品ですけど、萌え要素のカケラも無く、巧みな構成で引き込んで行く良質なストーリーは一見の価値があります。
 下手上手的な相当癖のあるキャラデザインは好き嫌いが激しく出そうですが、背景を含め個性的かつ独特な空気感を演出するこの作画は馴染むととても心地よいです。
 中の人も演技の確かな人に固められているので、安定感があり作品全体の雰囲気を盛り上げています。

 ヲタク向けでは無く、普通の大人の視聴者を意識して制作されている(多分)ノイタミナの中でも、かなり上位の作品だと思います。

2011年5月15日 (日)

海月姫 (5/15)

 ヲタク女子ばかりが住む古いアパート天水館の住人、月海はクラゲ・ヲタクで、ある夜近所のペットショップで不適切な水槽に入れられたクラゲを見付け、なんとかして貰おうと店員に掛け合おうとしますが、男性免疫がなくシドロモドロになっているところを通りすがりの美女に助けられます。
 押しの強さでクラゲをゲットしたこの美女、実は近所に住む政治家一家の「息子」で、訳あって女装をしているものの中身はノーマルな大学生鯉渕蔵之介。
 全く飾りっ気が無い月海にメイクをして服も女の子らしくさせようと弄りだしたところから天水館の面々や鯉渕家の人々を巻き込んだ騒動が始まります、みたいな感じのお話です。

 亡き母から言われた「クラゲのように綺麗なドレスを着せてお嫁に出したい」という言葉を胸に、クラゲに取りつかれたようになっているヒロイン月海と、所在不明の女優だった母の姿を追い、父親に反発し政治の世界に引き込まれないよう女装を続ける蔵之介、そして蔵之介の異母兄と天水館一体を再開発しようとするデベロッパーの敏腕女性マネージャーとのラブコメ展開、さらに天水館の危機に右往左往しながら蔵之介に鍛えられて少しずつ変わり始める住人達の成長を描いています。

 なんて書くと大袈裟な感じですけど、全体的にユルイさが漂っていて、ちょっと癖のあるキャラデザインと相まって、独特な雰囲気を醸し出しています。
 基本的に女性向けのストーリーだと思いますけど、男性でも楽しめると思います。
 萌え要素は余り無さそうだけど、ちょっと尖った感じの美人蔵之介(笑)と花澤さん演じる月海の変身ぶりが(・∀・)イイ! かも?

 タイトルの「海月姫(くらげひめ)」はクラゲヲタクの月海と彼女が夢見るドレスを掛けてのものだと思いますが、一応それっぽいラストが用意されているものの、原作が連載中で未完ということで、アニメオリジナルの展開になっているんじゃないかな?と。
 1クールものですけど、11話とやや短めなのでとてもコンパクトなストーリー展開ですが、無駄なエピソードを入れずにシンプルにまとめてあります。
 その分、妙に立っているキャラが多い割に、殆ど掘り下げられずに終わっているのが残念ですけど、それは全体の尺の短さゆえ仕方ないんでしょう。

 素材的には地味で、あまり突飛な展開も無いですが、成人女性対象の雑誌掲載の割にはマイルドなラブコメで、安心して観れる作品です。
 ちょっと癖があるので合わない人も居るかもしれませんけど、ストーリーのテンポも良く、作画も安定しているので、結構おすすめな一品です。

2011年5月10日 (火)

けいおん!! (5/5~8)

 今さらながら一気観です。
 巷での大人気に反して、私的には今一つのめり込めない作品だったりするので、後回しになって今頃観ることになってしまいました

 わりと「日常系」が好きな私ではありますけど、実際のところ日常系を謳っている割にはやっていることが非日常という作品が多かったりするんですけど、この作品は日常っぽいといえばそんなような気もするし、やっぱり違うような気もする…?!(どっちなんだw)
 これといって大きなイベントが無く、時々音楽するけど殆どがくっちゃべってるだけ、という辺りが日常と言えば日常なんでしょうが、色々考察するとこの作品、実に巧みな操作が行われていて、ありえない日常空間が形成されています。

 1.大人が居ない

 存在感のある大人の登場人物は実質さわ子だけで、それ以外には軽音部OGと学校の先生程度で、殆どモブ扱いになっている。
 さらに唯たちメインキャラの両親すら登場しない。 家のシーンであっても姉妹、姉弟だけで親の存在は匂わす程度で抑えられている。

 2.男が居ない

 全く登場しない訳ではないけど、舞台が女子高であるのは勿論として、主要キャラに絡んでくる男性の存在が皆無の上、当人たちの会話にも一切登場しない。
 この年頃なら恋愛や進行形でなくても恋の話題とかが不可欠な筈なのに、全く出て来ないのはとても不自然(的外れな噂くらいはあったっけか?)。

 この2点から現実世界とは似ても似つかない疑似日常空間でこの作品は形成されているという矛盾! これで日常系と言えるんでしょうか?

 結局のところマーケティングの為せる技というか、ターゲットの男性視聴者(読者)の心琴を傷付け無い様、とてもナイーヴな世界観で形作られた作品なのかもしれません。
 簡単に言ってしまえば「萌え要素」だけで構築された世界なので、萌えが不要な視聴者には受け入れ難く、萌えを欲する視聴者には至高のひと時として感じられるのではないでしょうか?

 ストーリーという程、確たる筋立ては無く、学校生活と部活のイベントで時々盛り上がりを見せることがあるものの、殆ど山谷無しの展開で終始します。
 この2期目ではメインの4人が3年生ということもあり、終盤へ入って行く最後の文化祭から卒業までが最大のクライマックスを見せ(現実でもまあそうだよね)、ある程度の感動を覚えますけど、やっぱり全体のトーンは抑え気味でヌル目な展開になっています。
 ポイントは軽音部の中でただ一人学年の違う梓で、2年進級時に後輩を迎えることが出来ず、3年が卒業した後に取り残される彼女の葛藤がチョット気になるところです。
 梓、3年生それぞれの視点でこのポイントがクローズアップされ、終盤の重要なカギになっています。

 蛇足ながら、このことに付いてモノ申しますに(苦笑)、「今の5人でやっていきたい」と早々に新入部員の勧誘を諦めてしまったことは失敗だったと思うんですよね。
 やはり後継者問題に直結しますし、3年生の視点で押し切ってしまった責任は重いと思います。
 梓にゃんが可愛そうだし、やはり3年の身勝手を通してしまったように思います。
 というか、ライブ演奏の場を設けてもらうなんてかなり特別な扱いをされ、それなりの反応を受けているにも関わらず、誰も入部して来ないというのはチョット考えられないんですけどね…。
 これも作品の世界観保持のための苦肉の策というか、不自然な日常空間の為せる業な訳で…。
 部員がわらわら居たらお茶会も出来ないだろうし、軽音部第二バンドを作って競った末に軋轢が出来たりしたら泥沼化しそうだけど、まあそれはそれでどうとでも出来るような気もしますが、その辺は原作者の考え方や技量の問題もあるんでしょう。

 一期のレビューであまり肯定的なことは書いていませんけど、二期目を観てチョット考えが変わって来ました。
 非日常的疑似日常空間における萌え要素のみで成立した世界観の完成形としての「けいおん!!」ということで(ぉぃ)
 極力客観的な観方をしたとして感じるのは、まあなんというか居心地の良さのような?
 目障り耳障りなエピソードを排除して、とにかくキャラの持ち味だけで組み立てられている世界、そして(観る側への)毒を限りなく排除して当たり障りのない展開を見せ、終盤の卒業へ向けてのクライマックスでも何か上り坂を緩く均したような煮え切らない独特な雰囲気が支配し、風船から空気が抜けて行くような感覚を感じながら幕が下ろされたようです。
 思いっきり私の主観で言えば、「萌え、とにかく萌え、これでもかと萌え」です(笑)
 どう贔屓目に見ても頭のネジが何本か抜けている唯はある意味別格の風格を持つ萌えクイーンと言っても良いでしょう(こんな子絶対うちでは採用しないけどw)。
 澪、律、紬、梓もそれぞれ個性的でキャラが立っているけど、その立ち位置のバランスが良く取れているのが人気の秘訣なのかな?と思わせるほどだけれど、冷静に見ると3年生はチョット引っ掛かるところあるよなぁ~、と
 いちいち挙げると切りがないので敢えて書きませんけど、それが目に付きだすとかなり気に障る人もいるんじゃないかな?

 などと、グダグダ書いて来ましたけど、今さらここで作品の中身を紹介しても仕方ないですし、私なりの考察なんぞを書いて見ました、ってことで…。

 萌の勉強にはなかなか役立つ作品でした。
 同じ京アニ制作の「らき☆すた」と比べると考え方の違いが解って面白いです。
 ランキング動画や折に触れて、私はストーリー重視の見方をしていると書いていますけど、その尺度でこの作品はそう高いポジションには入りません。
 ただそれは捉え方の問題であって、視点を変えると高い評価を付けたい部分もあります。
 それが採点表に現れるかどうかの違いだけなんですよね。

 この作品の印象を一言でいうと「ラジオの深夜番組」のような作品かな?(謎)
 耳障り良く聞き流せて、時々ふと気になって目をとめて観る、そんな観方が心地良いです。
 最初から最後までモニターに正対して不動だにしないで観るようなタイプの作品では無いです。
 基本的に作画の良い作品なので、勿体ないのではあるのですけど(苦笑)、ストーリーの展開というか、そういう流れの内容なので、全神経を向けて観るのはチョット辛いです。

 高校を卒業して綺麗に終わった筈のストーリーがまた処を大学に移して動き出すようですけど、チョット不安だなぁ~。
 前述の非日常的日常の場がさらにハードルの高い場に行ってしまうと、もっと非日常感が増してしまうので…。
 これまでの調子で続けると、それはもはやファンタジーの世界へ行ってしまうのではないでしょうか?

2011年5月 9日 (月)

デッドマン・ワンダーランド ニコ動配信版 (4/23~)

 しつこく続きます。
 というかこの辺りに来ると、もう殆ど残り物(失礼)って感じですけど…。

 中学生ガンタがある日登校すると、突然不気味な赤い男が現れ、クラスメイトがガンタを残し皆殺しに!
 そしてその罪がガンタに擦り付けられ、少年殺人鬼として死刑判決を受け、民間経営のアミューズメントパーク型刑務所に収監される!!という、途方も無く突飛な設定の作品です。

 とにかく初っ端からスプラッタかつ衝撃的な展開で、刑務所の設定も無茶振りなら、中で繰り広げられることも無茶苦茶です(汗)
 花澤ちゃん演じる不思議少女?がキーパーソンっぽいですけど、なんか「また花澤か!」(笑)みたいな? トゥットゥル~♪の彼女じゃないですけど、なんか不思議キャラなら花澤的なパターンが出来上がりつつある??

 いったい何をやりたいのかサッパリ判らない作品ですけど、無駄に作画が良いとか?チョット気になる存在ではありますけど、雰囲気的に高得点をあげられそうな気配がしてこないのが残念です。

 なんか体調が思わしくないので、今夜はこの辺りで…。
 

2011年5月 8日 (日)

まりあ✝ほりっく あらいぶ ニコ動配信版 (4/23~)

 まだまだ配信版が続きます(苦笑)
 この作品、結構唐突に配信されているのを見つけたんですけど、これまでと異なり1話のみ無料で後は有料配信になるというパターンです。

 で、1話を観てみましたが、画質が悪い…。

 無料配信される他の作品に比べても明らかに悪く、なんかもやっとした感じです。
 一応プレミアム会員ですけど、まるでエコノミーのよう…。
 そのせいか?再生数、コメント数共に普通のユーザーが投稿した動画のような少なさ!
 これは失敗かもね…。

 中身の方は以前放映されていた「まりほり」の続きです。
 今回はどんなOPになっているかと思えば、前作のダイジェストのような内容のモノで、杉田氏歌唱の曲もさることながら、その筋立てもぶっ飛んだ構成で、違った意味で衝撃的でした。
 今のところ3話目までこの調子で、毎回内容は変わっていますが、普通のOPに変わるのはもうすぐかな?
 EDは最初から普通ですけど、懐メロを使った構成は「夏のあらし」っぽいイメージです。
 本編は初っ端が第一女子寮のお話で、最初から飛ばしています(笑)
 3話目まで観た感じでは、ほぼ原作準拠?
 この後「かなこ」の妹ちゃんが出てきたりするややシリアスなエピソードもある筈ですが、どう再現されているのか楽しみです。

2011年5月 7日 (土)

アスタロッテのおもちゃ ニコ動配信版 (4/18~)

 引き続き配信モノのレビューです。
 これで6本目ですか…。

 久しぶりの釘宮アニメですね(笑)
 今のところ3話目まで観ていますが、この作品の第一印象は結構酷かったです…。
 もうツンデレ萌えアニメ全開という感じで、ヒロインのアスタロッテからして、いつもの釘宮キャラそのまんまな定型パターンのようで、「ああ…またか」って(汗)

 妖魔の国の王女でサキュバスというアスタロッテは男嫌いで、周りの側近達はなんとかして後宮のハーレムに男を迎え入れようと画策しますが、アスタロッテの人間の男がいい!という無茶振りが何故か通ってしまい、選ばれたのは何故か10歳の娘がいる直哉23歳?!
 月給50万でハーレム要員として雇われた直哉と、成り行き上一緒に妖魔の国で暮らすことになった娘の明日葉、そして王女アスタロッテ釘宮が繰り広げるドタバタ・コメディの行方は?
 という感じでしょうか…。

 1話目はアスタロッテのわがまま放題ばかりが目立ち、2話目はもう内容を忘れている位(苦笑)内容がパッとせず、3話目にしてちょろっと動きが出てきました。
 というか妙にいい話にしようとしている?

 アスタロッテをはじめ明日葉やクラスメイト達の年齢層が10歳位ということで、ちょっとロリっぽい登場人物設定です。
 そもそも直哉自体23歳には見えない(笑)

 観始めたきっかけは新房監督が構成で関わっているというだけ、だったりしますけど、やたらパンツが見えたり、ノーパン好きな明日葉だったりと、あざとさが見え隠れするところが引っ掛かるものの、ちょっと泣きエピソード展開が出て来そうな予感が気掛かりです。

 もうちょっと付き合ってみようかなぁ~。

2011年5月 6日 (金)

シュタインズゲート ニコ動配信版 (4/8~)

 この春ニコ動で配信の始まった作品でご紹介するのはこれで5本目になりますよね?
 今期はホントたくさんあって困ってしまいますけど、この作品もなかなか有望な一品です。

 今のところ5話まで観進めていますけど、次第にストーリーが転がり始めていい感じになって来ています。
 以前あった「カオスヘッド」の近似の作品というか、延長線上にあるような設定のようですけど、今のところそれよりも全然観易くてストレートに理解出来ます。

 カテゴリーとしてはタイムトラベルものなんでしょうか?
 秋葉の雑居ビルの2階にある怪しげな研究所では電話レンジなる機能不明な機器が研究されていましたが、ズバリ本来の狙いはタイムマシンの開発で、紆余曲折を経てスイスにある公的機関がそれらしい研究をしていたことを突き止め、今観ている限りではハッキングをしてその内容を漁っている状況です。

 登場人物は研究所の所長岡部、ちょっと頭のネジが緩んでそうなラボメンまゆしぃこと椎名、もう一人のラボメンは橋田といういかにもギークっぽいハッカーという顔ぶれ、そこへ岡部と偶然知り合うことになる牧瀬が加わり怪しげな研究は次第にもっと怪しげな方向へ転がり始める、という感じでさらに研究所の下にあるブラウン管工房という修理屋?のバイト鈴羽も加わりチョット女子成分の濃い人物構成になっています。

 まだ序盤でこれからが見どころという訳で、あれこれ書くことは無いんですけど、最初の2話くらいはどうしてくれよう?という感じの妙な展開で、ラジオ会館に人工衛星が墜落して刺さっていたり(笑)、椎名のどう突っ込んで良いのか解らないボケ振りにツンデレ牧瀬が乱入して文字通りカオスな出だしを見せ、正直放り投げようかと思ったんですけど、我慢して観ていると次第に面白くなってきました。

 多分今が導入部の佳境に入った辺りで、最初の大きな伏線になると思われる部分に迫っています。
 この作品2クールだと思うので、まだまだ中身が濃くなって行くと思われます。

 ややハーレム展開っぽく、ちょっとオタク臭が強いんですけど、SF的世界観の作品で、私的には比較的好みなカテゴリーになると思います。
 画的にも綺麗だし、音楽も良さそう。
 今期の期待株に入れては居なかったけれど、続きが楽しみな作品です。

2011年5月 5日 (木)

なるたる (5/4~5)

 連休3日目になりました、今日で終わりかぁ~(-_-;)
 この連休中前半は殆ど普通通りに出社していたので実質3日しか連休になっていません(涙)。
 それでもまあのんびり出来たからいいかなぁ~(´ー`)(遠い目)

 ふと気が付いたんですけど、今日はこどもの日ですねぇ~、なのになんて作品を観てるんだか…(苦笑)
 多少事前に知識を仕入れていたので、一応覚悟をしていたものの、率直に言ってヒドイ作品でした、いろんな意味で(ファンの人ゴメン)。

 原作者の鬼頭某氏絡みで以前「ぼくらの」を観たことがあるんですけど、余りの悲惨さに途中放棄した前歴があったので、今回は予め精神武装?して挑んでなんとか完走出来ました(苦笑)。
 そもそもこの作品がうちにあること自体が謎なんですけど、時々やらかす衝動買いの為せる技か、そこいらへんの手当たり次第に籠に放り込んで勢いで買ってしまった中のひとつであることに間違いはありません

 この原作者の作品は読んだことは無くて、アニメでしか知らない訳ですけど、主となる登場人物が子供メインで、しかも余りに過酷な状況に陥り、命を落として行くという展開を繰り返すそのストーリーに何とも言えない不快感を覚えます。
 ファンの不興を買うことを覚悟した上で言わせて貰えば、とても正気と思えないですね。
 一応テーマ性はあると思いますが、それを表現するのになぜ子供をそこまで悲惨な状況に追い込まなければならないのか?とても疑問に思います。

 このアニメ作品、困ったことに原作の途中までを描いて終わってしまっているようで、肝心な部分が登場しないので、ストーリーの構成が奇妙なことになっています。
 序盤から散々現れる伏線が尽く回収されずに終わるので、何が何だかわからない状態になっています。

 主人公シイナは小学校6年生で、祖父母の住む田舎へ里帰りした際に、竜の子と呼ばれる(後に判る)何やら可愛げな謎の生物を拾います。
 帰京後通っているスポーツチャンバラの教室に入って来たアキラ(女子ですw)と知り合い、彼女も竜の子を持っていることを知ります。
 その後、竜の子を持つ何人もの子供たちと知り合い、命を狙われたり、仲間として迎えたいと接触を持たれるなど様々なエピソードを経て次第に作品世界で起こりつつある状況が判って来ますが、ストーリー終盤に登場するシイナのクラスメイトで親友のひろ子を廻るイジメのエピソードで、ひろ子の持つ竜の子が状況に耐えられなくなったひろ子に反応して、彼女の両親をはじめイジメの当事者を次々と惨殺して終わるという驚愕の展開を見せて終わってしまうという困ったことになっています。

 そもそも竜の子とは何なのか?ということが十分に説明されず、それを操る集団が登場するものの彼らが何をしようとしていたのか解らないまま、ストーリーのあちこちで殺戮が繰り返されるという理不尽な筋立てが観ていてイライラします。
 竜の子は持ち主の精神と直結し、思った通りに行動を起こすかわりに、竜の子にダメージが加わったりした場合はそれが持ち主にフィードバックされるので、痛め付けられれば同等の痛みが持ち主に降りかかるようです。
 ただシイナだけは竜の子とリンクしておらず、殆どの場合声に出してお願いしたり、竜の子が察して?自発的に行動しているという状況になっています。
 シイナ&アキラが最初に出会った竜の子持ちの少年小森はアキラに興味を持ち仲間に引き込もうとしますが、シイナを攻撃したため彼女の竜の子星丸の報復を受け殺害?されてしまいます。
 彼は竜の子の力を使って新たな世界の構築をぶち上げますが、その思想はクメール・ルージュの思想そのまんまで、到底受け入れられる筈も無いものでした。
 どうもこの作品のテーマは受け入れられない今の世界を無にして作り変える的なもののようですが、登場する子達の思い描く世界がそれぞれ異なり、それがどう実現して行くのか?とか見る前にストーリーが閉じられてしまいます。
 最たるものが前述のラストエピソードで、ひろ子を有名私立中学へ入れたいがために絶えずプレッシャーを掛け続けた両親、陰湿極まりないイジメを繰り返していたクラスメイトへの情け容赦ない報復を招き、間違った思い込みからシイナの父親すら殺そうとしたひろ子はシイナの静止を聞き入れなかった星丸によって目の前で殺されてしまいという救いようの無い展開を見せ終わってしまいます。

 途中に挟まれるエピソードも思春期の子供たちの揺れ動く心が感じる社会の矛盾とかが、「世界が悪い」の一言に置き換えられて妙な方向へ行ってしまうという展開で、時に子供の持つ残酷さが表れ、その度に犠牲者を生むなど、なんとも言えない陰惨な雰囲気が漂っています。
 直接的ではないものの、残虐なシーンや性的な表現もあちこちにあり、ちょっとこれは観る人を選ぶというか、少なくとも子供には見せたくない類の作品と言えるでしょう。
 「ぼくらの」でも変態教師に騙されておもちゃにされていた女の子のエピソードがありましたけど、どうもそういうのって見せられると不快感が増大して気分悪いですね。
 ただでさえ愉快な話じゃないのに…。

 この作品で一番問題なのは、中途半端なところで切られている為に、本来作者が伝えるべきメッセージが解らなくなっていることです。
 セカイ系の作品なので、筋立てや恐らく訴えたいことも突飛なものだとは思いますが、肝心なところが何も無い状態なので、これでは残虐変態シーンてんこもりなだけの劣悪作品で終わってしまっています。
 そもそも1クール13話でまとめようとしているようにも見えないので、打ち切りになったと思えば納得が行きますが、万人受けする内容とは思えないので、最初から1クールに収まるように構成するか、2クール分の予算を確保してから制作するべきだったと思います。
 でないと原作を貶めただけで終わるという最悪の結果になると思うのですけど…。
 というかここにそれが具現されていますが。
 と、原作を知らない私が言い切るのも問題あるといえばそうなんですけど、その位観た後で不愉快なんです

 腹立ちついでに言わせて貰えば、一応初回限定盤ということでオマケとして作中シーンのカードが付いているんですけど、最終巻に星丸に絞殺されたひろ子の死顔のカードがあるんですが、これ作った人って頭おかしいんじゃないの?
 正気と思えないですねこのチョイスは。
 同じ絵がジャケットの裏表紙にもあるんですけど、デザインセンスが登場人物と同じ位の精神レベルなんじゃないでしょうか?

 ストーリーを別として作品全体の作りに目を転じると、作画は凡庸であまり予算を掛けていないのが見て取れます。
 引き絵の適当さやキャラデッサンが狂いを生じるので少々前の作品ということを差し引いても特筆するべきことは見出せませんでした。
 音楽も特に印象に残るものはありません。

 全体の印象は、とにかくストーリーが途切れている時点でダメです。
 テーマ性云々を別としても表現と構成が私には到底受容出来るものではなく生理的拒絶反応を感じるので、印象はこれまで観て来たアニメ作品の中ではほぼ最悪に近いです。
 くだらない内容とか崩壊したストーリーや作画で低評価になっている作品が多いですが、これの場合は尻切れトンボの上、醜悪な表現が反復されるという精神的な有害要素が効き過ぎています。
 ストーリーを最後まで描き切れば評価は変わってくると思いますけど、多分その機会が訪れることは無いでしょう。

2011年5月 4日 (水)

西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~ (5/3~4)

 う~~ん、遂にBLモノに手を出してしまいました(泣笑)

 というか、「そうなんだろうなぁ~」とは思いつつもノイタミナ作品の好感触を期待して手に取ってみたんですけど、やっぱりBLだったぁ~ということで…(笑)
 が、どうも感触が変だ?!
 典型的なBLモノの展開って正直良くワカラナイんですけど(観たことないから)、結構普通だよね?この作品。
 うんにゃ、むしろストーリー展開はそこいらの作品に比べて良いくらいかもしれないです。

 タイトルやパッケージのリードを読むとBLモノのラブコメのような印象を覚えるんですけど、実際はシリアスな展開を含む人間臭いドラマが占める割合が多く、ストーリーのキーになっている事件からして結構重く、それがこの作品全体の流れに大きな意味を持っています。
 主人公の橘は財閥の御曹司で容姿端麗頭脳明晰で一流商社マンとして活躍していたものの、唐突に洋菓子店アンティークの経営を始めることになります。
 そこに紹介されてきたパティシェの小野は橘の高校時代の同級生で生粋のゲイ(笑)、かつて橘に告って手酷い振られ方をしたという経歴の持ち主で、再会しても橘から言われるまでその相手だったことに気が付かないという…。
 そこへ近くのボクシングジムに所属する世界チャンピオンクラスの元ボクサー、エイジがやって来ます。 ボクサーにも関わらず元々ケーキ好きで、網膜剥離のため引退を余儀なくされ悲嘆に暮れていた時に偶々開店準備中のアンティークの前を通りかかり小野に弟子入りすることになります。
 そして4人目、橘家の使用人で幼少時から橘の面倒を見てに面倒を見て貰っていた小早川が橘を追って店に現れます。
 使用人なのに殆ど何も出来ず、かえって橘の手を煩わせているような男ですけど、ある事情から橘の支えになっている部分もあります。
 この4人をメインに、アンティークでの日常、そしてゲスト・エピソードを交えながら橘の持つトラウマを廻るストーリーが展開して行きます。

 橘のトラウマとは少年時代、彼が誘拐され、監禁されている時にケーキしか食べさせてもらえず、無事親元に帰れたものの、監禁されていた時の出来事が原因でPTSDに陥り、長い年月が過ぎたにも関わらず夢でフラッシュバックを起こし、その当時の心の傷から回復出来ない、ということです。
 これがストーリー全体に亘る伏線となっていますけど、事件の影響でケーキを食べれなくなっているにも関わらず店を開く意味、そして監禁されていた時に何が起こっていたのか、その封印された記憶が戻ることがあるのか?というところがポイントになります。

 序盤では各登場人物の紹介エピソードから始まり、ゲストキャラにまつわる話が挟まりますが、中盤まではモロBLネタが出てきて「うっは~~~(;;;´Д`)」という感じですけど(苦笑)、あまり露骨な性描写は無いので、まあなんとか耐えられました(汗)
 割といい話的なエピソードも多く、ちょっとウルっと来る時もありました。
 小早川の娘が出てくる回は、母親の態度にムカっとくるところがありましたけど、話が進むとこれがまた良い感じ化けるという妙味があったりして、結構良かったです。
 この娘さん、高校生くらいに見えるけど実は小学校4年生!という超早熟な容姿の持ち主で、行動と外見のギャップが何かデジャヴを覚えるんですけど…。
 あ、私のことか(謎) 私も小学校の時には既に非常識な体型をしてたので、結構悲惨な目に遭ってたりするんですけど…(汗) まあここで言っても無意味ですね(笑)。

 ここからネタバレ注意です。

 で、ストーリーの核心というか橘のトラウマからの解放がこの作品のテーマの一つだと思うんですけど、後半に差し掛かるとこれがメインになってきます。
 アンティークの常連に芥川という壮年の男性が登場しますが、彼は橘が誘拐された時の担当刑事で、犯人を捕まえることが出来なかったという責任からか?刑事を辞め現在は普通の会社員をしているとのこと、偶然アンティークに立ち寄り橘と思わぬ再会をすることになりますが、その後再び少年誘拐事件が発生するようになり、橘共々それに関わるようになります。
 過去の忌まわしい記憶をフラッシュバックさせる事件に心中穏やかでなくなる橘ですが、ある日彼の元に刑事が現れ、アンティークのケーキが事件のカギになっていることを告げられます。

 なんか刑事ドラマみたいでしょ?(笑)

 連続少年誘拐事件の手口が橘が誘拐された事件と酷似していたことから、橘をはじめ芥川や刑事たちは同一犯の可能性を感じとり捜査を開始しますが、事件は思わぬ展開を見せます。
 そして橘を誘拐した犯人は誰で、その結末はどうなるんでしょう?

 それは観てのお楽しみですが、ストーリーはかなり意外な結末を迎えます。

 橘のトラウマからの解放は、危うさが漂うけれど達成されたような印象です。
 犯人の正体は観てれば察しが付きますが、明確にそうだという表現はされていません。
 最終話のエンドロールを見ると、そこでネタバレをしていますけど、まあ判るよね?(笑)という感じ。
 結末が果たしてこれでいいんだろうか?という、何かモヤモヤしたものが残るかもしれませんが、画面に映し出される朗らかな日常の風景と犯人の姿、そしてその前にフラッシュバックされた封印された記憶の対比が見ようによっては空恐ろしく感じます。
 なんとも複雑な感じですけど、解放されたという思いで納得出来るのならそれはそれで良いのかな?とも思います。

 これと並行して橘以外の3人もそれぞれ抱えていた蟠りからの解放されます。
 切っ掛けは個別のエピソードがあり、それぞれの事情説明がされ、それに対する答えの模索がありますが、最終的な回答は最終話に凝縮されています。

 という訳で、観始めた時の「うっひゃ~BL(><)」からは、えらくかけ離れた展開を見せ思わぬ閉じられ方をするという、全く想定外の作品でした。
 いや~正直びっくりです。

 画的には、特徴的な作画表現の多いノイタミナ作品の例に漏れずこの作品もかなり個性的です。
 人物の表現がなんか板のようなニュアンスで、OPに出てくる紙人形のキャラみたいな?デジタル作画の効果かもしれませんけど、何とも独特な感じです。
 ただ基本的なキャラ絵は割とキッチリしていて安定感もあります。
 ギャグシーンなどでは崩したアハ顔画みたいなタッチになることも多々ありますけど…。
 背景は実写ベースのようなリアルな部分もあったりして、かなりカッチリした感じですが全体のエフェクトでややぼんやりしたトーンに落とされていて、キャラ絵と上手くマッチングされています。
 音楽も印象的でクラシックの曲が多用されています。 バッハのシャコンヌがかなり効果的に使われています。
 OP/EDはchemistryですが、こちらは程ほどってところでしょうか?

 初BL作品でしたけど、ストーリー自体良い意味で予想を裏切ってくれたので思いのほか楽しめました。
 濡れ場?は勘弁して下さいですけど(笑)、なかなかどうして良い作品でした。

2011年5月 3日 (火)

Aチャンネル ニコ動配信版 (4/20~)

 この春のニコ動配信動画は数が多くてフォローするのが大変ですけど、数話を消化して次第に向き不向きがハッキリしてきました。
 1話目の印象が今一つでも次第に良くなってくることも多いので頑張って観続けるんですけど、だいたい3話くらいで一区切りになっちゃいますね。

 で、この作品なんですけどOPの印象が凄く良くて今期のアニメの中では一番好きなOP曲です。
 ところが中身がちょっと頭が悪そうな天然な女の子を中心とした4人組がメインっぽい最近よくあるパターンの萌えアニメっぽいんですよね…。
 カテゴリーとしては「ほのぼの日常系」だと思いますけど、原作は4コマ漫画かな?
 見るからに危なっかしいメインヒロイン「るん」とクラスメイト、そしてチョット特徴的なのが4人の内の一人が下級生でるんの幼馴染かつ守護者(笑)「トオル(女子だよw)」で、るんに男が近づくと金属バットを持って駆け付ける、というチョット危ない雰囲気を醸し出しているものの、結構マトモな子だったりする…。
 あとの二人は醒めた眼鏡っ子「ナギ」と、巨乳なロングヘアの関西弁っ子という組み合わせで、まあバランス的なのかなぁ。

 1話目を観た印象では、(わたし的に)イラつく「るん」のボケ振りとエキセントリックな「ユタカ」の無茶振りを楽しむ萌えアニメかと思っていたんですけど、回を追うごとにチョット落ち着いて来て、3話で新キャラが登場して広がりも出て来ました。
 小野D演じる何故か男性の保健の先生が気色悪いですけど…(汗)

 るんがボケ役、巨乳ちゃんユー子がイジラレ役、他の二人が突っ込み役って感じでしょうか?
 3話で出て来たトオルのクラスメイト「ユタカ」が色物(笑)、ユタカの友達ミホはなんだろ?
 ストーリーの展開はユルイけど比較的テンポが良くてスムーズに観れる感じかな。
 ショートストーリーの組み合わせなんだけれど、まとまり感があってその辺りは上手く仕上げられていると思います。
 特徴的なのは本編途中に毎回異なる挿入曲が入り、その歌詞が画面に表示される!という、風変わりな演出があります。
 この挿入歌、一応前後のシーンに絡んだ内容になっていて結構良い曲だったりするのが困る(笑)

 キャラ絵は全体に緩い感じで、割とリアル目な背景とちょっとミスマッチな感じがあります。
 姑息なH描写は絵柄的に無かったりしますけど、2話目でイキナリお風呂回とか、体操服が未だにブルマとか、お約束的サービスがありますけど、まあこのくらいは仕方ないかぁ~(笑)
 ただ大多数を占めると思われる男性視聴者の為に?恋愛様相は皆無だと思われます。
 多分原作もそうでしょ?

 ユルイんだけど、なんとなく小気味良くて、キャラも怒りを感じる程ボケていないので(苦笑)、割と観れるというか、回を追うごとになんか面白くなって来て困ります

 一応視聴継続ということで…。
 というか挿入曲目当てにBDを買ってしまいそうです(汗)
 

2011年5月 1日 (日)

魔法少女まどか☆マギカ  ニコ動配信版 + BD第1巻 (1/16~4/26)

 ちょっと遅くなりましたけど、全話配信で観た後の感想を…。

 初見からある程度、「絶対普通の魔法少女もので終わる訳がない!」と思っていましたけど、モノの見事にやってくれました!!って感じです。
 観終わった後の脱力感のような感覚、切なさを感じる余韻と仄かな温もり、そしていいものを観た!という満足感というか充実感のようなものを覚えました。

 いや~、かつてこれほどインパクトのある魔法少女モノがあったでしょうか?

 オリジナル作品とはいえ、全く予測のつかないストーリー、メルヘンチックなキャラデザインのミスマッチ感、狂気を思わせる異空間の環境設計、良質な音楽、それらが混然となって醸し出す作品世界は、今までのどんな魔法少女モノと乖離しています。
 魔法少女という限定されたカテゴリーから踏み出しても、ここまで完成された独特の世界を構築している作品自体稀有だと思います。
 とにかく圧倒的なインパクトをもって襲いかかって来る、というのが正直な印象です。

 個人的なストーリーの顛末予想では、「結局まどかは魔法少女にならない」(笑)というものでしたけど、当然ハズレました (笑)

 序盤の導入部分では主人公まどかの夢から始まり、その中に登場した魔法少女がまどかのクラスに転校してくるところから始まります。
 そして親友のさやかと共に魔法空間に入り込むことになり、そこで魔法少女としてのほむら、そしてマミと出会います。
 マミから魔法少女のことを聞き、魔法空間に入り込むきっかけとなったキュウべぇから魔法少女への勧誘を受けるまどかとさやかですが、ここから思いも寄らないダークで重苦しい展開へと転がり進むことになります。

 一応2話までは魔法少女モノっぽい体面も持っていましたけど、3話のマミ敗北から急転直下どん底に突き落とされ、10話のほむらの真実が明らかになるまでは一片の光明すらさすことの無い暗黒の密林の中を足を取られながら彷徨い続けるような展開が続きます。

 そして10話から一気に核心に向けての解放が始まり、ほむらとまどかの関係、キュウべぇの正体、まどかの決意など怒涛のクライマックスへと上り詰めて行きます。

 何か願いを叶えて貰った上で魔法少女になり、その代償として魔女と戦い続けなければならない、という契約には隠された事実があり、それは余りにも大きなもので、キュウべぇは核心部分を伏せて契約させようと謀り続けます。
 さやかはその術中に嵌まり、願いを叶えたものの、引き換えに結果としてはその願いさえも彼女自身が意図した結果になることなく絶望へと変節し、彼女自身の崩壊へと至ることになります。

 マミが居なくなった後に現れた新たな魔法少女杏子は信条の違いから、さやかやほむらに対して敵対的な行動に出ますが、次第にまどかたちに打ち解けるものの、やはり自らを犠牲にして消え去ることとなります。

 3人の悲劇を目の当たりにしたまどかは揺れ動き、自身の身の置き所に悩み続けることになりますけど、執拗に勧誘するキュウべぇの誘いに寸でのところで踏みとどまる展開が延々と続き、ほむらの真実を知ることによって確固とした意思を持ちます。

 まどかの決意はあまりに大きく、キュウべぇをして驚愕させるものでしたが、その願いはほむらの想いに対しては複雑な感情を起こさせるもので、まどか本人にも大きなとても大きな代償を課されるものでした。

 その結果は? 実際に観て確かめて欲しいです

 と、一応未見の方を対象にして簡単にまとめてみましたけど、ホント観進めることで明らかになる展開の妙が魅力の作品なので、あまりネタをバラすとつまらないと思うんですよね…。
 といいつつ、ここからは注意デス

 この作品のテーマってなんだろう?と考えると、

 願いを叶える代償は、その願いの大きさに比例する

 ってことなんでしょうか?と思ってみたり…。
 まどかの願いは世界の成り立ち自体を大きく改変してしまうような壮大なもので、それゆえ彼女自身の存在を消し去ることになってしまいました。
 ただ強大すぎる力を持っていた故?、人として魔法少女としてのまどかから遥かに大きな存在として変化することになります。 ほとんど裸の特異点と化しているかも。
 言ってみれば神化してしまう訳ですけど、これはちょっと反則技っぽいかも?(笑)
 願いそのものがそれまでの世界の改変が不可避なものだっただけに、それが実行された場合の時空軸の転換が人類の創生期とほぼ同時期まで遡って起こっていることになり、もはや分岐点自体余りに膨大なものになってしまうと思えるんですけど、ほぼ近似な世界に再構成されているのは、まあお約束ですから…(笑)
 いわば一種の並行世界モノ的展開を迎える訳ですけど、この辺りちょっと見る側で好き嫌いが出るかもしれません。

 あとこの作品でのパターン破りな点で象徴的なのは他ならぬキュウべぇの存在です。
 パターン化された魔法少女モノでは愛玩動物のような使い魔だとか魔法世界の住人だとかが出てきて主人公のパートナーとして活躍する訳ですが、この作品のそれはトンデモナイ極道だった!(苦笑)という設定になっています。
 ほとんど悪徳セールスマンとかキャッチセールス、詐欺商法の業者という感じで、だんだんムカつく存在になってきます。
 もうひとつのテーマは、

 うまい話には必ず裏がある。うまい話なんてある訳無い。

 って、とこでしょうか(笑)

 とにかくここでは書き足りないというか、ネタバレ全開にすると書き切れない程の旨味のあるストーリーのエッセンスの塊がこの作品にはあります。
 その妙味は実際に観て味わってみないと判りません。

 次に狂気を帯びた空間設計ですけど、新房監督の他作品でも度々登場している劇団イヌカレーが全面的に携わっていて、そのなんとも表現に困る異次元ぶりは目を瞠ります。
 諸々のテクスチュアを取り込んで、様々な模様や切り絵細工のようなパーツを組み合わせて動かすその背景処理の複雑怪奇さがとても正気と思われません(汗)
 まどか達が相手をする魔女や雑魚キャラも同様で、シュールで不気味なものばかりです。
 それが通常に作画された背景やキャラと合わさり、なんとも言えない独特な画面を構成していて、これもこの作品の大きな特徴になっています。
 懴・さよなら絶望先生OADのOPで劇団イヌカレーが制作したパターンがありますけど、あれが本編全域に亘って展開しているような感じです。
 しかももっと色彩的にドギツクなって…。
 素人の私にはどうやってああいった映像を作っているのか判りませんけど、途方もない労力が必要なんじゃないかと思います。
 見栄えの割に結構手抜きっぽい(笑)新房監督Xシャフト作品の中では群を抜いて作り込まれているように思います。

 キャラの動きも凄いところがあって、マミの戦闘シーンとか凄まじいくらいでしたけど、案外作画枚数とかは多くは無い??
 緩急のバランスがどちらかというと余り動き回らないシーンが多いような印象でしたけど、背景が動き回っていたりするので(笑)、なんか画面全体が忙しなくウネウネしているような気もします。

 キャラデザインがうめ先生で、特徴的なゆるめなデザインということもあり、なんとなく安定感に揺らぎのあるような気もします。
 輪郭線の描き方も独特なので、なんか作画にブレがあるような錯覚を覚えますけど、BDの大画面で見ると特徴的な段差のある?輪郭線だと判ります。
 ニコ動で拡大しない画面のまま見ているとナントモ妙な感じに見えたりしますけど…。
 あえてゆるめなキャラデザインにすることで、ストーリー自体の重苦しさを緩和することを狙ったのか、ギャップを楽しむことを狙ったのか定かではありませんけど、変にキッチリしたリアルなキャラデザインだったら、観ていてかなりストレスが溜まったかもしれません(苦笑)。

 音楽もOP/EDをはじめ印象的なピースが多いです。
 サントラが欲しくて発売を待ていたんですけど、出ないなぁ~と思ったらBDのオマケですか(苦笑)
 サントラの第一弾はBDの2巻に付くそうなので楽しみにしています。
 OP/EDの歌詞には結構ネタバレ要素が隠されていますが、この辺りは他の作品でも同様でしょうね。
 ある程度本編を観終わった後で聞くと、「ああ!そういうことだったのかぁ!」と気付くことが沢山かくされています。

 で、これを書いている今日注文していたBDが届いたんですけど、いきなりリコール回収ですかぁ!!(笑)
 最初目を通した時には気が付かなかったや…(ぉぃ)
 やっぱりBDで観ると圧倒的な迫力で襲いかかってきます。
 レンタルDVDだと、ニコ動のプレミアムで観るのと余り差が無かったりするので、やはり画の綺麗な作品はBDで観たいですね。
 シャフト作品(というかアニプレックス)って割とお値ごろな価格でリリースしてくれるので助かります。
 特に見比べはしていないので、配信動画とリリース版とでどこか違いがあるのか?ということに付いてはオリジナルEDが付いた以外特に気が付きませんでしたけど、多分細かなところが違ってたりするんだろうなぁ~。

 書き足りないところが多々ありますけど、この辺りにしておきましょうか…。
 そろそろ寝なきゃだし(笑)

 とにかく観終わった後に思わず拍手するくらい、この作品の完成度は高かったです。
 観て損はしないと思うし、好むと好まないに関わらずインパクトを受けるのは確実です。
 個人的に新房監督Xシャフトのファンではありますけど、このところハズしてる作品がちらほら見受けられて寂しかったところに大きなプレゼントを貰ったような感じです。

 BDが揃ったらもう一度通して観ることを今から楽しみにしています。

 この作品と出会えてよかった。

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