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2011年4月11日 (月)

閃光のナイトレイド (3/25~27)

 アニメノチカラ第二弾として制作された作品なので、当然オリジナルな訳ですけど、前作のソ・ラ・ノ・ヲ・トとは打って変わってスパイ・アクション物となっています。
 主人公をはじめとしたメイン・キャラはそれぞれ特殊な能力を持っていて、それを武器に作戦を遂行していきます。
 なのでちょっとチート掛かったスパイ戦になるんですけど、相手側にも同様な能力者が居たりするので、そう一方的な展開にはなりません。

 ストーリーの展開はDVDで観ると上海へ向かう客船でのエピソードから始まりますが、この時、集められたメンバーはそれぞれの存在を知らされることなく、人身売買組織の黒幕解明を命じられていた、というところから始まり、桜井機関という軍の情報機関のメンバーとして1930年代の上海や当時の満州国を舞台にスパイ戦を繰り広げます。
 ストーリーの性質上あまりあれこれ書くとネタバレになってしまうので、ここで説明するのが難しいんですけど、姿を消した兄を大陸で探すために桜井機関に加わったユキナと、軽薄そうながら何かあるアオイ、クールで頭が良さそうなんだけれどやっぱり何かありそうなカズラを中心に桜井機関の思惑、ユキナの兄の正体などと絡み合い縺れて行くストーリー展開は結構見応えがあります。
 ユキナに寄り添うように従うナツメとか観ているとBLOOD+を思い出したりしますけど、あそこまで陰惨な展開ではありません。
 ただあまり明るい話でもなく、おちゃらけた雰囲気も無ければ、萌を匂わす気配すら無いという結構ハードな展開を見せます。

 所々に史実に基づくエピソードや実在の人物が登場するのは「ジパング」と似ていますけど、あそこまで突飛な印象ではありません。
 特殊能力を持ったスパイという設定を抜けば、なんとなくノンフィクションのようなリアルさを持っていたりしますけど、ガチガチのスパイ・サスペンスって程でも無いです、多分。
 その辺り中途半端と言えばそうなんですけど、最近の作品の中ではかなり重めなストーリーではないでしょうか?
 そもそもこういったカテゴリーの作品自体が滅多にお目に掛かれないんですけどね…。

 ストーリーもさることながら、この作品色々と凝っている部分があります。
 まず画的にはやや暗いトーンながら丁寧に描き込まれた背景、あまりブレないキャラデザインに全体的な安定感がキッチリとした映像として表れています。
 アニメノチカラ3部作では一番良いんじゃないかな?と思います。
 そして中国人とか日本人以外の台詞がリアルな発音の各国語になっています。
 そういう場合よくネイティブな人を連れて来て声を充てたりしますけど、この作品では日本人の御馴染みな?声優さんを徹底的にトレーニングして喋られています。
 その他、音楽に葉加瀬太郎氏を引っ張ってきたりあれこれと力を入れていますけど、その割には全体の評価が今一つのようです。

 大がかりな設定の割には尺が短く説明不足感があるのと、妙に物分りの良いキャラとか人物描写がやや浅いとか、その辺りに原因があるのでしょうか?
 単に重い話だけに人気が出なかった、というのであればある意味嘆かわしいんですけど、最近の風潮を見ると有り得ない話では無いので怖いんですけど…。

 オリジナル・ストーリーで勝負するというチャレンジングな企画で制作された3作品の中では一番納得出来る仕上がりと思いますけどどうでしょうか?

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