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2010年9月11日 (土)

機動戦艦ナデシコ (9/11)

この週末はアニメ三昧と決めているんです( ̄▽ ̄)
むしゃくしゃしてやった、でも後悔はしていない(ぉぃ)

この作品、1年位前に3巻分観て途中挫折していたんですけど、気になって来たので一気観に挑戦しました。
まさか1日で観切るとは思わなかったんですけど…。

観終わった感想は、う~~~~~んナントモまとめ辛いです。

一応ある程度の予備知識はあった筈なんですけど、ラストの処理が意外というか、微妙というか、どうしましょうね?(苦笑)

作品のプロットは「SF熱血ラブコメ」とでもしましょうか?!
全体的に熱いんだか緩いんだかワカラナイような、諸々の要素ごちゃまぜで、結構意外な展開が多く、時々呆気に取られてしまいます。
基本的には主人公アキトとナデシコ艦長ユリカを中心にしたストーリーなんですけど、ラブコメ的要素がかなり強く、かといってバカっぽいコメディだけでも無く、SF的要素もかなりハードな設定で独自色があり、人物描写やそれぞれのエピソードも練り込まれたものですし、それらの要素がグネグネと練り固められた物語は簡単には言い表せないです。

ラブコメ要素に騙されて観始めると、時々手痛いパンチを受けますし、ハードSFかと思っていると、頭の上からバケツの水を掛けられるような寒い思いをすることもあるでしょう。
とにかく一筋縄では行きません。
なんというかカオスな構成のマジック満載のような作品です。
かなり多様な伏線が張り巡らされていますけど、ストーリー・プロットの根幹に関わるような伏線が放置されるとかある割に、細かなところを丁寧に拾っていたりと、こちらもかなりトリッキーな構成だったりします。

全体の流れは地球と木星蜥蜴(トカゲと言っても怪獣じゃない)と呼ばれる謎の敵との戦いの中で翻弄される主人公他ナデシコ乗員と周囲の人々の群像劇に、劇中劇「ゲキガンガー」というアニメ作品が絡み、ある意味現実と混然となった展開がなされます。
後半に登場する木星蜥蜴の正体に至ってはその世界観がそのまま展開されている!というトンデモ状態で、観ていてどう突っ込めば良いのやら…(゚ー゚;

そもそもナデシコ艦内でゲキガンガー・ワールドを展開していたのは暑苦しいガイ(本名:山田次郎w)だった訳ですが、そこへアキトが加わったことから、さらにディープな世界が醸し出されて来たと思ったら、アッサリとガイが死んでしまうという急展開!
そこからゲキガンガーがこの作品のテーマ性を代弁するようになり、死んでしまったガイも幾つかの伏線に絡み、後々ストーリーに彼の存在が絡んできます。

アキトを巡っては当初ユリカとの幼馴染という設定から、基本的にはこの二人のカップリングに他の女性クルーが絡まって来るというハーレム展開はある意味お約束ですね。
ストーリー冒頭でアキトがシェルターで出会った少女が彼のトラウマになっている、という設定がありますが、それが思わぬ形で終盤拾い上げられるとか、ルリの生い立ち、ハルカの恋模様など、なかなか見せてくれるストーリーもあります。
その他、憎たらしいムネアキ、木星側の登場人物達も印象的に描かれています。
これらの人物描写や絡み合いが非常に良く出来ていて高水準の群像劇に仕立てられていると思います。 少々気恥ずかしさを感じることもあるりますけど…。

ゲキガンガーの世界観がとにかく熱血で、時には鬱陶しいほど暑苦しいんですが、飄々としたナデシコ側の展開でバランスを取っているような感じで、個人的にそれが無かったら耐えられなかったかも?
それでも年代的なものもあるかと思いますが、「今さらそれは無いだろう」みたいなギャグが入っていたり、さりげなく小ネタ(当時流行っていたドラマやアニメ?)が紛れていたりと、まあ色々と楽しませてくれる?こと(笑)。
ともあれ箇条書きにすると「どうすりゃまとめられるの?」と思える様な要素を組み合わせている構成力が特筆に値すると思います。
途中で1回総集編的な回がありますけど、そこではナデシコ側とゲキガンガー側の世界が入れ換わっていて、ゲキガンガー側がナデシコのアニメを見ているといことになっています! 総集編と言いつつ、新たに作っているシーンが多く余り総集編らしくないです(笑)

ぶっちゃけラストは全く完結されていない!という困った状態ですが、アキトとユリカの方向性だけが確定するというのがせめてもの救い?
続きは映画で!の走りだったのか?!(笑) そういうことのようです。
なので前述の通り重要な伏線が取り残されているので、激しく消化不良感に襲われます。
これからひとっ走りして劇場版を借りてこようかしら?(゚ー゚;

画的には1996年作品ということでセルアニメ時代だと思いますが、TVシリーズにしては安定している方じゃないかと思います。
面白いことにゲキガンガー部分の作画は態々より古い時代の作画テイストになっていて、ハッキリと区別されています。
いずれにしても今の水準で観ると荒れた感じですが、当時としてはかなり丹念な仕事だと見て取れます。

OP/EDは全話通して変わりませんが、最終話だけEDが変わります。
時代掛ったテイストではありますが、いずれも良い曲です。

全体の評価は非常に難しい作品ですけど、最後がプッツリ切れてしまっているのが物凄く残念ですが、ストーリーの構成が常軌を逸していると思えるくらい巧みで、なかなかお目に掛れないレベル仕上がりになっています。
そんな訳で高くは出来ないけど、低くも出来ないという困惑の星取りを視聴記録に付けなければなりません…。

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