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2010年3月の記事

2010年3月31日 (水)

D.C. ~ダ・カーポ~ (3/25~31)

年度末ということで、各職場棚卸やらで忙しい一日でした。
明日は入社式で多くの新人がやって来ます。
暫くは研修三昧でドタバタすることになるでしょうね…(゚ー゚;

今年度最後の締めは、この作品になりました。
一部「エル・カザド」と並行して視聴していたので期間が被っています。
純然としたラブコメ作品は久しぶりかな?
シリーズ連作化されているので、人気があるんだろうなぁ~、という感じでかなり以前にGetしていたものなんですが、埃を払って取り出してきました(苦笑)
D.C.シリーズの第一弾ということになりますが、2クール26話構成となっています。

観始めた第一印象は、「うわ~絵に描いたようなハーレムアニメ」って感じでした(笑)
H系ゲーム原作の特徴がそのまんま出ていて、ある意味王道を行っているような感じだったんですが、総集編を挟んで後半に入った途端にガラッと雰囲気が変わってシリアス一辺倒のかなり息苦しい展開になり、最初のイメージとは懸け離れたストーリーに呆然…。
あまりラブコメに詳しくはないですけど、あまり他で見ないタイプの作品でありました。

また作品の時間枠構成が特異で、序盤から終盤の入口まで本編の時間が、一部を除き中途半端に短いです。
なぜそうなっているかというと、序盤は何故か主要女性キャラを演じる声優さん達のプロモーションのようなコーナーが後ろにくっついています…、なして?(微笑)
その後はサイド・ストーリーという本編とは直接関係の無い短編が続きます。
そんな訳で、総集編と終盤の佳境に入ってからの回を除き、本編の時間が通常のTV放映作品よりグッと短くなっています。

ストーリーは、一年中サクラが咲き続けている島に住む主人公の男の子と、血の繋がらない妹を中心に幼馴染やクラスメイト、先輩後輩のそれぞれカワイイ女の子達が絡むハーレム展開のラブコメです。 基本的には。
それプラス登場人物達には何らかの「能力」を持っていたり、普通じゃない状況になっている人が居て、主人公はランダムに「他人の夢をみる」、「手のひらの上に和菓子を出す」!!(゚ロ゚屮)屮というもの。 他にも人の心が読める娘、成長が子供のまま止まっている娘などなど、舞台設定と合わせてファンタジー要素が盛り沢山です。

実はその魔法とでもいえる普通じゃない状況を引き起こしている原因がこの作品の重要なキーとなっていますが、それを言ってしまうとつまらないので、ここでは触れません(ぉぃ)。

前半はお約束の登場人物紹介の回が暫く続き、海に行ったり、学校内でのエピソードなどがコメディタッチで描かれていて、「あぁ萌えだね。ラブコメだね」という、これといって大した特徴も無いありきたりな展開です。
血の繋がらない妹から始まって、突如帰国した従妹で幼馴染の娘、猫耳メイド(笑)、鍋姉妹(謎)、揚句にロボット娘達が、不思議な力以外これといってパッとしない主人公を何故か好きになり取り合うというパターンです。

で、総集編を1回挟んで妹ちゃんと従妹のお兄ちゃん争奪バトルが発生!
ここから殆ど笑えなくなる程シリアスな雰囲気に豹変してしまい、前半のタラタラしたお気楽は一体どこへ?という感じです。
さらに追い打ちを掛けるように、取り巻きの他の女子キャラも、ひとり、またひとりと去って行き、遂には主人公と妹の二人だけになりますが、そこは落としどころが用意されていて、一応は上手くまとまっているような感じにはなっています。
しかし、若干距離のあった鍋姉妹は別として、猫耳メイドさんとロボット娘のお話はかなり涙腺に訴えかけるものがあります。
特に猫耳メイドさんはストーリー後半の一連の出来事のトリガーを引く役割も兼ねています。 不覚にも少し目から雫が…。
ロボット娘ちゃんはラブリーなキャラが素敵(笑)でしたけど、最期はもう可哀想な程あっけなく、という感じでした。 
でも、ロボットなのに何故修理やバックアップが取れない? この作品で最も不可解な点なんですけど…。

声優さんPVは私のポリシーゆえパスさせていただきました。
そしてサイド・ストーリーの方なんですが、これが結構面白いです、わたし的には。
数分のごく短い話なんですが、最初は本編の登場人物が登場する他愛の無い小話的なものだったのが、怪しげな巨大猫?を追いかけるストーリーになり、最後はその彼を見送って終わるという、意味が有りそうで無いけど、なんか引っかかるような小品です。
しかも困ったことに本編以上に背景が綺麗だったりして、何か無駄に気合が入っているような?
そんなのやってるくらいなら本編のクオリティ上げてよ…。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。(笑)
そう、本編も前半は結構アラが見え隠れという感じなんですけど、後半は話の雰囲気と共に上がって来たような?
音楽というか、ヴォーカル曲は良い歌が多かったです。
EDは実写を上手く使ったもので、ちょっと面白かったです。
移り変わる季節の景色はどうやって撮影してたんでしょうね? 画像処理で作ったんでしょうか??

さて、そんな訳で諸々の要素をどう評価すればいいのか、とても困ってしまったのですが、
いつものエクセルの画面を睨みつつ考え込んでしまいましたよ? たっぷり5分くらい。
前半だけだったら基準以下、後半だけなら中の上、サイドストーリーは一応プラスに作用してPV(笑)は減点対象!、でも不必要に思えるオマケで本編を削っていることを考えるとやっぱりマイナス要因と捉えて、全体的には中の中プラス位かな。

続編をどうしようか、考えてしまいます。
間をおくと忘れそうだし、続けて観るのも辛いかも?
いずれにしても、まだ用意が出来ていません。

2010年3月28日 (日)

エル・カザド (3/22~28)

年度末を挟んだ繁忙期でgdgdな日々を過ごしておりますが、皆様はいかがお過ごしですか?(゚ー゚;

今回は2クール26話構成のロードムービー・アニメです。
殺人の容疑者として追われる謎の能力を持った少女エリスと、彼女と行動共にをすることになってしまった賞金稼ぎの少女?ナディの「南」を目指す旅を淡々と追いかける作品です。
道程が進むにつれて、同じ賞金稼ぎの疑似親子リカルド&リリオ、ナディの依頼者ブルーアイズ、エリスを狙う超キモイ(笑)ストーカー少年L.Aと彼を動かすこのストーリーの敵役ローゼンバーグ達が絡んで、追いつ追われつの道中が展開されます。

登場人物のバックボーンは当初誰も謎なのはお約束ですが、徐々に明かされて行きます。
結果的に縺れながら旅の道行きを共にすることになるエリス&ナディ+リカルド&リリオとブルーアイズ、そしてL.Aですが、それぞれの依頼者の都合に振り回された揚句、結局同じ目的地を目指すことになり、終盤は登場人物の「能力」現出と、謎解きの答え解明となるのですが、どうも今ひとつ明確にならないというか、あまり底が深く無いというか?
ローゼンバーグの野望は政府を巻き込んだ大きなものかと思いきや結局のところ…とか、エリスの能力の全貌、リリオの正体、結構肩すかしだったり謎を残してたりで、ちょっとスッキリしなかった、かな。

ストーリーの展開は緩やかで、あまり起伏が無いような印象です。
谷底に突き落とされない代わりに、あまりハッピーな高みも無いというか、基本的にはポジティブな展開が多く、悲惨な結末でもないので、ある意味安心感はあります。
序盤から中盤にかけてのL.Aがわたし的に凄く気色悪くて(笑)、不気味だったんですが、終盤ではちょっと落ち着いて来て、まあ観れるようになりましたけど、結局彼の存在意義は…、と考えるとこの作品で一番可哀想だったのは彼かもしれないですね。
ブルーアイズはナレーターを兼ねているんですが、序盤ではコメディ要員のような役回りもしてたりして、後半とは別人のようです。
各話にはゲストキャラが出てくることが多いですが、彼らにストーリー展開のカギを持たせていることが結構ありました。
ラストは野沢那智氏演じる老人でしたけど、いいわぁ…(*´Д`*)

本筋の結末は最終話ではなく25話にあって、最終話はその後日談的な話になっています。
自分たちの居場所を見つけた二人でしたが、果たして?
そして物語は終わらない、みたいなフィナーレでした。

テーマ性はあるような無いような…。
強いて言えばエリスとナディの関係から導かれる何か、という感じですけど。

全編に亘って銃撃戦が多く、かなり人が死んでしまいますけど、メインキャラでは余り死人は出ずです。
描写的には残酷なものは無く、その辺りは配慮されているようです。
ストーリーの所々に架空のタコス・チェーン店が登場し、ナディとエリスが歌っていますが、この歌がなかなか危険ですね(笑) 耳に憑いて離れなくなります。

作画はとても安定していて殆ど乱れないです。
ただ背景は荒涼としたメキシコの大地という感じなので、緻密に描き込まれたというほどではありません。
OP/EDをはじめ音楽は印象的でした。 劇中の挿入歌や曲はラテン系を意識したもので、舞台設定と良く合っているんじゃないかと思います。

全体的な印象を振り返ると、もう少しインパクトが欲しかったかな、と。

2010年3月24日 (水)

にゃんこい (3/23~)

今週のメインディッシュは「エル・カザド」なんですけど、それはとりあえず置いといて昨晩寝る前に観た作品で行きましょう。2009年冬アニメの一品ですけど、萌えアニメっぽいので後回しにしていた作品です。
今のところDVDが2巻分出ていますけど、まずは1巻2話分だけ観てみました。

観た感じ、まあ萌えアニメなんだろうな~って感じですけど、ちょっと私的に被るところがあって興味深いです。

その1:猫の呪い
    もしかすると私も受けてたりして…。
    なぜ?それは車で轢いちゃったことがあるんですよ(汗)しかも3回(大汗)
    なんで猫って目が合ってても飛び込んで来ちゃうかなぁ。理解不能です。
    そろそろ車変えようかなぁ(゚ー゚;
    私は3000匹くらいにご奉仕しないといけないのかなぁ(苦笑)

その2:猫アレルギー
    私もです(笑)
    なぜか猫には好かれるたちのようで、出会うと足元にスリスリしてきたりするんですけど、後が大変なんですよ。 クシャミ鼻水目が痒くなってもう悲惨なことに…。
    姿が見えず、直接触れてなくても部屋の中に猫の毛があるだけでも症状が出るので、迂闊に猫を飼ってる人の家には行けないです。
    決して猫嫌いでは無いんですけどね~。残念です。

まあそれはさておき、しゃべる猫たちがカワイイというか、フテブテシイというか。
主人公と幼馴染の関係がチョットありがちなパターンと違うかなぁ~、と思っていたら1話の内に関係修復でハーレム化の方向へ行きそうなのが見えみえ?
う~~ん、やっぱりそうなりますか?
あまり頭を使う必要も無さそうな展開になると予想しますので、お気楽にタラタラ観るのによさそうです。

2010年3月23日 (火)

スケッチブック ~full color's~ (3/15~22)

眠気と戦いながら、さっき観終わりました。
先週いっぱい掛って、毎晩寝る前に観ていましたが、ほとんど導眠剤のような感じで、毎晩DVD1巻観るのがやっとでした(汗)
1巻に2話(6巻目は3話)入っているんですが、2話目の方は記憶が飛んでいて、翌日に観直しとかを繰り返したので、、完走に1週間も掛ってしまったんですね~。

観終わった後で調べてみたら、これって4コマ漫画原作だったんですね!
その割にはストーリーの繋ぎが上手くて、全然気が付かなかったです。
いわゆる「日常系」の作品ですけど、ほんっとに日常風景で山も谷もありません
噂に聞いてはいましたけど、ここまでとは…(絶句w)
しかも主人公の「空」のキャラクターがぽわ~~~んとしたおっとり系なので、なおさら起伏の無い展開に拍車が掛っている感じです。

舞台は福岡のある高校で、主人公の1年生美術部員「空」とクラブの先輩同輩顧問が繰り広げる日常のエピソードを淡々と綴っているというもの。
なぜかネコがたくさん登場して、彼らのみで展開するエピソードもあったりするのが、ちょっと特徴的なところです。
また「空」はいつも日本茶を入れた水筒を持っていて、しょっちゅうお茶を飲んでいるのが面白いかも? なにかのキーなのかと思ってもみたのですが、ナンデモありませんでした(ぉぃ)。

キャラデザインは結構特徴的で、下手ウマと言ったら怒られそうですが、デフォルメの効いた表現で癖がありますので、このあたり好き嫌いが出るかもしれません。
反面、背景や昆虫などの描写は細かくて、ドライになりがちな描き込まれた背景の中にも暖か味を感じる質感で、わたし的にはかなり好印象です。
「空」役の中の人が花澤香菜さんで、なんかこのところご縁がありますね(゚▽゚*)
彼女独特の少し空気感?の混じる発声がマッチしていて、さらにマッタリとした雰囲気になっています。

ARIAと同じ制作プロダクションということもあり、ストーリーの流れというか、観ている者に作用する波長がなんとなく似ています。
もう布団に包まって観ているとスーッと瞼が重くなる感じ(笑)
もう疲れている時だとイチコロですよ?!

主人公は感情の起伏が乏しく見えるんですが、周囲の自然や環境、人を含めた生物から得る感覚を絵に結びつけようとする情熱は強く、ほわ~~んとしている中には意外と情熱を隠し持っているのかもしれません。
周りのキャラは元気だったり不思議ちゃんだったり、弄られキャラだったりと多様ですが、あまり前面に出て引っ掻きまわすようなこともないです。
とにかく緩やかな時間が流れて行くだけです。

そして一応学園モノの体裁をとっているにも関わらず、学校行事が一切出て来ない!
唯一イベントとして登場するのは写生会で、それすらクラブの内輪だけで、しかも初回は主人公ともう一人以外がすっぽかしてしまうという有様(笑)

ここまで何もイベント無しで成立している作品も珍しいんじゃないでしょうか?

強いて言えばネコの話がアクセントになっている程度でしょうか?
そんな訳で、他の日常系が好きな人でも、もしかすると余りのノンビリさに耐えきれないかもしれない、という危険性がありますが(大げさ)、日常から一歩踏み込んで癒し系を求めるのならおススメの一品かと思います。

2010年3月22日 (月)

デュラララ!! (3/15~)

ラの数あってますか?(笑)

2010年スタートの作品のDVDリリースが始まりました!
で、わたし的第一弾がこれになりました。
2話分だけ観たところでの感想は、

ワケワカンナイです…

タイトルも訳わかんないです。
首なしライダーとか、怪しげな組織のようなものが見え隠れしたり、ジャンル的にもなんか掴みどころが無いという感じです。
池袋が舞台ということで、観たような景色があちこち出てきます。
背景とか結構細かく描き込まれていて良い感じです。
ただ全体の色使いがやや暗めかなぁ、と。

設定が良く解らないので、これからどう転がって行くのか見当もつきませんけど、面白そうなストーリーです。

2010年3月21日 (日)

天体戦士サンレッド (3/14~)

予想はしていたけれど、やっぱり年度末は普通に死ねます(笑)
毎年この時期から4月に掛けては異動と新卒の受け入れで超多忙になるんですが、それでも今年は我が社も採用抑制で絞った昨年よりもさらに削減しているので、まあ楽かな…(当社比)。
その分定期異動が増えてお隣のグループは大変そうですけど。
そんな訳で先週は平日は細々としかアニメを観れず、いまだに昨週末のネタを引きずっています(゚ー゚;
なんと1周遅れの記事になってしまいますけど、ご勘弁を。

この作品、話は以前から聞いていたんですが、ネット配信オンリーと思っていたらTV放映もしていたんですね、TVKだけ(笑) どうりで新聞のラテ欄で目立たないわけだ…。

戦隊ヒーローものをパロっているような作品ですけど、戦隊ではなくてヒーローは「サンレッド」ひとり、ということで仮面ライダーとかと同じような感じですね。
元は戦隊だったけど、解散して一人になったという設定が奥深いです(笑)
タイトル的にサンレッドが主人公だと思われますけど、敵役の悪の組織フロシャイムのヴァンプ将軍の方が扱いとしてメインになっているのではないかと?
人柄もサンレッドよりヴァンプの方が良く、人物像が普通と逆転しているのが、この作品の持ち味です(笑)
ヒモで粗暴な正義のヒーローと、気遣いにそつがなく中間管理職の鏡のような悪の組織のリーダーという組み合わせが傑作です。

登場人物全てが特徴的で、ブラブラしているサンレッドを養っている「かよ子」さんをはじめ、フロシャイムの怪人や戦闘員たちも各回での出番は短いものの印象的な役回りをしています。
明らかに異形な怪人たちが、ごく普通に社会に溶け込んで働いているという摩訶不思議な世界観もこの作品ならではで、全員が悪の組織と関係がある訳ではなく、フリー?の怪人も当たり前のように存在し、それぞれの人生?を背負いながら生きている、という描写もあったりして、意外と奥行きのあるストーリーが出てきたりします。

正義と悪の関係も、単純に正義が悪を倒す!、という訳ではなく、面倒臭そうに対決を引き受けて、その日の気分で一撃でやっつけてみたり(決して致命傷は与えない)、時にはヴァンプ達にお説教をしたりという、ちょっと普通じゃない対決(笑)、サンレッドの引っ越しに手伝いに来る悪の組織、傍若無人なヒーロー仲間が来た時にヴァンプを匿ったりと、妙な連帯感というかライバル間に芽生える友情のようなものも存在しているかのような不思議な関係を醸し出しています。

この作品は1本15分で、本編の他にヴァンプ将軍の料理コーナー(実写)やショートコントが挟まっているという変わった構成で、短い時間に色々楽しませようという配慮?が感じられます。

舞台設定が川崎北部の「溝の口」というコアな設定で、微妙に名前を変えて実在する建物や場所が登場しています。
絵柄は緻密な感じじゃなく、むしろわざと崩しているようなところがあって、ストーリーの性質に良く合っているんじゃないでしょうか。
作画自体はDVD4巻目まで見た感じでは安定していて、特に乱れは無いようです。

1本が短いこともあり、時間の無い時でも観易くて、話や構成のテンポも良いので観ていて心地よく楽しめます。
かなり良質なギャグ作品ではないでしょうか?

2010年3月17日 (水)

フルメタル・パニック? ふもっふ (3/14)

このブログで触れるのは初めてだと思いますけど、わたし的には多分3回目位の視聴になります。

フルメタル・パニック・シリーズの第2作目で、コメディ部分だけで構成された全12話のシリーズです。
出来れば無印フルメタル・パニックを観てからの方が登場人物の関係や舞台設定が解ってよいと思うんですが、これ単体でイキナリ観ても多分大丈夫だと思います。
なぜ高校生が爆発物や銃火器を持っているのか、という不条理さを笑い飛ばせればですけど(笑)
本編でもズレた主人公が学校で巻き起こす不条理なドタバタで笑わせてくれますが、こちらでは数倍パワーアップしています!

私はいつものようにDVDで視聴していますが、前半は1話2部構成でAB各パートでそれぞれ異なったストーリーになっている回が多いです。
全話にわたってかなり無茶苦茶な展開をする(いい意味で)ドタバタ具合が可笑しくてしょうがないんですが、主人公がどうして銃をぶっ放したり、爆破したりしても警察に捕まらないのが謎です。
自転車の二人乗りと痴漢騒動で婦警さんに追い掛け回されたことはありますけどね。

本編とも言える、この「ふもっふ」を挟む前後の2作品が結構シリアスな展開が多いので、余計この作品の無茶さが際立って可笑しいんですが、主人公の激しくズレた常識に巻き込まれる周囲の人々、更に主人公と良い勝負なヒロイン、同僚や上官、クラスメイト達が巻き起こす騒動も唖然とするほど変です(笑)
わたし的にはラグビー部の存続のために主人公が部員を鍛える話、上官テッサが短期留学生として学校に来る話と最終話の細菌兵器のエピソードが好きです。
あと婦警さん絡みの忘れ物を取りに帰る話とボンタ君で変質者を捕まえに行く話しもお勧めです。

制作が京アニだけあってキッチリ書き込まれていますけど、水着姿の女性達のスタイルが何か変なんですよね。 妙に胴が長くてバランスが悪い。 どうしちゃったんでしょうね?

それ以外には特に文句をつけるようなところが無く、凄く可笑しいだけという作品です。
そんな訳でテーマ性もメッセージもありゃしませんし、どちらかといえば本編読者・視聴者へのサービス的な作品といえないことも無いです。
あとはノリについていけるかどうかが好みの分かれるところでしょうね。

2010年3月16日 (火)

MEZZO (3/14~16)

さて、FORTEに続いてTVシリーズです。
1クール13話立てですが、平行して観ている作品もあるので3日掛かってしまいました。
この間の週末は何故か鬼のように作品を観ていたので、この後も同じ日付の記事が出てきますけど、インチキじゃないんですよ。

メインの登場人物は変わりませんが、五十嵐あさみちゃんという小学生のいじめられっ子がDSAにやってきます。
彼女の成長振りも、このストーリーの一つの要素になっています。

危険代行業DSAがストーリーの中心であるのは前作と変わらずですが、基本的に各話ごとに依頼があり、それを解決して行くスタイルになっています。
終盤はストーリー全体を通して進行していた陰謀?に絡む話になるので、最終話で解決を見るかたちになります。
依頼内容は様々ですが、まあヤバい話ばかりで、おっちゃんをはじめDSAの面々が危ない目に遭いながらも事態を解決して行きますが、殆んど収入に結びついていないのがなんとも…(笑)

ひょんなことから、DSAが絡んだ現場に居合わせた「いじめられっ子」あさみが海空来に助けられ、それ以来彼女にあこがれて事務所に通い詰めるようになります。
事件に巻き込まれたりしながら成長してゆきます。
また海空来や原田がおっちゃんと行動を共にするようになったと思われるエピソードや海空来の生い立ちも出てきます。
ストーリー後半ではおっちゃんが狙われるようになりますが、その黒幕が意外な人物(そうでもないか?)だったりします。

コメディ色の強いアクション作品とでも言えばいいのでしょうか、広川節全開なおっちゃんのセリフが強烈ですけど(笑)、ストーリーの流れがよどみ無くスピーディで、とても良いです。
前作と違い一般向け作品なので、エグイ描写は無くなり、ちょろっとエッチぃシーンもあったりしますけど、まあ大したことは無いです。
テーマとかメッセージ性はあさみの成長以外にはこれといって無さそうで、特に無いのではないかと思います。
ただただ展開を楽しむ作品だと思います。

キャラデザインは特徴的で、やや肉感的な感じです。
ただ女性キャラの描き分けが今ひとつで、髪型が違うだけで殆んど同じかも…。 そして目が大きい。
かたや男性キャラはそれぞれ立っていて個性的です。 なして?
放映されたのは2004年ということですが、それにしてちょっと時代掛かっている雰囲気です。
前作のイメージを踏襲しているので、それだと10年前ということになりますけど。
それでも背景などは丹念に描かれていて印象深いです。

とにかくテンポが良くて、時間が許せば13話を一気に観れる位スムースな流れで、構成の良さが見てとれます。
あまり話題に上ることは無いように思えますけど、隠れた名品かもしれません。

2010年3月15日 (月)

MEZZO FORTE (3/14)

なんとなく短編を、ということでチョイスしてみました。

ちょっと時代掛って見える絵柄ですけど、一応2000年代の作品のようです。
もともとH系なアニメのようですけど?意外とそんな感じはしませんでした。
むしろ最近の萌えアニメの方が余程イヤラシイかも?(苦笑)
ただ暴力的シーンが多く、描写もエグイのでその辺りには注意が必要かと思います。
元々はもっと長い作品だったようですけど、えっちぃシーンをカットしたりして再構成されているようです。
ただ殆ど違和感無く見れる編集がされているので、言われなければ気がつかないかもしれません。
DVD視聴ですけど、インターナショナル版とディレクター版の2種類が入っていて、私が観たのはディレクター版です。

元刑事のおっちゃんとカンフー使いの女の子、それに異様な髪型の青年三人組みの危険代行業が請け負ったある依頼を巡るストーリーのバイオレンスアクション作品という感じでしょうか。
相手はプロ野球チームのオーナーながら、かなり胡散臭い爺さんと殺人狂と化している娘、手下の面々を仕切る番頭的立場の男。 そしてストーリーのキーはその番頭が握っています。
主人公達も相手も、あまり堅気な感じはしないし、すぐに銃撃戦になってバタバタと人が死ぬので、そういうのが苦手な人には向かないと思いますが、アクションの流れや、やや先読みが出来るものの、ストーリー展開の気持ち良さ?があります。
見てるだけで痛くなりそうなシーンもありますので、注意が必要ではありますけど。
また人とそっくりで、殆ど見分けの付かないエロロイド(汗)と呼ばれるロボットが出て来ますが、これも所々ツールとして使われています。

あまり凝った作画技術を使っている訳では無いでしょうが、画の崩れもあまり無く結構派手に動き回るキャラ達が凄いです。
背景は中の上くらいの描き込み具合でしょうか?
色使いや絵柄の雰囲気がやや古臭い感じですけど、それは制作年代それなりという感じなのではないかと。

とにかくストーリーのテンポがとても良くて、短い時間に上手く詰め込まれていて、あっという間に観終わってしまいました。
カンフー使いの女の子と殺人狂の娘は、どうも何らかの予知能力のようなものを持っているようですけど、今回のストーリーでは余り触れられることはありませんでした。
おっちゃんの中の人が広川太一郎氏なんですけど、相変わらずの話術が可笑しいんですけど、実はその辺りにも好き嫌いが出る?
番頭の若本氏といい、演技派な男性声優が頑張っている感じで、声の部分では不安の無い仕上がりになっています。

2010年3月14日 (日)

NieA_7 ニアアンダーセブン (3/13~14)

昨日の夕方ウッカリ眠ってしまって、夜行性モードになってしまったのを良いことに?一晩で一気に観てしまいました。
この作品の感想がこのブログ200本目の記事となります。

1クールもので、13話構成になっています。
キャラデザインが「lain」と同じ人で、独特な世界観とも相まって、ちょっと取っつき難いイメージがあったんですけど、基本的にはコメディだと思います。
思いますって、今ひとつ断言出来ない理由は物語の舞台設定にあります。

ごく普通に宇宙人と共存している未来?の東京と思われる街、宇宙人たちは地球人と殆ど見分けがつかず、唯一の違いは,耳の形がやや尖っていることと、頭にアンテナが生えていること。
主人公のまゆ子の部屋に居候するニアにはそのアンテナすらなく,同じ宇宙人の子供に「アンテナ無し」と囃し立てられているけれど、本人は全く気にしていない。
宇宙人には階層がありニアはその最下層に位置し、戸籍すら与えて貰っていない、という状況になっています。
宇宙人たちが何時地球に来て、どのように地球社会に溶け込んで来たのかは語られていませんが、主人公の住む地域にはクレーターの底にスラムのような処があり、役所の対応にも階層の違いによる差があり、まゆ子も些細な言い争いからニアに彼女の階層に対する差別的な言葉を投げたりしてしまいます。
主人公達の周囲にいる登場人物の中に、インド人のような宇宙人(゚ー゚;が居ますが、あえてカースト社会である国のイメージを出している意図は一体…。 次回予告を兼ねたオマケコーナーのインド人氏のベタなギャグがシュールではありますけど(笑)

ストーリーそのものは、主人公とニアの住む銭湯のある街の日常系的な出来事が中心で、ギャグテイストの強いエピソードが大半ですけど、後半はややシリアスな方向に動いたりします。
アルバイトをしつつ予備校に通う主人公と、その部屋に居候するニア、部屋にはニアの方が先住だと主張していますけど…。
お金が無く、食べるものにも苦労している超貧乏な状況の中、ニアはガラクタを集めてはUFOを自作し、毎回失敗しては部屋を壊しています(笑)
二人の同居生活でのドタバタがメインで、それに銭湯や予備校のUFOマニアなクラスメイト、まゆ子のバイト先の親子が絡んで、何やら独特の間合いのコメディに仕上がっていますが、やはり所々で何か影のようなものが見え隠れし、ただ笑っているだけで済まないような雰囲気が漂っています。 と、感じました。

まゆ子が感じた、「その後」のこと。
ニアと自分との関係。
自分の居場所は?

日常の出来事のひとつひとつから発せられる問いの蓄積がこの作品のテーマなのかもしれないですけど、それがなんなのか明確には語られてはいないように思います。
しかし行間を読み取ろうとすると、何か引っかかって来るような感じで、観ているとちょっと立ち止まってしまいます。

考え過ぎかもしれないけど、探れば探るほど深みに嵌りそうな作品です。

画的にはギャグ顔に変わったりするのは別として、なにやら作画が安定していないように感じます。
結構顔つきが変わったりするので、ちょっと気になるかも?
背景は、まあ普通かな?という感じで、特に描き込まれている訳でもありませんが、主人公の住む街の景色は昭和を強くイメージするような情景になっています。

観終わった後で調べてみたらこの作品の監督さんはこれが初監督作品で、「生徒会の一存」や「苺ましまろ」の監督でもあるんですね。
限定された範囲で構築されるストーリーが得意なんでしょうか?

2010年3月13日 (土)

かなめも (11/23~3/13)

11月に観始めて、4話残っていたのを視聴して完走です。

4コマ原作ということで、いつものようにコマ切れな話をどう繋いで行くのか?というのが気懸かりなのですけど、この作品は比較的上手く繋いでいるんではないかと思います。
ただ1ストーリーごとは短めになっていることが多いでしょうか。
切れ目に狂言回し的に何か「つぶやいて」飛んでいくロボットのようなものが出てきますけど(笑)

ストーリー自体は特に中身があるわけでもなく、「日常系」によくあるユルい時間がただ流れるだけという感じです。
ただ設定が「女の子だけの新聞販売店」という有り得なさ全開で、しかもレズっけ無双なキャラとかある意味お約束ではあるけれど、かなりぶっ飛んでいる部分もあり、観ているとちょっと頭がクラクラすることもあります(笑)。

主人公「かな」は毎日絵日記を付けていて、彼女の日記的物語なので「かなめも」なんでしょうね。
短いストーリーそれぞれ小ネタ的なものから、やや感動系なものまでいろいろあります、という感じですけど、どれも深みは無いので観ていても何も頭を使わない、ぼ~~~っと観ていても大丈夫!的なものばかりです。
百合風味に抵抗が無ければ、癒されるかも?しれないけれど、そうでない人にはちょっとその辺りのアクは強いかもしれません。
あとこの手の作品お約束のえっちぃシーンもところどころあったりします。

キャラのデザインから背景まで、画的にも全体にユルさが出ていますけど、作画自体は安定しているように思います。
子供っぽいキャラに馴染めるかどうかが、この作品を見れる最初のハードルになるかもしれません。

テーマなんて無さそうでいて、やっぱり無さそうですけど(笑)、そういうのを期待して観てはイケナイ種類の作品です。

さて、次の作品がこのブログ200本目の記事になります。
この週末、何を観ましょうか。

2010年3月12日 (金)

JINKI:EXTEND (3/8~11)

途中シムーンと並行して観ていたんですが、ロボットアニメ強化年ということで?、どこかで読んだレビューで面白そうと思っていた作品の中から選んで観ました。

率直に言って、勉強不足でした…。

私の理解を超えているのか、それともストーリーと構成自体に無理があるのか、何をやりたいのか読み取れなかったんですけど(汗)。
まず主人公が誰なんだろう?、というところで混乱してしまいまして。
最初はアオバで間違い無いと思うんですけど、途中でアカオちゃんが出て来てストーリーの中心がそちらに変わってしまい、アレコレあって最後の方で二人が出会う訳ですが、話が繋がっているんだかいないんだか…。
時系列が途中で飛んだりしているのか、どうも展開が呑み込めない部分があるんですよ。
物語設定の説明も不十分で「ジンキ」って何?という疑問も今ひとつスッキリせず、なんだか解らない敵と戦って倒す話かと思えば、いきなり「悪魔がどうたら」とか言い出して、アオバとアカオが戦ったりと、もう何がなんだか。

1クールの短いストーリーの割には登場人物が多く、アオバと母親との確執やアカオの生い立ちなど興味深い設定もあるものの、なんか生かし切れていないというか、やっぱり説明不足というか、描き切れていないというか?

原作が漫画らしいですけど、話の構成要素を無理やり押し込んでアニメ化してパンクしてしまっている、というパターンじゃないでしょうか?

いきなりベネズエラに舞台が飛ぶとか、突飛なところがある意味面白いんですけど、ギアナ高地のテーブルマウンテンである理由はなんでしょうね?(笑)
そして古代ジンキのデザインが…、建設機械?工作機械?!異様なスタイルをしたロボットのような、生き物でもあるような感じで摩訶不思議です。

画的にはキャラの描き分けが出来ていない!と思っていたら血が繋がっていたり?設定の呑み込み不足で混乱した一面もありますけど、どうもパッとしないです。

その他には特に見どころも見つけられず、なんともスッキリしないイメージだけが残りましたが、それすらもう薄れて行くような感じです。

2010年3月10日 (水)

Simoun シムーン (3/7~9)

観終わったあと、一日置いてみました。
ん~~~なんというか、印象をまとめるのが難しいです。

いっけん「百合風味の戦争モノ」のような作品ですが、テーマは全然別のところにあるのではないかと思います。

人類が全て女性として生まれてくる星、その中の一国での物語。
ロストテクノロジーを使った戦闘機(?)シムーンに乗るのは、神テンプスパティウムに仕える巫女(シムーン・シヴュラ)達で、彼女達にしかシムーンを飛ばすことは出来ず、それゆえ17歳で「泉」へ行き性別を決定する、という選択を猶予されている。
という設定は面白いです。

この作品の世界では、男性も元は女性だった訳で、「泉」へ行って選択をした者は緩やかに男性へと変化して行くことが作中で語られていました。
選択前には誰もが男女どちらになるのか考えている訳ですが、恋愛感情を持つ相手が居れば選択前から恋人同士のようになり、それなりの関係になってたりする訳です。
確かに選択前は女性同士ですが、選択後の性別分化の前提があるので、果たして「百合なのか?」というと微妙な感じですね。
なにやら女性同士のままで怪しくなっているペアもなきにしもあらず?

本来シムーンは「祈り」の為の機械で、戦争の道具では無かったそうです。
それゆえ隣国に攻め込まれて、それを迎え撃つ戦いを「祈り」と呼び変えられているという皮肉。
シムーンは機関銃を撃つだけではなく、リマージョンと呼ばれる航跡の紋章を描くことで驚異的な破壊力を発動出来ます。
リマージョンのパターンや意味はそれだけではなく、儀式的な目的の紋章もあるようで本来はそちらの用途が主だったと思われますが、ロストテクノロジーの断片としての側面もあり、全ての紋章が明らかになっている訳ではないようです。
その中の「翠玉のリマージョン」がこの物語の重要な鍵になっています。
シムーンはシヴュラ2名がパルと呼ばれるコンビを組み、操縦者アウリーガ、攻撃担当?サジッタとして搭乗します。
そして彼女たちがキスをしなければ起動せず、コンビが不仲で意識が集中できなければコントロール不能になったりするという構造になっています。
今まで圧倒的な力の差があったシムーンと他国の戦闘機でしたが、数で勝負な戦い方と徐々に技術力が上がって来たことによる格差の縮小で、主人公たちの所属する「コール・テンペスト」も大きな被害を受けます。

そして冒頭で、この物語のヒロイン?ネヴィリルの乗るシムーンが「翠玉のリマージュ」を試みますが失敗?!パル相手のアムリアが姿を消して行方不明になります。
それ以外にも犠牲者が出るなど、失望から泉へ向かってシムーンから降りてしまう者も出てコール・テンペストは半減してしまいます。
そこへ補充としてアーエル、ドミヌーラ達がやって来たところからストーリーが転がり始めます。

主人公はアーエルなのですが、序盤は誰が主人公なのか今ひとつハッキリせず、私はネヴィリルがそうだと思っていました。
このアーエルの空気読めなさが最初目に付いて、「おまえは宮子か!」なんて思いながら観てましたが(笑)、後半の成長といい確かに主人公で間違いありませんでした。
そして補充組のドミヌーラと、どう見てもお子様なリモネが重要な役どころだったりします。
さらに同じ補充組のマミーナはテンペストのオリジナルメンバー、ロードレアモンの家の使用人夫妻の娘で、ロードレアモンに複雑な感情を抱いており、後の和解とその後に訪れる出来事でこの物語の泣かせどころを演出しています。

登場人物が多く、それぞれのパル、あるいは周囲の人々との人間関係から来るストーリーが盛り沢山で、どちらかというと戦闘よりそちらの方に全体のウエイトが置かれています。
なので、派手な戦闘シーンを楽しみにしている人にはガッカリ感があるかも?
そうですね群像劇という方がしっくりくるかもしれません。
パル相手を亡くした悲しみ、恋愛感情のもつれ、友情、姉妹の距離感などなど、それに政治的な思惑、無能な政治家、他国の巫女との邂逅と衝撃的な別れとか、様々な人間ドラマが渾然となって物語が進んで行きます。

シムーンとは? 翠玉のリマージョンの意味? そしてオナシアの正体は? 幾つもの謎がさらに物語を盛りたてます。
しかし幾つかはハッキリとされないままにされていますが、伏線回収忘れではなく、敢えて謎のまま残して置いた、と見て良いのでしょうね。
ラストも観る側に想像を託しているような終わり方ですし。

観終わって、この作品のテーマを探ってみると、思春期の少女たちが自分の居場所を見付けるための旅だったのかな?という気がします。
男になる者、女になる者、巫女のままで居ることを選んだ者、そして敢えて命をなげうつことを選んだ者、それぞれに明確な理由があって、最後は納得して選択をしているのが重要だと思います。
中盤から終盤に掛けて、戦況が不利になり主人公達が危うい状況に陥っている時に、さらに無能な政治屋が色々と邪魔をしてきますが(怒)、その辺りだけを観ていると翻弄される主人公達が可哀想程度の感想しか無いのですが、選択に至るエッセンスと考えればなるほど良く考えられているとも思えます。
ただマミーナを巡るストーリーだけは、涙なくしては観れません。

最終話は少々時系列が錯綜していますが、「その後のシヴュラ達」の様子が描かれています。
選択後の彼女たちがどう生きているのかが見れて、なんかホッとします。

画的にはメカのデザインが非常に個性的というか、表現のしようが無い感じに仕上がっています…。
またそれらがCGっぽさ丸出しで動くのでちょっと違和感が無きにしも非ず?
背景が絵本の絵柄のような感じで、あまり緻密とはいえないので尚更浮き上がっているような印象です。
キャラデザインはそれ程癖は無いと思いますが、「泉」後に男性化している人たちが今ひとつ見分けが付きにくく、オジサン化(笑)している人を除けば、性別が良くワカラナイです。
オカマっぽい人が居ない!ので、なんとなくタカラヅカのようです(笑)
声がオジサン化している人も含めて女性声優なので、よりそう思えるんですよね。

あと音楽も特徴的で、タンゴのリズムが多用されていたりするのが新鮮です。

この物語特有の用語が多いので、台詞を聞いているだけでは何言ってるのかワカラナイ部分が結構あるかもしれません。
少なくともどんな字が充てられるのか解らない用語があるので、ある程度の事前学習が必要かも?
カタカナ用語はラテン語っぽいんですけど。

そんな部分もあって、序盤のやや取っ付き難い展開と相まって、先に進み難いと感じるかもしれませんけど、がんばって観続ければ、佳作な物語を手に入れられると思います。

2010年3月 7日 (日)

大正野球娘。 (10/1~3/7)

序盤だけお試しで観た後、放置していましたけど、全巻揃ったところで残りを一気に観て完走です。

物語の時代設定が大正時代というのは結構珍しいと思います。
私的に知っているのは、これと「鋼鉄天使くるみ」だけかな?
実際の大正時代がどんな感じだったのか、書物以外で知る術がありませんが、まあ女性には厳しい世界だったのは事実でしょうねぇ。
そんな中で、「女は家庭に入っていれば良いのだ」という許婚岩崎荘介(三菱財閥?)の発言にキレたお嬢様小笠原晶子(祥子様の曾祖母様くらいでしょうか?w)が級友達(ヒロイン小梅他)を巻き込んで始めたのが野球ということで…。
なんて書くと身も蓋も無いですけど、まあそんな感じのストーリーです。

観始めの感じでは、可愛らしいキャラの萌えを前面に押し出したそれだけ作品っぽい感じだったんですけど、一応チョロっとスポ根風味が効いています。
チームが出来て暫く経った後に荘介の所属する朝香中学野球部と対戦したものの惨敗。
それにも懲りず、荘介たちに勝つために練習に明け暮れる野球娘達でした…。

という感じのストーリーですけど、基本はコメディなので、のんびり観ていられます。
1クールものなので、ストーリーは結構早足で進みます。
メンバー集め、練習相手探しや「辻撃ちw」のエピソードなどを挟みつつ、クライマックスは朝香中学との再戦で、ラストはかなりあっけなく終わってしまうような…。
ラストシーンで、そういえば小梅が主人公だったんだ!と思い出させてくれますけどw、恋愛沙汰が起きるのは彼女ばかりだったんですよね、そういえば。

キャラデザインはかなりカワイイ系で、あまり癖が無いですけど、少しユルイかな?
背景の書き込み具合というか画風もゆるく、なんとなく絵柄でも雰囲気をゆるく演出しているような感じです。
なんか「シャナ」と同じ製作会社が作っているとは思えないんですが、色々出来るんだなぁと感心してしまいます。

この作品を一言で表せば、「ゆるやかスポ根萌えアニメ」というところでしょうか?

2010年3月 5日 (金)

懺・さよなら絶望先生 (11/13~3/5)

今日も時間があまり無くて、これだけです。
4、5巻目をまとめて観て完走です。

3シリーズ目ということで、安定しているんですけど、見慣れてきたというか、ちょっとマンネリ気味な感じがしないでもないです。
今回のシリーズは原作への忠実さはシリーズ最高かも?
それゆえ尚更既視感があるわけですが、それが悪いといってる訳でも無いんですヨ。

制作は相変わらず新房Xシャフトなので、お馴染みの演出手法炸裂です。
OP/EDは私的にこのシリーズがやっぱり一番好きかも。

話の展開とか時事ネタのチョイスは相変わらず結構毒があり、概ねニヤリとしながら眺められる?ような感じです。
小ネタも多いですけど、あまりそればかりに走る訳でも無いので、その辺りは私的には好感ですけど、そうでない人も居るんでしょうね。

それでも面白いことに変わりは無いんですけど、4期目への期待は難しいようなことを劇中でも自虐的に言っていたくらい(笑)、マンネリ感があるのも事実かなぁ~。
こうして感想を書いていても、目新しいことを思いつかないですし(ぉぃ)
でも、自分をネタに出来る余裕があるうちは大丈夫なのかな?(笑)

そういえば「前回までのあらすじ」が次第に凄まじくなっているように思います。
斉藤千和さんすごいなぁ…。

2010年3月 4日 (木)

交響詩篇エウレカセブン ポケットに虹がいっぱい (3/4)

今週はあまり長い作品を観る気力が出ません…。

「エウレカセブン」の劇場版を観てみました。
TV版とは設定が大幅に変わっていることは知っていましたけど、ここまでとは!
人物設定が全く変わってしまい、レントンとエウレカに対する立ち位置がTV版での敵味方別関係なく変化していて、ちょっと混乱…。
一応同じサイドに居るような感じのホランド達ゲッコーの面々も置かれている状況からして大違いで、しかもエウレカに危害を加えてしまう奴まで居る始末で、なんかやな感じです(苦笑)。
女の子に酷いことする奴は殺されても仕方ないよね┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

物語はどうやらTV版とは違う世界が舞台のようで、それゆえ星を危機に陥れている存在も異なります。
LFOとのコミュニケーションはより直接的な感じで、なんか妖しカワイイ(笑)ニルヴァーシュの姿とかラブリーですけど、ストーリーの随所で「彼」が絡んできます。

ストーリーのテーマはTV版と同様だと思いますけど、劇場版ではちょっと切なさが強いでしょうか?
エウレカがレントンと一緒に居続ける為にとった選択は?
TV版がレントンを変えることで解決を図っているのに対して、劇場版ではその逆になっています。
その結末も対照的な感じで、観ていて複雑な感じです。
ただそれしか手が無かったのかな?とは思いますけど。

各シーンはTV版で見たようなところもあれば、新規に作られた部分もあり、どちらかといえば新しいシーンの方が多いのでは?と思えました(私は忘れているだけかも知れませんけどw)。
画の乱れも無く、不自然さも出さずに上手く繋いであると思います。
2時間弱にまとめられているので、あまり多くを説明出来る訳でもなく、TV版ほどの要素も詰め込まれていないので、アッサリした感じがしますが、やや抽象的なホランド達が目指す世界やレントンとエウレカが最後に辿り着いたところなど、想像力を働かせる場があるのは変わらずです。

何を夢見るのか?
一緒に夢を見続けられるのか?
その夢の行き着く先は?

その問いの答えを観る側は用意出来るでしょうか?

2010年3月 3日 (水)

BLOOD THE LAST VAMPIRE (3/2)

2日の夜2本目です。

以前観たBLOOD+の元になった劇場版作品ということで観てみました。
僅か48分という短さで、あっという間に観終わってしまいます(笑)
2000年の作品ということで、結構前に作られている訳ですけど、あまり古さは感じません。
このシリーズに押井守氏が関わっていることをスッカリ忘れていましたが、「押井塾」なるものの習作のような感じなんでしょうか?
神山健治氏が脚本を書いているんですが、そうかぁ~この辺りから脚本を書いてたんですね、ということでちょっと期待してました。

が、時間が短いこともあり、どうも背景説明が省かれているような感じで、ただホラーというかサスペンスというか…。
「+」を先に観ているので、実際には状況も理解出来ているのですが、いきなりこれだけみたらわけわかんないかもしれません。
ただ状況はわからないけどちょっと怖い、というのはあるかも?

主人公はモチロン「小夜」で、デイビッドも出てきます。
キャラのデザインが、+よりも写実的で可愛らしさが無いのが残念?
ちょっと国籍不明な感じです。
デイビッド他の登場人物は横田基地が主な舞台ということもあり、中の人も含め外人ガイジンしています(笑)
時代的にベトナム戦争の辺りだそうで、+の物語世界でいうと、小夜の前回の覚醒時期ということになるのでしょうか。

昔の地下鉄銀座線や飛行機のスタイルとかリアルで、懐かしい?地下鉄の瞬間停電も表現(演出の一部だけど)されていて、なんかニヤリとしてしまいます(笑)
ストーリーは状況説明が無いので、結構唐突で、「この子いったいなんなのさ?」という状態で突っ走ります。 観ている方も、劇中の人(特に保健の先生?が)も。
あとは「翼手」と戦って倒す、というシンプルなもので、特にヒネリもなくアッサリ終わってしまいます。

う~~~ん、リアル感のある作画とアクションを楽しむ為の作品という感じかなぁ…。
何かテーマがあるわけでもなく、ただそれだけ。
だから「習作」なのかな?と思ったわけです。
「+」の前に観ても、後で観てもそれなりに楽しめると思いますけど、だから何かプラスになるわけでも無いです。多分。

2010年3月 2日 (火)

ヨコハマ買い出し紀行 -Quiet Country Cafe (3/2)

え~実家のご当地作品ですが、影も形もありません(笑)
前から気になっていた作品ですけど、具体的な内容は全く知らず、ただレンタル店でパッケージを眺めていただけ、というわたし的ありがちな「気になる」パターンであります(*゚ー゚*)

この作品は2004年にOVAとしてリリースされた作品で、全体で2話構成という短編ですけど、これがなんというか説明が非常にし辛いんですが…。
ぼ~~~~~っと眺めていると、ほのぼの日常系のように見えるんですが、あまりに短い時間の中で、登場人物や舞台背景などの説明は一切無し!、劇中の台詞や場面ごとの情景などから観る側がどれだけ掴み取れるか?ということに理解度が掛かっているような??

原作はそこそこ長い漫画のようですが、その中のごく一部のエッセンスだけ取ってきてアニメ化したような感じなんでしょうか?
とにかく謎だらけなんですが、観て行くうちに色々解ってきて、それは凄まじい世界で展開されているストーリーということがなんとなく理解出来ます。

ここで書いてしまうとつまらないので、その辺りのことはこれ以上書きませんが、そんな世界で展開されるストーリーのマッタリ感というか、超スローな感覚がなんとも心地よくて、思わず寝てしまう(笑)というのはARIAに近いかもしれません。
音楽も同じアーティストなので尚更デジャヴ感があります。
ただその背景はかなり深刻な舞台なのが大違いなのですけど。

キャラのデザインも何かゆるく、背景画もイラスト調のようなリアリティからはちょっと引いた様でいて、良く観ると何か引っかかるような?独特の雰囲気を持っています。

ストーリーは三浦半島のどこか?で、カフェの店番をしている主人公のアルファが、台風で店が壊れたのをきっかけに、ヨコハマへと旅立ちます。徒歩で。
その間住み込みで働いてみたり、厚木飛行場で飛行機乗りと出会ったりするのを淡々と緩やかなテンポで綴っていますが、特に何かあるわけではありません。
ただ出会った人との会話や、風景からこの作品の世界観が見えてきます。
人の気配が希薄な世界、そして主人公や登場する何人かは「ロボットの人」と呼ばれる人では無い存在で、けれども見た目はどう見ても人そのもので、飲み食いもすればトイレにも行くという、言われなければ見分けが付かないくらいです。

形の変わってしまった富士山の姿を見ながら主人公は何か思ったようですが、観ている方も色々思ってしまいましたよ…。
丁寧なのかアバウトなのかよく解らないような絵柄ですけど、細かな描写が結構凝っていて、そのあたりから何か感じとって欲しい、という作り手からのメッセージがあるような無いような?

もの凄く原作が気になってしまうのですけど(笑)
これは読まないとだめですね(~_~;)
単体のアニメ作品としては、どう評価してよいのかワカラナイというのが正直なところですけど、印象だけは妙に強い作品ではあります。

追記

ヨコハマ買い出し紀行には2種類の作品があって、今回ご紹介したのは後からリリースされた作品です。
これとは別に2000年リリースのバージョンがあるようです。

3/15一部リライト

2010年3月 1日 (月)

うたわれるもの OVA (3/1~)

あぁ、もう三月。春ですよ春☆
大津波警報が出たりして大変な週末でしたけど、私もお出掛けしていたものの方向が違ったので、幸い電車の運休にも巻き込まれずに済みました。

「ゼーガペイン」の余韻に浸っていたので、週末はこれといって作品を観るわけでも無く終わりました。
今夜は余り時間が無かったので、短編でさらっと行きましょう。

「うたわれるもの」世界の日常のヒトコマのような作品ですけど、全三巻予定で今のところ2巻目まで出ています。 というか、これで完結じゃなかったってことをDVDの最後に入っているインフォメーションで初めて知りました…。
1巻1話構成になっています。

1巻目はウルトリィのエピソードですけど、いきなり赤ちゃんを抱いていて、「誰の子だ!もしやハクオロ?!」と思ったんですけど(笑)、違いました。
何の説明もなくイキナリの展開なので、??の連続ですけど、これって原作では説明されているんでしょうね?
アニメだけの視聴者にはちょと無理のある構成なんですけど、赤ちゃんを本来の親に返したくないと駄々をこねるベルダンディウルトリィとカルラが戦ったりと、ちょっとシリアスっぽくなったりしますけど、結局収まるところにまとまって、という感じのストーリーです。
この回はハクオロやエルルゥは完全に脇役です(笑)

2巻目はコメディで、城に忍び込んだ賊?にエルルゥがさらわれて、連れて行かれた先で「惚れ薬」を作るというお話。
なんかタイムボ○ンの悪役3人組の誰かみたいな人が出ているんですけど(笑)
連れて行かれた先のカムチャタールという女性が惚れている相手が、あの人!でエルルゥも彼女の家に伝わる秘伝の書で薬を作りますが、果たして顛末は??、というお話。
今回もハクオロは脇役で、執務室?で書類の山に埋もれて死にそうになっているという、管理職?!の悲哀あふれる役どころでございました。
きっとこの仕打ちでキレて、ベナウィにペーパーワークを押し付けるようになったんだろうなぁ~(笑)

まあどちらも特に中身は無い、というか本編視聴者へのサービス?OVAって感じで、本編を知らない人がコレだけ観ても何がなにやら解らないと思います。
なんか意味も無く女湯のシーンが入っていたりして…。お兄さん、そこ行きますか?(笑)
あとベナウィが仕舞いにはエルルゥにロリ○ン扱いされていたりと、完全に遊んでますね…。

本編終了後時間が経ってからの作品ということで、なんか画作りの感じがかなり変わっていて、全体的な作画も質が落ちています。
それでもコメディタッチの2巻目では、多少崩れていても許せるかな?という程度でしょうか。
3巻目にどんなお話が来るか解りませんけど、この物語にちょっと未練のある人へ慰めのオマケなのかな、と思ったりします。

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