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« 私的アニメランキングTOP30 制作中! | トップページ | 極上生徒会 (2/10~17) »

2010年2月15日 (月)

私的アニメランキングTOP30 選考理由

動画アップが完了しましたけど、画質悪い…。
動画でそこそこ長い時間になるとどうしても落っこちますね(涙)。
うちのパソコンで元動画を観るとハイビジョン画質なのに(苦笑)。

選考方法

まずどのように候補作品がリストアップされているかと申しますと、私が視聴した作品を記録するEXCELファイルに「視聴済み」とチェックされ、なおかつ採点がされているものを対象としています。
EXCELのファイル自体は以前から継続して使っていたものですが、採点項目はこのブログを始めてから増やしたもので、次の評価欄があります。

  • ストーリー
  • 演出
  • 作画
  • テーマ
  • 印象

この5項目はそれぞれ10点満点で、合計では50点が満点となります。
合計点が高いものから順位が振られますが、合計点が同点だった場合は、

印象>ストーリー>テーマ>演出>作画

の順で各得点を見て、優先項目の序列の中で得点が高いものを上位としています。
つまり合計が同点で、印象が8点と5点の作品があったとしたら、8点の方が上となります。
5点の作品のストーリーが8点の得点より高かったとしても、項目の優先順が印象より下になりますので、印象の8点が上となります。

各項目は次のような内訳が対象となります

ストーリー:シナリオ、作品全体の構成など物語の流れに関わる部分全般
演出   :演出、効果、オープニング、エンディング、音楽
作画   :キャラデザイン、背景、作画水準、作画安定性
テーマ  :テーマ性の有無、主題の妥当性
印象   :作品全体の印象、インスピレーション他、かなり主観的なイメージ

配点上の原則は、各項目5点が標準で、そこから視聴結果により加減されます。
良い印象を受けたものは、そこから加点。 マイナスはその逆です。
ただしテーマ性については、テーマそのものが主観的にマイナスに思える場合は、テーマの表現が優れていたとしても減点している場合があります。
たとえば「エロ」がテーマだったりした場合です(笑)

これらの採点済み作品は全話視聴が完了していることが前提となっています。
採点は全話の視聴が終わった直後に行っていますので、採点している時期は各作品で異なります。
従ってその時の精神状態、蓄積されている期間の最初と最後では8ヶ月の期間が流れているので、その間の視点や選択眼の変化などで、自身の採点基準が変わっている可能性もあります。

また前回の「私的アニメランキングTOP25」で上位だった5作品、

  1. マリア様がみてる
  2. ARIA
  3. 攻殻機動隊
  4. 夏目友人帳
  5. プラネテス

の各シリーズは「殿堂入り」として、選考から除外しています。
今回の上位5作品も同様に次回(あればだけど)は除外対象とします。

視聴方法

基本的にDVDのみに頼っていますので、DVDで全話がリリースされていることが最低条件になります。
ごく一部でネット配信で視聴している作品もありますが、その場合はexcel上で反映されていません。 (つまり観ていないことにされている)
従って、放映、DVDのリリースが現在進行中の作品は対象となりませんので、概ね2009年の夏アニメ以降の新作は対象外となります。

選考理由

選考理由というより、作品のポイント紹介のようになっていますけど…。
各タイトルのリンクはこのブログ内の各作品ページへ繋がっています。一部複数ページにまたがっている作品は、目次ページへのリンクとなっています。

30位 ぱにぽにだっしゅ!

ストーリー:5 演出:8 作画:7 テーマ:5 印象:8 TOTAL:33

新房/シャフト作品に結構ハマってまして、「月詠」の次に物色していて見つけた作品です。
最初はちょっと取っ付き難い印象だったんですけど、途中からなんか面白くなって中盤以降は一気に見てしまいました。 「メソウサ」や謎の「神様」がシュールです。

28位 ちょびっツ

ストーリー:6 演出:6 作画:6 テーマ:7 印象:8 TOTAL:33

同点2作品です。 レンタルDVDが見付からなくて、中古を探してゲットした思い出深い?作品です。
人で無い対象との恋愛という、受け取り方によっては色々考えさせられる作品です。 作品世界の中でも問題化している描写がありますが、「人型パソコン」をゲームとかネットなんかに置き換えると現代社会に実在する問題になるという見方も出来ます。
そう思うと結構奥が深い作品と言えるかもしれません。

28位 ひぐらしのなく頃に シリーズ

ストーリー:6 演出:6 作画:6 テーマ:7 印象:8 TOTAL:33

TV放映2シリーズとOVAで3作まとめての評価です。
シリーズ初期の展開はわけ分からないような感じですが、何度もリセットされる祭り前の時間の謎解きと、その理由がこの作品の核心な訳ですが、「解」の終盤にテーマが解って来ます。
OVAで最後の選択を迫ることで、どんな人生を生きたいのか?という問いかけをして物語が閉じられます。

27位 BLUE DROP

ストーリー:7 演出:6 作画:6 テーマ:6 印象:8 TOTAL:33

地球侵略の為にやって来た異星人(萩乃)と、ちょっと訳在りな女の子がルームメイトとなって繰り広げられる学園物にSF要素が絡んでいます。
結ばれる友情の糸のもつれ、萩乃がなぜ高校生としてそこに居るのか、主人公マリとの間にあった過去など色々と伏線も張られています。
ありきたりな学園生活と自分の星を裏切って宇宙戦艦で戦う萩乃のギャップがある意味凄まじいですが、綺麗な画と淡々とした流れが突如熱くなるラスト近くの展開がぐっと来ます。

25位 妄想代理人

ストーリー:7 演出:7 作画:7 テーマ:6 印象:7 TOTAL:34

同点25位の1作目です。
正直何が言いたいのか、いまひとつピンと来ない作品ですが、自分の中に内在する狂気が作り出す虚像が少年バットなのかな?と思って見たりします。
DVDには監督さん達のコメンタリーが入っていて、ネタ解きをしているのですけど、私は敢えてそういうのは聞きません(笑)
全体構成の中で、少年バットに対する視点が切り替わったりするので、その辺りもこの作品を理解するのに混乱してしまう部分でもあります。そこが面白いという意見もあるかと思いますけど。
それにしても登場人物が一人としてまともじゃ無いのが凄いです。

25位 マクロス・フロンティア

ストーリー:7 演出:7 作画:7 テーマ:6 印象:7 TOTAL:34

アルト君を巡る歌姫ふたりの三角関係と、謎の宇宙生物との戦い、そしてキーとなる「歌」の存在とマクロス・シリーズの基本をなぞっている展開です。
最初のマクロスに比べると、物凄く画が綺麗で、ホント時代が変わったなぁと思います(遠い目w)
舞台設定は大掛かりで、戦闘シーンとか画的な凄みがありますが、細かな人物の描写とかストーリーの構成における持って行き方に少々疑問があったりします。
嗚呼ミシェル・・・。

24位 RED GARDEN

ストーリー:7 演出:7 作画:6 テーマ:7 印象:7 TOTAL:34

OPからしてちょっと取っ付き難そうな感じですが、キャラデザインも独特だったりします。
おしゃれ系な印象をOPから受けるかもしれませんが、ストーリーは全体に暗いです。
序盤は何故かミュージカル仕立てになっていたりして、度肝を抜かれますが、声の演技を録ってから画を付けるという、非常に凝った作り方をしている作品です。
自分達が知らないうちに死んでいて、仮の命も仕組まれた定めに打ち勝たなければ消えてしまう。
そして生き残ったとしても、今度はさらに苦難が待っている、というへヴィな展開です。
番外編のデッド・ガールズで後日談が出てきますが、ちょっと笑えるそのストーリーがせめてもの救いでしょうか。

23位 ひだまりスケッチ シリーズ

ストーリー:6 演出:8 作画:7 テーマ:5 印象:8 TOTAL:34

現在放映中の新シリーズは未視聴です。
日常系4コマ原作では一番好きです。
ほんわかした雰囲気の中、あまりくどくないギャグが適度に混じったマッタリ感がいい感じです。
ちょっと疲れている時に観るとよく眠れます。
キャラデザインが特徴的な上に、新房演出が結構奇抜なので、好き嫌いは分かれるかと思います。

22位 星界の紋章 シリーズ

ストーリー:8 演出:7 作画:5 テーマ:6 印象:8 TOTAL:34

確かに「恋愛ストーリー」という視点で観ると納得の行くところが多々あります。
SF的ストーリーの部分が、独特の世界観ながらよく出来ているので、ついそちらに目が行ってしまいますが、登場人物の人間関係に目を向けると、これがまた特異な世界だったりして悪人の少なさに驚きますが、数少ない悪役の方々には漏れなく「アーヴの微笑み」が贈呈されるというオマケが付きます(苦笑)。
キャラデザインが独特で、この辺りは好き嫌いが分かれるかもしれません。

21位 COWBOY BEBOP

ストーリー:7 演出:8 作画:8 テーマ:6 印象:6 TOTAL:35

観る前の評判が高すぎて、構えてしまったところもあり、期待していた分、感想が思ったほど高くはならなかったのはニコ動の弊害といえなくも無いかも?
「SFルパン3世」は作り手も意識していたようですが、イメージ的には初代TVシリーズのルパンでしょうか?
全体的に冷めたような視点、何となくザラついた雰囲気が感じられます。
音楽がそれをさらに際立たせているようで、パッケージングとして音楽を前面に出して売ろうとしたのがよく解るように思います。
要素が色々あって、多様な見方も出来ると思いますが、ストーリー構成そのものは全体にトーンが抑えられていて、ラストのまとめ方からして、やや暗いです。

20位 R.O.D. シリーズ

ストーリー:7 演出:7 作画:8 テーマ:6 印象:7 TOTAL:35

最初に観たのはTVシリーズの方です。
もう神保町というだけでポイント高いです(笑)。
全体の雰囲気はアクション活劇という感じで、あまりテーマ性は感じなかったりしますが、一応あるには有るような?
OVAとTVの間には時間の経過があって、読子と大英図書館側との関係が180度変わってしまっていたります。
物語設定が結構突飛な部分もあるので、その辺りがちょっと突っ込みどころだったりします。

19位 電脳コイル

ストーリー:7 演出:7 作画:7 テーマ:7 印象:7 TOTAL:35

一応子供向け作品だと思います。
とりあえず大人が観ても視点が違う受けとめ方も出来るので問題無いかな?と。
話のテンポとか、ちょっと引っ掛かりを感じる部分もあって、もうひとつなイメージもあるんですが、全体のまとまりは良いです。
電脳世界の完成度とかちょっと攻殻機動隊とイメージが被る部分があって、面白いです。
テーマ性もシッカリありますけど、ラストはちょっと切なくもあり、納得する部分もありです。

18位 とらドラ!

ストーリー:8 演出:7 作画:6 テーマ:6 印象:8 TOTAL:35

この作品はニコ動を観ていると、かなり意見が割れているようですね。
観始めた時はいつもの「釘宮アニメ」か(笑)と思っていたんですけど、なかなかどうして後半からの盛り上がりが凄かったですよ。
メインキャラ達のカップリングの予想も主人公とヒロイン以外は外してくれましたし(苦笑)。
前半の展開は予想の範疇を出ない、これと言って目新しいモノも無いような話だったのが、大河の父親が出て来てから急にドラマ性が高まって、あとは怒涛の展開になってしまいました。
萌え学園アニメとタカをくくって観ていたらビックリですよ。
キャラ達の不器用な生き様が、なんとも言いようが無い程スキです。
これだけ真っ直ぐに駆け抜ける青春は、さぞ素敵だろうなと自分を振り返ってみたりして。

17位 11人いる!

ストーリー:8 演出:7 作画:5 テーマ:6 印象:9 TOTAL:35

これだけえらく年代が飛んでいますが、たまたまネットレンタルで見付けてしまったので仕方ないです(笑)。
全体の作りは、もう20年以上前の作品なので時代がかっていますが、セルアニメなのに乱れが無かったりするのは劇場用を差し引いても凄いです。
あまり作画に点を振っていませんが、現在の水準で見ると、ちょっと地味な印象もありますので。
ストーリーは、ほぼ原作通りで、キャラデザインも原作のイメージに忠実です。
原作には続編がありますが、そこはエピローグでもスルーされています。
SF設定はハードではありませんが、最大の事件となる「ツタ」の件とか、雌雄同体など興味深いものがあります。
SFサスペンスにちょっとだけラブコメ要素が入っているのは、元々少女漫画なせいもあると思いますが、ちょうど良い息抜きになっています。
小ネタ的な部分では若かりし頃の若本氏がヒロインの謎解きをするキャラの声をあてています。

16位 もやしもん

ストーリー:7 演出:8 作画:8 テーマ:6 印象:7 TOTAL:36

ついつい観返してしまう作品です。
キャラの設定的には直保が主人公な訳ですが、周辺のキャラが立ちすぎているので(笑)、今ひとつ目立たないです。
ある意味「菌が見える」という設定すら霞んでしまうような感じで、教授や蛍をはじめ農大の面々が面白過ぎます。
農大ライフを謳っているものの、実際は「発酵」に関することばかりで、話に出てくることはかなり興味深くためになります。
私は原作から入っているので、アニメ化されていない部分も気になるので、是非続きが観たいところです。

15位 まりあ✝ほりっく

ストーリー:7 演出:8 作画:8 テーマ:5 印象:8 TOTAL:36

ジャンル的には学園コメディなんでしょうけど、そんな枠に入らないような作品です。
弄られる為だけに存在しているような主人公の筈?な「かなこ」と、一応ヒロインの立ち位置なんだけど実は男な鞠也の関係と、これまたキャラの立った周囲の人々とのシュールな人間関係が不思議な作品です。
テーマも何もないけど、とにかく可笑しいです。
演出がこれも新房氏なので、シュールさパワーアップで、ぶっ飛んでいます(笑)
OPがこれまた強烈で、なんとなく昔のベネトンのADを思い出します。

13位 交響詩篇エウレカセブン

ストーリー:7 演出:7 作画:7 テーマ:7 印象:8 TOTAL:36

同点13位2作品です。
今回ランクインしている唯一のロボット物ですね。 というかこれしかロボット物を観ていない? いやなんか有名な作品とかそうでないのもエンドロールにありましたね。
4クール物で結構長いんですが、集中して観たのでサクサクいけたと思います。
boy meets girlですが、その女の子が色々普通じゃなくて、というパターンですが、その背景はなかなか大きく難解なものになっています。
登場人物は長い話なのでそれなり多いですが、憎めない人が多く、狸と狐の夫婦にしても主人公に好意的な敵キャラが何人も居たりします。
一応架空の星が舞台で、大気中に存在する粒子に乗ってロボットがサーフィンする!という凄い設定ですが、アクションシーンに変化があって面白いです。
色々と小ネタ的要素(パロディという意味じゃなく)も多いですが、メインは主人公が成長して行き、最後はヒロインのエウレカと世界の存続にまで関わるという役回りになっています。
主人公のみならず、周囲の人達も変化して行くので、その辺りも見所かも?

13位 夏のあらし

ストーリー:7 演出:7 作画:7 テーマ:7 印象:8 TOTAL:36

こちらは1クール目のみ視聴済みです。
この作品も新房/シャフトの組み合わせで、今回3作目ですか(苦笑)。
舞台設定が横浜の白楽とか大倉山で、私の実家にめちゃ近いんですけど(笑)、その辺りもポイントです(いいのか?)。
ヒロイン「あらし」と主人公「はじめ」、大戦中から続く喫茶店「箱舟」に集う人達が繰り広げる、タイムスリップ物のストーリーです。
マスター以外の女性達は皆戦争中に死んでしまった幽霊で、はじめ達と「通じる」ことで過去に飛ぶことが出来ます。
そこで本来死ぬ筈だった人を助けたりする訳ですが、バタフライ効果やパラドックスが発生しないという不思議な状況になっています(1クール目の時点では)。
その辺りの事情は本編中でもネタになっていたりしますが、まあよしとしましょうか?(笑)
話の途中でクールが切り替わっているので、今の時点ではストーリーの先が完全には読めませんが、作品の作りとしては良いと思います。
新房流演出もあまり奇抜という程でもなく、画は相変わらず安定して綺麗です。
今の時点でこの位置に持ってくるのを考えはしたのですが、この先に期待してここに置きました。

12位 桜蘭高校ホスト部

ストーリー:8 演出:8 作画:8 テーマ:5 印象:8 TOTAL:37

内容を知らないときはBL系だと思っていたんですけど(笑)、実際は全然違いました。
少女漫画的逆ハーレムというのが正しいのかな?
実際にはありえない設定の学校と部活が舞台で、なし崩し的にそれに加わることになった主人公は実は女の子だった!という所からストーリーは始まります。
クラブの他の面々は超お金持ちの子息ですが、その背景は様々で必ずしも幸福ではないというのは、この手の作品ではお約束のような設定です。
ただストーリー自体はお馬鹿展開が多く、ただただ笑って観ていられます。
双子絡みと終盤にちょっとシリアスさが増しますが、それ程暗くはならないので、そういうのが苦手な人にも楽しめるのではないでしょうか?
原作は未完のようで、アニメでは途中で終わって(オリジナル?)いますが、まあ綺麗にまとめてあるかな?

11位 宙のまにまに

ストーリー:6 演出:8 作画:7 テーマ:8 印象:9 TOTAL:37

ハイテンション星空ラブコメディ、とでも言いましょうか、学園コメディとしては程ほどのストーリーだと思います。 主人公と幼馴染のヒロインが進学した高校で再会するところから始まるのは良くあるパターンですが、双方の誤解から小学生の時に別れた時のトラウマを引きずっていたところからテンションの差が発生しています。
恋愛感情は無かった筈なのにいつのまにか、というのもお約束ですが、主人公に恋のライバル登場かと思えば、そうでもなく? 一方的に主人公に想いを寄せる女子が1名という感じです。
それよりもこの作品の魅力は「星空」!もうその一点です。
作中に描かれる夜空はリアルで、実際の星空を再現しているという懲りよう。
ストーリーも星の魅力を存分に語っていて、星座と神話の結びつきなど観ていて興味が湧くような構成になっています。
全然興味が無かった私でさえ、思わず天体望遠鏡を買いそうになった!(笑)という、驚異的な洗脳力を持った作品です。
原作がまだ連載中なので、続きも期待出来るかな?

10位 CLANNAD シリーズ

ストーリー:7 演出:7 作画:9 テーマ:7 印象:8 TOTAL:38

対象期間中に視聴したのはAFTERのみですが、まとめて評価しています。 劇場映画版は別扱いです。
朋也と渚のリアル恋愛ストーリーと思って観ているとラストで強烈などんでん返しを食らってしまいますが、ファンタジーとして捉えると、それもアリかなと思います。
それが無いと、主人公はどうしようもなく悲惨な人生でした、で終わってしまい観る側も困ってしまうというか、話の収拾が付かなくなるのではないかと思います。
あの雪の積もる街角のシーンで終わってしまったらどうする?!
で、ファンタジーとしては人生の起伏っぽい展開もあり、妙にリアリスティックな部分があるのですが、基本はハーレム展開のゲーム原作なので、原作の設定を生かそうとするあまり、登場人物が多くなりすぎて全体の構成が散漫になっているような気がします。
本編で無かった智代と藤林姉妹のエピソードを番外編でわざわざ足していることを見ても原作ファンにかなり気を使っているのは解りますが、アニメ単体で観ている者としてはどうなんだろう?と考えてしまう部分でもあります。
いっそ朋也と渚の本筋にあまり関わりの無いエピソードはカットして、本筋をもっと深く掘り下げて描いていたらもっと良かったかも、と原作を知らない私は考えてしまいます。
そうすれば2クールでコンパクトにまとめられるかもしれない、全体のトーンが暗くなりそうだけど…。
劇場版が時間の制約からそれをやっている訳ですが、渚がもう居ない設定でストーリーが進むので、ちょっとその展開が暗すぎる。 あれでは暗ナドです(苦笑)
ただストーリーのまとまりは良かった思います。
こちらのシリーズでは朋也をとりまくハーレムの各キャラごとのエピソードが一通り用意されていますが、それぞれで「泣かせる設定」になっています。
基本ファンタジーなので、風子ちゃん、ことみちゃんや美佐枝さんのストーリーが有得ないと思ってはいけません(笑)
狂言回しで終わりそうな雰囲気だった春原君にもストーリーが用意されていたのは良かったです(妹ちゃんのストーリーという見方も出来ますが…)。

9位 DARKER THAN BLACK -黒の契約者-

ストーリー:8 演出:8 作画:8 テーマ:6 印象:8 TOTAL:38

ごく最近観終わったので印象も強く残っていますが、ストーリー全体の暗さは期間中に観た作品の中でも髄一かもしれません。
とにかく登場人物がどんどん逝ってしまうのが凄まじいです。
2話1ストーリーがずっと続き、終盤のみひと括りでラストに向かうという変わった形式ですが、各ストーリーで登場するゲストキャラが殆ど死んでしまう! 生き残っててもあまりハッピーとは言えなかったり? 唯一は駆け落ちしたチンピラ君達だけなのでは??
しかし構成力が高く、各ストーリーを繋いでラストに持って行くのは秀逸な出来です。
テンポの良さと構成力これがこの作品の強みだと思います。
知らず知らずの内に引き込まれて、一気に観てしまいました。
あと画も綺麗でアクションシーンでも余り乱れず、背景も細かく描き込まれています。
続編のDVDリリースが始まっていますので、全巻出揃ったら一気に観ようと思っています。

8位 ふたつのスピカ

ストーリー:8 演出:7 作画:7 テーマ:8 印象:8 TOTAL:38

プラネテスと対をなすNHKアニメのような扱いを受けてますが、そうですか?!
原作連載中に制作されたので、途中で切る形になっていてライオンさんの扱いが原作と違うそうな?
主人公アスミをはじめ、登場人物のバックボーンが皆凄まじいと言えるほど暗い!
死んでしまっているライオンさんはもちろん(苦笑)、一部を除き誰もが死の影を引きずっていて、もうそこまでして宇宙を目指すか?!みたいな感じです。
「宇宙開発のコストには人が死ぬことも織り込んである」(←実際の話です)そうですが、それにしても…。
過去に負けることなく、ひたすら宇宙を目指す主人公とその周囲の人達の人間ドラマがメインとなるストーリーですが、時折それぞれの過去が語られ、これがもう泣かせる泣かせる…。
第一話のアスミの話から全力で泣かしに掛かってます(苦笑)
ただ安っぽいお涙頂戴ストーリーでは無く、それぞれ悲劇や悲しみを乗り越えて前向きに進んで行くという強い意思の裏打ちとして見せているので、その点は誤解してはいけません。
原作を読んだことはありませんが、完結したところで今続編なり、リメイクをしたら面白そうなんですけど。

7位 トップをねらえ! シリーズ

ストーリー:8 演出:7 作画:7 テーマ:7 印象:9 TOTAL:38

これもつい先日観直したばかりです。
1シリーズ6話構成という短めなストーリーに詰め込まれた内容は結構濃いです、というか2ではかなりきつきつで登場人物が多すぎて、メインの二人以外の人物描写が希薄になってしまっています。
1は「エースをねらえ!」パロディから始まって、とても終盤の展開を予想出来ないような作りになっています。
まさかそれがあんなラストに持って行かれるとは思いもしませんでした。
古い作品なので、表現手法やキャラデザインは時代掛かっていますが、それでも観るべきところは多いです。
ウラシマ効果を巡る設定がストーリー全体のキーになっていて、主人公とその他の登場人物との時間経過の違いからくるドラマを見せています。
SFにロボット物、熱血といった要素を混ぜて、主人公とあこがれの対象となるヒロインの関係を演出するというパターンは1と2共通です。
2はぐっと現代的な雰囲気になっていて、キャラデザインも萌えっぽい感じですが、ベースはやはり熱血なので、あまり萌えっぽくないストーリーです。
その割りに両方ともなぜかやたらオッパイを見せますけど…。そこは男性視聴者へのサービスかな(笑)
宇宙怪獣の意外な正体、主人公ノノの正体もこれまた意外で、ヒロイン・ラルクとの関係も最初は微妙ですが、1程遊びの要素が無く、1話目からきちんとストーリーを進めて行くものの前述の通り登場人物が多すぎで、中盤から後ろ、その辺が散漫になってます。
トップレスやバスターマシンとは?という問いの答え、自分達の居場所を見つける旅のようなストーリーとも思える展開、ノノの裸の特異点など結構難解だったり考えさせられたり、内容盛り沢山です。
1と2のラストはリンクしていて、それぞれ違う位置で同じ光景を見ている、という設定になっています。
宇宙怪獣の件やラストのこともあるので、必ず1から見ないと何を言っているのか解らないという羽目になりますので、ご注意を。

6位 時をかける少女

ストーリー:8 演出:8 作画:8 テーマ:7 印象:8 TOTAL:39

もうこれは青春そのものですよ!
実写の大林作品のイメージしか無かったので、同じタイトルで全くの別作品になっていることに先入観があって、なかなか手を付ける気にならなかったのが正直なところですが、観たらもうハマりました(笑)
設定としてタイムリープというSF的要素があるものの、ストーリーは恋愛ドラマで、おそらくは成就することの無いヒロインの恋を描いています。
未来からやってきた少年がヒロイン達の世界に紛れ込み、ある目的を達成するためだけでなく、一緒に学園生活に溶け込んでしまうという設定は大林作品と同じですが、こちらの場合、なぜそこに居続けなければならなかったのか?という動機付けが希薄です。
明確には語られていなかったと思いますが、ただヒロイン達と居たかったんだろうな?という感じです。
しかし結局は元の世界に帰らなければならないので、別れがやってくるのですが、最後に取り残されるヒロインは一人ぼっちになってしまうじゃないか!という突っ込みはさておき(笑)、タイムリープの扱いに若干矛盾が生じているのではないかという部分も気になるところですが、あえてここで追求はしません。
ラストはほんと切ないですが、叶わないとわかっている恋の切なさに思うところが有る人には、かなり来るストーリーだと思います。
あの年頃に恋して泣いたことがあれば共感できるんじゃないかな?と思います。

5位 ノエイン

ストーリー:8 演出:7 作画:7 テーマ:8 印象:9 TOTAL:39

自分のガールフレンドを奪いに来たのは別世界の自分だった!という強烈なプロットで始まりますこの作品、認識されたものだけがそこに存在する、という量子力学が出て来て理解するのに苦労するかも?
ご都合主義的に使えば何でもアリになってしまうような理論ですが、ここではそれ程悪用(笑)はしていません。
主人公達が住む時空世界とは異なる世界から来た、未来の自分が住む世界を救うためにはヒロインが必要で、その未来の自分は彼女を連れ去ろうとしますが…。
未来の自分とその仲間達、そして主人公の世界の仲間達全員を巻き込み、さらにはその未来の自分の世界を滅ぼそうとしている、さらに別の世界の首領の正体が!という3段重ねの世界の存在がかなり複雑で、それらが混在となってこの作品世界を難しくしています。
しかし主人公とヒロインの関係に絞って観ると、そう難しくもないかと思います。
自分達の未来は、自分達で切り開いて行こう!、無数の選択肢からより良い未来を掴み取って行こうというメッセージが物語が進むうちに見えてきます。
この作品の特徴的なところは作画の変貌で、キャラデザインが毎回のように変わってしまいます。
どうも監督の主義のようですが、作画監督の作風そのまんまで登場してしまうので、余り作画的な変化を気にしない私でも気が付くほどハッキリと変わってしまいます。
これは狙っているので作画崩壊とは言わないんでしょうが、サブキャラの中には誰だか解らなく程、変わってしまう人も居たので、そこまでやるのはどうかと…。
その辺りは好き嫌いが別れるかもしれません。

4位 リストランテ・パラディーゾ

ストーリー:8 演出:9 作画:8 テーマ:6 印象:9 TOTAL:40

母と娘の関係を柱に、ローマのリストランテに押し掛けて来た娘と、そこで働く老眼鏡の紳士達とのエピソードを綴るストーリーです。
その老眼鏡の紳士しか使わないというお店の設定自体が特異というかぶっ飛んでいるのですが、これが実際にあったら取り合えず行ってみたいです(笑)
1クールの中で、なぜ主人公の娘が離婚した母親の店を訪ねて来たのか、紳士達がどうしてそこの店で働くようになったのか?ということが語られ、ラストは母と娘の関係修復?(というほど壊れているとも思えないけど)で綺麗にまとめられます。
作画にかなり癖があって、背景もなんかヌルヌル動いたりするので、ちょっと慣れが必要かもしれません。
ストーリーの展開はスローな感じで、しっとりと語って聞かせるようなペースで進みます。
内容的には大人の女性向けだと思いますが、男性が観ても面白いのではないかな?と思います。

3位 東のエデン

ストーリー:8 演出:9 作画:8 テーマ:8 印象:8 TOTAL:41

TV放映されたのが11話で劇場公開が2話分未視聴になっていますので、厳密にはここで取り上げる要件を満たしていないかもしれません。
ただTV編だけで一応のラストがあるので、取り入れています。
ストーリーは結構唐突で、荒唐無稽のような話ですけど、その背景とか構成されている伏線の組み立てなど、物凄くよく作られています。
実際11話の中でよくこれだけ上手くまとめてあるものだと思います。
キャラデザインと話の硬さがミスマッチの様にも感じますが、この辺りは好みの問題でしょうか。

2位 ef - a tale of melodies / efシリーズ

ストーリー:8 演出:9 作画:10 テーマ:8 印象:8 TOTAL:43

前作もかなり重く暗いストーリーがありましたが、今回はそれに輪を掛けてます。
連作なので登場人物は同じで、スポットの当たる人が変わっています。
前作はみやこの携帯電話の狂気と千尋のストーリーが個人的に肝だったんですが、今回は優子のストーリーですね…。
なんて救いようの無い話なんでしょう。
それを演出で畳み掛けるように見せられるので、もう胸が苦しくなります。
泣ける話というより、それを通り越して涙すら出ないというか、固まって思考が止まるというか。 悲しすぎると泣けなくなる感覚って解りますか?そんな感じです。
うまく文章に出来ないので、出来れば観て確かめて欲しいです。
シャフト作品ですけど、監督は大沼氏なので、新房氏とは演出手法似ているようで違います。
文字の洪水とかホント怖いんですけど…。
舞台設定が紛らわしい部分がありますが、その他にはあまりケチをつけるところは見つかりません。
もう一組のペアの方は、死ぬ死ぬオーラを出している人は死なない、という法則(笑)で。
恋から愛への変化を謳うような内容でしたが、女の子の方が強かったですね。
病気で人はそう簡単に死なないものなんですよ…。

1位 灰羽連盟

ストーリー:10 演出:8 作画:8 テーマ:10 印象:10 TOTAL:46

もうこの作品については、このブログでも存分に書きましたのでそちらを観て欲しいです。
とにかく凄すぎます。
キャラデザインとか背景画の作風とかにこだわって切ってしまうのは勿体無いですよ。
ストーリー自体、かなり好き嫌いが分かれる作品だと思うので、無理にお勧めは出来ません。

以上、至らぬ点は多々あるかと思いますが、ご参考になれば幸いです。 

 

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