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2010年2月25日 (木)

ゼーガペイン (2/22~25)

つい先程完走しました☆
で、シャワーを浴びながら頭の中を整理して(出来てないかも?)、いまパソコンに向かっています。

感想をひとことで言い表すのは難しいですけど、そうですね~。
観終わった後で、

温もりを感じるロボットアニメ

って、初めてです。
ネタバレを回避して話を進めるのが無理っぽいので、この先はご注意を。

アバウトな分類をすると「おまえ(おまえら)はもう死んでいる」系(笑)なんですけど、主人公(キョウ)だけとか言うレベルでなくて、もう人類が全滅していて!、登場する全員が、住んでいる街もコンピューターのデータとして存在しているだけという、空恐ろしい世界。
なぜそうなったのか?誰がそんなことをしたのか?その理由は次第に明らかになって行く…、かと思えば核心部分をアッサリと台詞で説明されたりするのですが(汗)、なかなか強烈な世界観です。
「幻体」として存在する彼らの肉体や記憶、人格もサーバに保存され、その中でしっかり成長もして行く彼らですが、それには有限の時間が定められていた!
そうここにも、居たんですね

終わらない夏を過ごし続ける人々が…。

しかし「セレブラント」として覚醒したキョウ達は、自らの存亡を賭け人類を滅ぼしたガルズオルムと戦います。
サーバ内に残る限られた空間だけの世界、それもサーバが故障したり破壊されれば永遠に失われてしまう世界。
永遠に歳はとらない、しかし5ヶ月の限られた期間を切られ、いつも8月31日でリセットされ巻き戻される時間。
それまであった日々、楽しかったこと、悲しかったこと、頑張ったこと、友情、愛情全てが無かったことにされてしまい、またゼロからやりなおさなければならない無常。
その時間の繰り返しの中でセレブラント達はそのループの中で記憶のリセットを免れていることの、ある意味地獄のような状況。

なんという虚しさ、儚さ…。

ゲームだと思っていた世界が現実だった。
謎の美少女シズノは復元される前のパートナーだった。
お互いに想いを募らせる幼馴染リョーコが覚醒し、一緒に戦うことになったと思った途端に、彼女が消滅してしまう。

いったいどうなって行くんだろう?という思いがストーリーの続きを求め続けます。

なぜ人類が滅んだのか?
その理由は?
誰が何のために?
そしてキョウ達の世界に襲い掛かる者の正体は?

解き明かされる謎は、思いの他アッサリと語られてしまいますが、ひとりの狂気で滅ぶ人類、そこから生み出される再生され永遠に行き続ける命、復元者と呼ばれるそれらは何なのか?
劇中で復元者のひとりシンはキョウ達が自分達に抗う理由を探りますが、ひとつの答えをリョーコから得ます。

主人公達が戦う理由は何なのでしょう?
劇中で「幸福への痛み」という言葉が出てきます。
このひと言がこの作品のテーマなのではないかと思えます。

学園生活の中でキョウが失った友情、パートナーだったシズノと過ごした想い出、戦いの中で失った戦友の命、そしてかけがえの無いリョーコの消滅。
ひとつひとつの痛みを乗り越えながら成長して行くキョウが、仲間たちが最後に掴むのは?

う~~~~ん、どうしても上手く言葉に出来ません。
人が生きて行く中で襲い掛かって来る悲しみ、苦しみを戦い抜いて得るから幸せがある。
痛みを知るから幸せになれる。
そんな語りかけが見えてきます。

物語はハッピーエンドですけど、本当に最後のさいごに「ふわっと心が温かくなる」シーンがあります。

キョウは熱血バカのようでいて、結構賢く前向きで、打ちひしがれながらも次々と襲い掛かる試練を乗り越えて行きます。
最初はシズノがヒロインかと思っていましたが、彼女はキーパーソンで終盤でその秘密が明かされ、ラストに向かって重要な役割を果たします。
リョーコが正ヒロインなのは間違い無いです(笑) 痛みを経た幸せを体現しています。
生徒会長は謎の人物その2という感じですが、やはりこの物語での重要な役割を持っています。
その他のキャラもみな「熱く」、強い意志を持っています。
そう熱血ではあるんですが、あまり熱苦しく無いのがこの作品の妙だと思います。

敵方のキャラが目に見える形では僅か二人、そして意識体のような感じで悪玉の親分(笑)が出てきますが、たったそれだけです。
何か不自然に思えそうですが、それを感じさせないのがストーリー構成の上手さでしょうか。

この作品の凄さは背景やロボットの綺麗さにもあります。
とにかくロボットが美しいです。
キョウ達の「舞浜」の景色も丹念に描かれていて、これも素晴らしいです。
キャラは、時々乱れたりすることがあるので、それが残念ですが、そう酷いわけではありません。

最大の売りはストーリーだと思いますが、謎を解き明かすところで台詞に頼るところが少々多いようにも思います。
それを除けば巧みな進行、程よいバランス感覚と構成的にも文句の言い様が余り無いです。多分…。

音楽も印象的で、OP/EDともロボット物でありがちなアップテンポな曲ではなく、ゆるやかな情感豊かな旋律と歌詞で、物語のイメージを良く表しています。
EDが特に良く、聞くだけで切なくてジーンとくる程です。

う~~~ん、自分で書いてて何ですけど、何か感動を伝えるには不十分です、この文章。
とにかく今まで観たロボット物では一番心地良い感動を貰いました。
殺伐とした感じの作品が多いジャンルですけど、こんなタイプのもあるんだ、という貴重な経験をしました。
時間が許せばもう一度観返したいと思っています。

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