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2010年1月 4日 (月)

ef -a tale of melodies- (1/3)

う~~~~ん、新年早々エライもの観ちゃいました…(汗)

ある程度覚悟をして観始めたんですけど、前作以上にドロドロ…、というかもう今まで観た作品の中で最悪の登場人物が居るかも。
あ、SCHOOL DAYSとかリヴァイアスはまだ観てないですけどね。

誤解の無いように言っておきますけど、決して作品自体が酷いわけじゃないです。

今回は二組の男女のお話が時系列を行ったり来たりしながら平行して進むという、前作a tale of memoriesと似たような構成になってます。
前作のキャラ達が脇役でちょろちょろ出ていますが、ベースの時系列が前作より後の話になっているので、一部後日談的なところもあります。
舞台となっているのは、日本となぜかオーストラリア両方に存在している音羽町で、街並みも同じって…。 訳判らなくなりそうです。

二組のうち、最初に現れるのは、前作チョイ役だった久世と羽山ミズキ。
なんか最初から久世に、「ヤバいぞ」オーラが見えみえで、「あ、この人死ぬんだろうなぁ」という展開が見透かせてしまうのは、狙ってるのかな?
そこへ、一見天然系のようなハイテンションのミズキが現れるわけですが、この子には結構暗い過去があったりします。

次に前作で思わせぶりなセリフを色々しゃべっていた火村、そしてなんだか判らない存在だった優子が二組目。
どういう経緯で二人が知り合って、なぜ火村が優子を待ち続けているのか? それが今回判ります。

シャフト制作で、監督は大沼氏というのは前作同様で、相変らず途方も無く美しい描画というか、背景が突き抜けて凄い! 人物も狂いも無く描き込まれています。
演出手法もシャフト流ではありますけど、新房氏と同じようでちょっと違うような、時々強烈な勢いで畳み掛けるように襲ってくる文字や記号の洪水があって、大画面で観ると怖ろしいですよ…。
6話での優子の教会での独白は恐怖そのものでした。 あと8話の久世の質問攻めも結構怖かった…。

前回もそうでしたが、今回のメイン4人もそれぞれ過去を持っていて、というか引き摺っていて、その呪縛から抜け出す過程がストーリーの核になっているのですけど、重い…。

特に火村と優子は前作の千尋どころじゃなくへヴィです。
かつシナリオと演出がこれでもか?!というくらい執拗に襲い掛かってくるので、観ているほうは胸がキリキリと締め付けられて痛いです。
なにか他のことしながら観てても、気が付くと画面に食いついているし(苦笑)
下手なドラマや映画よりキツイと思います。
優子と義兄との関係、それを聞かされた火村の強烈な怒りと葛藤。
それを嘲るかのような優子の義兄、さらに震災で失った実の妹への想いを引き摺っている二人それぞれの葛藤。 火村に突きつけられる「自らの逃げ」の現実。
優子の今を招いた火村の自身に対する責め。
もうドロドロ…。 書いているだけで頭がクラクラしてきます。
とにかくこの義兄が酷い奴で、火村の持ったナイフを「私に貸せ!私が殺ってやる!」と思った位許せないクズなんですよ。 というか完全に頭イカレテます。
結果的に誰も手を汚すことなく死んでくれるのが幸いですが、これで解放された優子にもトンデモナイことが待っている訳で…。 もうイヤ…。
最終話で奇蹟の再会を果たす二人ですけど、これをハッピーエンドと言って良いのか?!
せつねぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~~!!
ラスト近く、屋上に出た火村と優子のシーンでの、火村の顔や手の動きに鳥肌が立つくらい衝撃を受けました。 もう!ここまで見せるんですか?!

もう一組の方は久世の「全開死ぬ死ぬオーラ」とミズキのバトル(笑)が見物なわけですが、少々のことでは「めげない」ミズキはあの手この手で久世を落とそうと果敢に挑戦し続けます。
その背景にあるのは幼い頃に置かれていた状況に掛かっている部分が大きいと思いますが、このストーリーに登場する人物は、ごく一部を除いてみな何らかの繋がりを持っているので、その結び付きがストーリーの展開にも大きな意味を持っています。
その中でミズキと久世がどう変わり、恋を愛に昇華させて行くのか?というのがこのペアの受け持つパートです。

二組それぞれにテーマを持っていて、終盤になるとかなり強烈にそれを観る者に突きつけてきます。
観様によっては説教臭いと感じるかもしれませんけど、結構真理だったりします。
変に持って回ったような、まわりくどい言い方をしないので、観れば判ります
ここで触れてしまうと面白くないので、観て確認して下さい。

作品の構成上、前作のmemoriesを観ていないと、登場人物の結びつきが判らないのでセットで観る必要があります。 でないと優子のことやエンディングの意味が…。

毎回変わるOP/ED、張り巡らされた伏線、細かなところまで良く練られたシナリオと構成、演出も時にゾッとするほど鮮烈で、観ているものを引き込んでというか巻き込んでいってしまいます。
全体にシリアスな進行ですけど、時々笑いどころというか突っ込みどころが織り込まれて、少し息抜きをさせてくれます。
音楽もシンプルだけど、切なく心に響くピースが多いです。
DVD6巻目に10話の別バージョンがいきなり入っていてビックリしますが、色付きバージョン?ということだそうで…。

全12話をフルに生かして、非常に上手くストーリーをまとめている構成力とシナリオの巧みさ、美しすぎる映像が心に強い印象を残す、昨今稀に見る作品だと思います。

今回敢えて、あまり細かな内容を書きませんでしたけど、ぜひご自身で観て確かめて下さい。
きっと何か心に残ります。 

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アニメ雑感2010」カテゴリの記事

コメント

初めまして、です。ニコ動から参りました。
自分はefアニメ2期は見ていません。というか、当分見ないと思います。
1期はラスト辺りで感動の嵐で、泣きまくってしまいました。
シャフトの過剰とも思える演出が自分にはハマリました。
でも2期は今はまだ見れない。見たくない。
ゲーム原作、プレイしました。
予感はしていたとはいえ (暗示した伏線が忍ばされていたので)、
あの結末は自分的には有り得ません。。。……優子……。
ゲームなんだから、クリアしたら真のハッピーエンド選択できるようにして欲しかった。
ようやく希望の光が微かに……。ああ、ようやく優子に幸せが。
…………。
虎さんと馬さんが一緒にいらっしゃいました。
ニコ動でOP動画は良く見るのですが、本編は心の状態と相談してからかなぁ。
見たいけど見れない、そんな感じです。
蛇足ながら「SCHOOL DAYS」での最悪は主人公に尽きます。多分それが全世界の総意です。
「リヴァイアス」の主人公は一見ヘタレだけど、芯は強い。いざと言う時には。
末筆ながら、頑張って続けて下さいね、ブログ。でも、頑張り過ぎは身体に毒ですから、そこそこにね♪

あらあらうふふさん、いらっしゃいませ。
メッセージありがとうございます。
私は原作のゲームを知らないので、どういうルートだと、どんな結末になるとか判らないんですけど、前作の感じから只ならない内容なんだろうな、という予感はしていました。
そんな訳で、DVDを入手してから観るまで半年以上の時間が掛かってしまった、という裏話もあります。
結構感情移入が激しい方なので、下手すると寝込むこともあり、こういう作品を観るにはかなり勇気が要るんですよ…(苦笑)。
-a tale of memories-の千尋のストーリーは、泣いたというか、全身になんとも言えないような感覚が走ったような感じでした。 そうですね、鳥肌が立つ手前の震えがそのまま暫く続くような?
携帯電話のシーンも恐怖を覚える程でしたが、映像が綺麗な分、演じられているドラマとのギャップが怖さを増すという感じでしょうか。
この- melodies -も、よりパワーアップしている演出で、文句無く上質の作品と言えると思いますが、力を持った作品を受け止めるにはそれなりに覚悟が必要ということで…。
私もお気持ちは良くわかるような気がします。

ニコ動にアニメランキングをうpしてから半年以上経ちましたけど、その後観た作品でランキングを作ってみると、この作品は多分TOP3に入るんじゃないかと思います。
あとアニメの登場人物に本気で殺意を抱いたのは初めてです(苦笑)

「SCHOOL DAYS」はDVDを用意してあるけれど、なかなか観る気になれず…。これもかなり覚悟が要りそうなので。
「リヴァイアス」は序盤の6話くらい観て挫折して放置状態です。

またお気軽に遊びに来ていただければ嬉しいです。

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