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2010年1月 3日 (日)

ちょびっツ (8/16~1/1~2)

一度8月に9話分を観ているんですけど、その後DVDの続きを見つけられなくて放置…。
年末にお値頃な9巻セットを見付けまして、元旦から再度観始めました。
時間が経っているので、一度観た1話から改めてです。
一昼夜で一気に観たわけですが…、

我が国の少子化の原因が判明しました!(大嘘)

美少女の姿をしたパソコンと冴えない浪人生のラブコメという雰囲気なんですが、終盤は結構シリアスな展開になります。

人とパソコン(あるいは人はでないもの)とに恋愛は成立するのか?
お互いを思いやる、愛する気持ちは人とそうでないものを超越出来るのか?

というのがテーマなのかな?
ストーリーとしてはハッピーエンドなんですが、ちょっと待って下さいよ…。
世の中のカップルが人とパソコンだらけになってしまうと、人類が滅びるんですけど?!
倫理的にはヤバイ結末と言えるかもしれません。
もちろん作品中での重要なテーマとして、幾つかのエピソードを交えて見る人に問いかけているわけですが。
結婚して妻がいるにも関わらず、パソコンに心を奪われてしまった夫。
パソコンと結婚し、部品の不具合からデータが失われる現実を受け入れられずに、自らの思い出を残す為にパソコンの死を選択してしまった人。
その呪縛を感じ、自ら壁を作って恋を諦めようとしている娘。
主人公は当初パソコンだと割り切っていたものの、自らが教育し言葉や常識を覚えていく「ちぃ」に次第に心を奪われて行きます。

キーになっているのは「ちぃ」が見つけて読み始める絵本のシリーズ。
「わたしだけのひと」を見つけることが出来るのか?
ちぃと主人公の間を見透かしたようなストーリーの絵本は意外な人物が作っていたわけですが、その本は「人とパソコンが一緒になってしまうと人は人と一緒に居られなくなる」という警告も発しています。

さて、ここで思い浮かぶのは、この作品中のようなパソコンは無いとしても、二次元の女の子やネットアイドルのようなものを偶像化してしまって、生身の女の子に興味をなくしてしまっている人への警告とも取れるのではないかということです。
実際にはこの作品に出てくるようなパソコン的なモノは存在していないわけですけど、ソフトウエアや紙に描かれたモノは受け取り手の身勝手なままに解釈できるだけに、より危険ではないかと思うんですよね。

この作品では、やんわりと警告を発していると思うのですけど、勘違いすると「あぁ!これでもOKなんだ」なんて思えてしまう諸刃の剣だったりします。
んなわけないか(笑)

ある種の人達にとっては「NHKへようこそ!」以上の地雷が隠されている作品かもしれません。

この作品、2002年制作ということで中途半端に古いので、レンタルDVDという形ではあまり見つけられないんじゃないかと思います。
VHSカセットなら、古くから営業していて比較的規模の大きい(ストックスペースの大きい)レンタル店なら置いてあるかもしれません。
私は結局中古を扱っているお店でセット売りを買ったわけですけど、大体1本あたり1000円位が相場なんでしょうか?
この頃の年代の作品ってどれも似たような状況なので、ヒット作以外はレンタル用のDVDを探すのは至難です。

作品の出来はというと、作画もちょびっと乱れるところもありますけど、概ね良好かな?と思うです。 デジタル時代に入っていますので、大きく崩壊するようなことはないです。
細かなところには突っ込みどころもありますけど、最大の謎はラスト近くで【禁則事項】さんが、ちぃのデータ削除とシステム停止を行った後で歩いていた!ってことなんですけど…。
止まってないじゃん( ̄Д ̄;;
あとはキャラのデザイン、特に女性の書き分けが今ひとつというか、表情によってはみんな同じ顔に見える…。
原作がCLAMPなんですが、その割には比較的大人しい?デザインですが、それにしても、もうちょっとなんとかならなかったのかな?と。
「ちょびっツ」を巡る経緯で、反対派勢力のことは殆ど触れられておらず、終盤に出てくる怪しげなパソコン二人に付いての説明も本人達が自己紹介(笑)した以上のことは語られず、いまひとつ説明不足な感もありですけど、まあ気にしなければOK(ぉぃ)。
「実は最終兵器です」とかいうオチだったらどうしようかと思いましたけど、そこまで突飛な設定じゃなくってよかったです。
ラストでパソコン達の目にちょっとした変化が現れるんですけど、これは結構感動的かも。

声優さんの演技ですけど、以前書いたように主人公のセリフが時々「キョン君」に聞こえる(笑)
この主人公、独り言が多いので、なおさらキョンにモノローグのように聞こえてしまったりするわけで…。 もっともこちらの方が杉田=キョンより、はるかに先に登場しているんですけど。
「ちぃ」役の田中理恵さんは、棒読みっぽい「ちぃ」の演技で大変だったのでは? 最初は「ちぃ」とか「ち~ぃ?」しかセリフ無かったわけで…。 でも後半になると時々「あれ?」って思うほど声のトーンが変わったりすることがあったんで、ちょっとビックリ。

OP/EDとも印象深く、OPはホント砂糖菓子のように甘あまな曲で、この作品の空気感が良く出ています。
対して後期のEDは、例の絵本の内容まんまだったりするので、非常に重いです。
この対比が凄いですね。
それにしても、その切ない歌詞がなんとも言えません。
最終話にはグランドEDで主人公とちぃのデュエット!曲が流れますが、杉田さんの歌…(´・ω・`)

キョン!もっとシッカリ歌いなさいよ!!

全巻購入特典の総集編DVDも一応観てみましたが、3話目にちょろっと後日談的なものが入っていて、管理人さんが主人公の大学合格発表の日、お祝いの用意をして待っているという設定なんですけど、結局主人公が志望校に受かったのかは?!

ということで、中古DVDを探してまで観た作品でしたが、総合的な印象は当初の予想よりは良かったです。
ただ用法を間違えると劇薬になるかもしれませんので、使用上の注意をよく読んでから?ご覧になった方がよろしいかと思います。

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