リストランテ・パラディーゾ (11/16~12/16)
先月2話だけ観て放置してたんですけど、続きを今週観始めました。
ニコレッタとクラウディオの恋模様を追いかけるのかと思っていたんですが、それだけでは無かったですね。
リストランテの人々、それぞれにスポットをあて、人物紹介のようにストーリーを展開するので、全11話の大半をそれに費やしてしまっているような?
それでもこのリストランテがどういうところなのか?ということをそこで働く人達の人物像を描き出すことで表しています。
とはいえ、その合間に二人の時間も少しずつ織り込まれているのですけどね。
テーマはなんだろう?と考えると、
愛にはいろいろなカタチがある
というところでしょうか?
離婚した奥さんにまだ未練があるクラウディオ、死別した奥さんを愛し続けるルチアーノ、とても若い奥さんをGETしたヴィート、etc.
独身のジジのストーリーはちょっと違った切り口でしたけど、結構ぐっとくるものがありました。
あとテオの恋模様も意外でちょっと驚きかも?
全体にとてもやさしい雰囲気の作品で、色恋モノの割りには「いやらしさ」が無く、なんか安心して観られるんですよね。
キャラデザインにちょっと癖があるのと、背景や服のテクスチャーの処理にさらに独特な表現がされているので、観る人の好みによっては受け付けないかもしれませんが、個人的には面白くて好きかも。
音楽もOP/ED、BGMとも良い感じです。
とにかく全体の雰囲気が大人の観賞に耐えるだけのものを持っていると思います。
逆に中高生が観たらどんな感想を持つのか興味深いところですけど。
今年観た作品の中でも、かなり上位にランクされる作品です。
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